にわとり飼ったことある?

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飼ったことないです。小学校の図工の時間に、鶏を教室内に入れ、それをモデルにデッサンするという授業があり。当然鶏は動き回り、排せつもするし、カオスすぎで、絵にもならなかった記憶。昭和ですね、今やったら大問題でしょう。
 
連休が近づいてきました。土曜の配信は楽しみにしています。
ただ日月1泊2日の東京行き、やはり、体調回復が大問題。
 
 

迷惑、顰蹙、無理難題。人生、困ってからが面白い! 奥田英朗の蔵出し短編集! 貴重な対談2本も収録。脱サラで会社を興した38歳の社長。渋滞中の車にどんどん知らない人を乗せる妻。住み込みで働く職場の謎めいた同僚……。微妙な空気を絶妙に表現する奥田英朗ならではの人間ドラマ!短編、対談からショートショートまで、あれこれ楽しい贅沢な一冊。

頭を空っぽにして読めるほうの奥田作品。中小企業の品のない社長とか、どっかほかの作品に出てきた人か?と思うくらいの秀逸な頻出キャラです。珍しく子供を主人公に据えた「夏のアルバム」は、子供のころの自転車に乗れなかった自分とか、こういうことを、よその人に聞いちゃあいけません、とか、親に何かを事前注意を受けていた「大人の意味不明なルール」のことを思い出して、なんかいい作品でした。

 

女子校時代に少女バンドを組んでメジャーデビューした3人の女性。30代半ばとなった現在、人生のピークは10代だったと懐かしむ毎日を送っている。夫に浮気されたり、自らの見果てぬ夢を娘に託したり……など、日常は冴えない。そんな毎日にひょんなことからあるミッションが舞い込み、3人はまた図らずも力を合わせることに……。人生と本当に向き合い始めた大人女性たちの「生きる手応えとは?」を描いた話題作。

読みながら、やたらと、子供っぽい35歳だな、とか、考え方が、夫のいる人生に頼りすぎだし、頼らない女性像の描き方がステレオタイプだし、角田さんこんな古臭いコンセプトの小説かくとか、おかしくなったかしら?と思いながら読み進めた。

で、あとがき読んで納得。20年前の、VERY連載小説だったそうで、その時代のものを手入れせずに出したんだそう。私30歳くらいだった年代。VERYは美容院でちらっと見るたびに、妻でもありたい、母でもありたい、女でもありたいっていうコンセプトの雑誌で、大変そうだなあと、当時思ったのだった。