天才だと思う人に出会ったことある?

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天才と思う人って、いろいろ紙一重。ですが、結構魅力的なのです。
 
1年も半分終わってしまいました。
 
 
老人施設でひとりまどろむ佐倉波津子に、小さな箱が手渡された。
「乙女の友・昭和十三年 新年号附録 長谷川純司 作」。
そう印刷された可憐な箱は、70余年の歳月をかけて届けられたものだった――
戦前、戦中、戦後という激動の時代に情熱を胸に歩む人々を、あたたかく、生き生きとした筆致で描ききった感動傑作。
巻末に、文庫のための書き下ろしスピンオフ「ポラリス号の冒険」を収録。
第158回直木賞候補作。
この本は、女性主人公の朝ドラの主人公のお話のようでした。空回り女主人公の話があまり好きじゃないので、ぐっと入り込めないまま、でも戦時中の生活を垣間見るのが気になって読み進めてみた。

 

ノースカロライナ州の湿地で青年の遺体が見つかる。村の人々は「湿地の少女」カイアに疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられ、人々に蔑まれながらたった一人湿地で生き抜いてきたカイアは果たして犯人なのか

こっちの本は、海外小説で、ずっと評判よいもので、気にはなっていたけど、海外ということで敬遠していたが、非常に面白かった。主人公の女の子がすさまじく、たくましく、強く、独学で知識を身に着け、身を立て、というたまらなく大好きなタイプで、そこに差し伸べられる人の善意の手は非常に少ないのだけれど、確実に善良な人がいて、ミステリーなのに、不快ではなく、一気に読んでしまいました。かなりお勧め。

 

無料で「こども飯」を提供する『大衆食堂かざま』。店のオーナーの息子・心也は、怪我で大好きなサッカーができなくなり、中学最後の夏休みを前に晴れない気持ちを持て余している。また心也は、時々こども飯を食べにくる同級生のことを気にしていた。一人は夕花。クラスから疎外され、義父との折り合いも悪い。もう一人は金髪パーマの不良、石村。友情と恋心、夏の逃避行。大人たちの深い想い。〈子ども食堂〉から始まる思いやりの連鎖が、温かな奇跡を呼ぶ。

この作家さんの本はハートウォーミングと決まっているので、心安らかに、そういうことなんだろうなあ。。。と読みました。