名言がどれくらいあるのか知りたくて、かぶるまで続けようと思っています。
志がもはや何なのか、分かりませんが、失敗をくよくよ悩むのは止めようと思います。
今日は凄く気が重い会議があり、昨日から腹いたいような頭がいたいような吐き気がするような食欲もないような…不定愁訴の塊でしたが、先ほど終了しました。
いい年して人見知りかよ。嫌なら引き受けなければいいのに。
が、ええかっこしいなので、断れず。
はあ、今日も無事終わってしまった。ので、しばらく首になることもないでしょう。
ストレス解消は最近は読書です。書籍代がかかってしょうがないけど。
大阪の心斎橋からほど近いエリアにある「空堀商店街」。
そこには、兄妹二人が営むガラス工房があった。
兄の道は幼い頃から落ち着きがなく、コミュニケーションが苦手で、「みんな」に協調したり、他人の気持ちに共感したりすることができない。
妹の羽衣子は、道とは対照的に、コミュニケーションが得意で何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいる。
正反対の性格である二人は互いに苦手意識を抱いていて、祖父の遺言で共に工房を引き継ぐことになってからも、衝突が絶えなかった。
そんなガラス工房に、ある客からの変わった依頼が舞い込む。それは、「ガラスの骨壺が欲しい」というもので――。
相容れない兄妹ふたりが過ごした、愛おしい10年間を描く傑作長編。
同じ作者さんを潰すように読むのでこれで4冊目です。
物語のメインの兄、道は、発達障害と診断は受けていないけど、特徴は全部それを示唆する描きかたをされており、この作家さんにはそれらしき人が割と出てくる、というより、最近の本は誰のでも、良く出てきます。世界観が書きやすいのだと思っていて、どうかと思うのもあるんですが。
が、いいな、と思ったのは、この兄妹の後見人のように、親のように見守って思ってくれているガラス工房の先輩技師さんが言った言葉。
この兄、道くんのことを妹が、お兄ちゃんには人と違うから才能があるから認めるというようなことを言った際に
発達障害かどうかはどちらでもいいけど、障害とセットで特別な才能がある人もいるだろうが、障害があるから必ず才能があるみたいな考え方は嫌、それこそ差別、あなたは他人と違った人間だけど特別な何かをもっていますね、なら存在してていいですよって言ってるみたいでいやだ
って言ったのとかが、すごく好感が持てる考えで、いいな、と思いました。
でも大体傾向わかってきたのでやはり、新しい作家を探す旅に出ます。