好きなおにぎりの具材は?

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おにぎりの具。
最近、塩むすびが、普通においしくて。
具入りのより、おいしい塩のがいいな。
 
暑いので塩分必要。
 
読書は、ベテラン60代の男性作家の2冊。
さすがに熟練の筆力というか、エンタメ小説として、サクサク、読めてしまう。
 

原生林で5歳のASD児が行方不明になった。1週間後無事に保護されるが「クマさんが助けてくれた」と語るのみで全容を把握できない。バッシングに遭う母のため義弟が懸命に調査し、4人の男女と一緒にいたことは判明するが空白の時間は完全に埋まらない。森での邂逅が導く未来とは。希望と再生に溢れた荻原ワールド真骨頂。

自閉スペクトラムの5歳の男の子の、森の中で迷子になった1週間の時間。くまさんが助けてくれた。

上手く言語化できないので、何があったのかわからないのだけれど、少しずつ出てくる言葉と、挟み込まれるエピソードで、「くまさん」が誰なのか、こっちの読み手も引き込まれる。ASDの子と、その周辺の人、かかわった人の今後の人生の展開にも嫌な読後感もなく、エンタメ作品でした。荻原さんらしく、言葉遊びでくすっとさせるとこもあってらしいなあと。単行本

 

出張先から帰れなくなり、幼い娘と毎日画面越しに会話する父親。3年前に母を亡くし、新しいママと初めて迎えるお盆に戸惑う少年。母の都合で転校をくり返しながら、ミックスルーツである自分へと向けられる言葉に悩む少女。いじめを見て見ぬふりしていたことを、偶然出会ったおじさんに言い当てられてしまった中学生――。ままならない現実を生きる人たちのさみしさを、ちょっとフシギなやさしさで包み込む、11の物語。

こちらは、コロナのころかな?という時期に起こる出来事の短編集。ファンタジー要素多め。重松さんの作品には、いじめとかの問題も良く盛り込まれているように感じます。少年少女が読んでもいいような、児童図書のような優しさがあり、こちらも読後感は良い。文庫本

 

さすがにベテランというべきか、こちらが読みなれているせいか、さらさら読めてしまいます。