もらってうれしかった暑中見舞いは?

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子どものころ、サンリオショップに行ってはハガキを買って、送りあうのがブームだった時がありました。
ただ
ハガキ代切手代ってどんどん高騰していくようですね。
 
直木賞ノミネートが決まり、柚木さんの『あいにく…』はもう読んでいるので、ここから2冊読んでみました。
青崎 有吾『地雷グリコ』(KADOKAWA)
麻布競馬場『令和元年の人生ゲーム』(文藝春秋)
一穂 ミチ『ツミデミック』(光文社)
岩井 圭也『われは熊楠』(文藝春秋)
柚木 麻子『あいにくあんたのためじゃない』(新潮社)
 

大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中に話しかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗ったが――「違う羽の鳥」 失業中で家に籠もりがちな恭一。ある日小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人にもらったというそれをたばこ代に使ってしまった恭一だが――「特別縁故者」 鮮烈なる“犯罪”小説全6話

コロナの最中、コロナに翻弄されたあの日々を思い出す設定のなかの、短編集。一穂さんの本の中では、後味が悪くない、気持ち悪くない本だと思いました。私は特別縁故者、が好きでした。

 

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。

初読みの作家さん。きっと若い作家さんなんだろうなーと思う作品でした。高校生が主人公で、アニメとかのキャラになりそうな人たち多くて、風変わりなキャラ立ちした登場人物が多いので非常に読みやすいです。昔ながらのグリコとか、だるまさんが転んだ、とかをモチーフにしたルールを新構築したゲームで、バトルする青春もの。ミステリですが人は死なず。

先日、水ダウで「電気椅子ゲーム」というのをやっていまして、ギャンブルをする人たち、ゲームが好きな人たちの心理ゲームを視覚的にみたあとなので、なるほどーと。私はこの手のゲームは、負けるのがそもそも嫌でやりたくないのもありますが、ルールの説明の時点で嫌になってしまうので賭博師にはなれないな