体調崩したときに食べるものは?

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ショウガとネギです。昨日今日と、ショウガとネギをしっかり消費して食べました。
ベートーヴェンの時には隣が、チャーリーとチョコレート工場では後方が、これは…という咳をしており、いやだなあ…と思って過ごしていたため、昨日帰宅後からショウガネギシフトひいています。連休明けだし、今週末も仕事のため、休むわけにはいかない。で、いまのところ大丈夫そうです。まあ、増えてるからしょうがない。
 
連休中、移動時読書。
 

夫婦あわせて、もうすぐ180歳。中年となった3人の息子たちは、全員独身――。明石家の主、新平は散歩が趣味の健啖家。妻は、散歩先での夫の浮気をしつこく疑っている。長男は高校中退後、ずっと引きこもり。次男はしっかり者の、自称・長女。末っ子は事業に失敗して借金まみれ。……いろいろあるけど、「家族」である日々は続いてゆく。飄々としたユーモアと温かさがじんわりと胸に沁みる、現代家族小説の白眉。

夫婦あわせて180歳を超えた新平と英子。英子は自宅介護が必要になり、まさに老老介護の生活が始まった新平だが…。果たして、老夫婦が辿る道のりは? そして、妻の「反乱」とは!...

 

この2作は連作で1冊目は、文庫本になっています。2冊目は10月にでたところ。

建設会社を経営していた新平おじいさん夫婦、若いころは妻英子さんを泣かせるオイタをしてたため、90歳になって散歩しててもちょっと痴ほう入ってる英子さんに絡まれる、長男引きこもり、次男LGBTQ、三男自称経営者で全員独身、という一家のお話です。大正昭和の社長だった新平さんが、子供のむしろ世話をしてる感じで、終盤英子さんが介護必要にあっても老々介護してる、けど、暗くはならない。それは体力もある程度の財力もあるからで、それが子供の自立を阻んでいるようなところもありそうで、そんなもんじゃない!と怒られそうですが。それぞれの家庭の事情ってのもあるし、自分たちのできる範囲ですることをするっていう姿勢も好ましいなあと思いながら読みました。

 

 

辻村さんの本はさらっとして読みやすい。受験詐欺の話はちょっと泣けた。どの詐欺も良いことではないけれど、読後感は良い。だけど単行本で買うほどではないかなあ…というくらい簡単に読めてしまった。