あなたを癒してくれる音は何?
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寝るときにYoutubeで眠れる音みたいなのを流していますが効果があるのかどうか不明。
先日、学校閉鎖で帰省してきた甥っ子2名が、お泊りしていたところ、一人が怪しい咳をし始めた。
嫌がる甥っ子を捕まえて、検査を施行し、無事内服開始させて、観察してた。ので若干睡眠不足です。
本当に増えてきた。それはいいのだけれど、薬が供給カツカツだの、検査キットが供給不安定など、いらない手間が多いのが腹立たしい。
前回読んだ2冊、寺地さんと奥田さんの別の本を読んでみた。
同じ地方都市に生まれ育ち現在もそこに暮らしている三人。4歳の娘を育てるシングルマザー――朱音。朱音と同じ保育園に娘を預ける専業主婦――莉子。マンション管理会社勤務の独身――園田。いじめ、モラハラ夫、母親の支配。心の傷は、恨みとなり、やがて……。2023年本屋大賞ノミネート、最旬の注目度No.1作家最新長篇。
寺地さんの方は、地方都市にクラス人たちの息苦しさを書いていて、読んでいて、苦しくなった、って感じ。本屋大賞ノミネートは納得、スイスイ、内容は入ってくる。
昭和三十八年十月、東京浅草で男児誘拐事件が発生。日本は震撼した。警視庁捜査一課の若手刑事、落合昌夫は、近隣に現れた北国訛りの青年が気になって仕方なかった。一刻も早い解決を目指す警察はやがて致命的な失態を演じる。憔悴する父母。公開された肉声。鉄道に残された“鍵”。凍りつくような孤独と逮捕にかける熱情が青い火花を散らす――。ミステリ史にその名を刻む、犯罪・捜査小説。
こういう昭和の時代の犯罪小説だと、捜査の手法なんかは、歴史書のよう、なんだけれど、マスコミや、興味本位の人、などなどのやり口はさほど変わらないという感じ。事件は悲しいお話なので面白いと言ってはいけないけど、こういう濃ゆい警察小説は、私の好みに合います。犯罪を犯した青年の思考回路を読むたびに、「ケーキの切れない非行少年」という本に出てくる青年たちのことを思い浮かべた。
認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの? 青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。彼らはどこまで嘘をついているのか? いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!
現在、これ、読みかけ。小川哲さんは、頭がいい人の文章だなあ…と感心しながら読む。