料理にオリーブオイルよく使う?
▼本日限定!ブログスタンプ
誰からも愛された弟には、誰も知らない秘密があった。突然姿を消した弟、希望(のぞむ)。行方を追う兄の誠実(まさみ)は、関係者の語る姿を通し弟の持つ複数の顔を知る。本当の希望(のぞむ)はどこにいるのか。記憶を辿るうち、誠実もまた目をそらしてきた感情と向き合うこととなる――。痛みを抱えたまま大人になった兄弟が、それぞれの「希望(きぼう)」を探す優しいエールに満ちた物語。文庫化にあたり、書下ろし短篇を収録。(解説・山中真理)
アダルトチルドレンのお話。ちょっとしんどい。現代の本ですね。親から引き継いだものが、素質も、何もかも、ひっくりかえせない、と大人になっても言ってるのが、読んでるとしんどい。
母が事故死した夜から、葵の日々は一変する。遺されたワインバーを継ぐのか。同棲しているのに会話がない恋人との関係をどうするのか。仕事、恋愛、家族――。人生を見つめ直し、傷ついた過去と対峙することになったとき、32歳の葵が選んだもの、そして選ばなかったものは……。第1回本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞受賞作。
恋愛小説でしたー主人公がありえないでしょう、というくらい次々モテるのだけど、これでもか、というほど、どの男もダメ。爽快なほど恋愛小説でした。恋愛に何かを求めるのではなく、自分のテリトリーを守ってから、そっからの恋愛のほうが、不幸になりませんよーという小説。そもそも32歳の恋愛の話。こういう人は50過ぎても結局、途切れなく誰かがいます。こういう人って、同性から見ても面白いんで、私は友達として、そばにいると好きです(実体験)。