高級お肉を食べた日のこと教えて!

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高級肉と言えば・・・
大学生の時に東京に遊びに行き叙々苑に初めて行ったとき、すごくおいしいことよりは、煙の臭いがしないことに非常に驚いた覚えがあります。
先週、肉が食べたくなって、変な時間に行ってみたら、叙々苑16時までランチタイムだったようで、一人で好みの焼き方でのんびり。非常に贅沢な時間でした。もうそんなに量食べられないからおいしく雰囲気で食べたい気分です。
 
 

周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。

芥川賞なのでミーハーに買ってみました。

49日というのは、主人公結合双生児の父の兄にあたる伯父が亡くなる。伯父と父の出生にまつわる出来事も、2人が、死に対して思考するきっかけとなり葬式、49日を経て、生きることと死ぬことについて2人が思考するお話のなか、結合双生児の2人の瞬と杏の思考回路がわたし、と私という二人称でかき分けられる。頭のなかで整理するのが大変で…時系列も飛ぶし、量の割に時間がかかった。

一つの身体を2人の人間でそれぞれの思考回路で、生活するので、小児期、思春期、社会人の間に、同じ経験をしてもそれぞれが各々感想を持つ、複雑さ。しかし、一人の人間でも、違う人格が対立して、ジキルとハイドのように存在している。この主人公たちは見た目は左右非対称で違うけど、一つの身体を一人で生きている我々大半とさほど変わらないのではないか。

 

結合双生児の物語にする発想、着想、そして、これだけ書けると、賞の対象になるんだな、とわかった。

 

芥川賞も読み進めてみたいと思うのですが、直木賞に比べると、難解な作品が多いので食指が伸びにくい。