寒くて、出かける気も一切なくなり、勉強もの後、これを見た。Prime Video

 

第96回アカデミー賞で脚色賞を受賞。

アフリカ系アメリカ人の上流階級の作家であり、ロサンゼルスで大学教授として務めるセロニアス・モンク・エリソンが書く小説は、売れ行きは芳しくなく、出版社からは「黒人らしくない」という理由で新作を却下される。一方、黒人の固定観念に迎合したシンタラ・ゴールデンの「We's Lives in Da Ghetto」はベストセラーだ。シンタラの成功にいら立つモンクは、ペンネームを使って黒人作家に期待される文学的常套句であるメロドラマ的なプロット、ダメおやじ、ギャングによる暴力、ドラッグを揶揄した風刺小説「マイ・パフォロジー」を執筆するが、半ばやけになって書いた冗談のようなステレオタイプな黒人小説がベストセラーとなり、思いがけないかたちで名声を得てしまう姿を通して、モンクは、自身が軽蔑している偽善の核心に迫ることになる。出版業界や黒人作家の作品の扱われ方を風刺的に描いたコメディドラマ。

 

あらすじは全くこの通りなのですけど、シニカルなコメディで私はとても面白く見ました。

「マイパフォロジー」を書いた覆面作家として、顔出しNGで、電話口に出版社と電話取材を受ける際、いつも通りしゃべりだすと、「?イメージと違う」という対応され、蓮っ葉な言葉づかいで応対し始めると向こうが興に乗ってくるのとか。

本業の作家として、本屋大賞的なものの選考委員をオファーされるところがとても面白かったです。

 

吹き替えと字幕両方でみくらべたら、字幕観ずに、英語聞き取りたいなーと思いました。時折やってくる語学熱。ちょうど4月だし、NHK講座聞くかな…