好きな恋愛映画は?

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タイタニック 一応恋愛ジャンルでしょう。でも泣きのポイントは主人公の2人ではなく、沈みゆく船のなか逃げずに横たわる老夫婦、いったんやめかけて、最後まで演奏する音楽隊の人、ここ、何回観ても泣く。
 
泣くと心が楽になる。
 

古豪・明誠学院大学陸上競技部。
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?

一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。

正月の風物詩、箱根駅伝。私はすごく大好きで毎年、仕事がない年は、きっちりテレビを見てます。

この本は、学連選抜に選ばれた、選手たち側と、放送をどのように見せていくか悩めるテレビ局側の2つの軸で箱根駅伝を描いています。テレビ側の方には泣きポイントありませんが、学連選抜の選手たちそれぞれのエピソード、心の動きには、ちょいちょい泣ける。

実際の放送の際、わかりやすいエピソードをやたら盛り込もうとするテレビ放送、金太郎あめ状態で、時々、へたくそ!と思う、悪態をつくこともありますが、選手たち自身は、いろんな思いで走っているんだろうな、と思いを馳せる。

池井戸作品らしい、作品でした。今回も女っけなし。一人女性は、いたけど、全く恋愛要素なし。こういう世界観の本も好き。

 

 
先週から今週にかけて、1週間、怒涛の展開があり、「ああー、人を束ねるって大変なんだな」と当たり前のことを思い知る。で、気持ちは安定しないのですが、とりあえずは今週末の土日の久しぶりの観劇を楽しみに、生きることにする。
失ったものは失ったもの、今残っているものを大事にして、自分ができることをやろう。