あると便利なおすすめ缶詰は?

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缶詰で好きなもの…ないですが、瓶詰で良ければなめ茸が好きです。大根おろしとともに食べるのが至福。
 

小学六年生の美々加は、バツイチ独身のママ・菜摘と二人暮らし。大好きなママに熊田剛という恋人ができてから、美々加は道草をして、わざと帰りを遅らせるようになった。十二歳の誕生日まであと5日という放課後、黒猫のあとをつけ、巨木の根元の空洞をくぐり抜けた美々加は、知らない家で目を覚ました。くみ取りトイレとダイアル式電話。見知らぬ家族に「さら」と呼ばれ、パニックになる美々加だったが……。

不適切にもほどがある、も終わり、「昭和」タイムトリップものということで、読んでみた。

これ、児童文学か、それなら納得。昭和49年にトリップしているので、昭和といっても私が生まれた年で、思い出とかなつかしさも記憶がないので、そこは楽しめない。けれど、小学6年生女子の、大人のおじさんへのうっすらとした生理的嫌悪感とか、あほっぽい男子への気持ちとかは懐かしく思いました。現代と、昭和をつなぐ共通項が、「宝塚歌劇団」。私は全く、造形が深くないのですが、本当に歴史あるものなのね…と、いうか、昔がすごかったんでしょうね、昭和時代の宝塚への憧れ度特別感がすごかった。あとがきが、文庫化になり、去年書かれたものだったせいで、令和5年時点での宝塚で起きた様々な問題への叱咤激励もちらり。