あなたのお父さんはどんな人?

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父は、私にとって憧れでもあり、ライバルでもある。
ずっと、女のくせに生意気だと、育てられたというか、昭和の男尊女卑の考えだったので腹が立つことも多く、
そのおかげで、女でも男と同じステージにたてる仕事、と育ってきて、今、父と同じ仕事をしている。
仕事歴が全く違うので決して追いつくことはないけれど、お手本でもあり、でも全くはできないでいますので、憧れでライバル。
ここ、私の人生観に深くかかわっているもので、エリザベートのパパみたいにリプライズ、とか聞くと毎度泣く。生きてますけど。要はファザコンなんだな。
 
 

「まだ人生に、本気になってるんですか?」
この新人、平成の落ちこぼれか、令和の革命家か――。
「クビにならない最低限の仕事をして、毎日定時で上がって、そうですね、皇居ランでもしたいと思ってます」
慶應の意識高いビジコンサークルで、
働き方改革中のキラキラメガベンチャーで、
「正義」に満ちたZ世代シェアハウスで、
クラフトビールが売りのコミュニティ型銭湯で……
”意識の高い”若者たちのなかにいて、ひとり「何もしない」沼田くん。
彼はなぜ、22歳にして窓際族を決め込んでいるのか?

新社会人になるころには自分の可能性を知りすぎてしまった令和日本の「賢すぎる」若者たち。
そんな「Z世代のリアル」を、麻布競馬場は驚異の解像度で詳らかに。
20代からは「共感しすぎて悶絶した」の声があがる一方で、
部下への接し方に持ち悩みの尽きない方々からは「最強のZ世代の取扱説明書だ!」とも。
「あまりにリアル! あまりに面白い!」と、熱狂者続出中の問題作。

これ、直木賞ノミネートの4冊目の読了。

Z世代:概ね1990年代後半から2000年代に生まれた世代を指すことが多いが、アメリカ心理学会は1998年生まれ以降を指す、ということなので、私が生んでいてもおかしくない世代の子たち。

物語は意識高い系のビジネスサークルの描写から始まるのですが、一般的な就職活動をしたことがないのと、都会の大学行っていないからまず、入り込めず。

ですが、その世代の大多数の子の描写を見ていると、「結局、世代をまたぐと、新人類とか、理解できないとか、境界線ひきがちだよなあ」と思ってしまいました。なんとなく、自分がどのレベルに行けるか、分かっているまとまっている子が多い印象だし、叱るなんてことはすべてハラスメントになる、というのも他者の評価気にする子が多そうなのでそうでしょう…と一応、全部読んだのですが、本としては

「で?」という内容でした。

これが直木賞か…世代が違うんだなとしみじみ感じた。

 

あと1冊が一番、しっくりしそうな伝記系なので楽しみにしています。