本屋大賞の歴代ので、気になった作品を読んでみようと思い、これを。
お探し物は図書室まで
お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?不愛想だけど聞き上手な司書さんが本と付録であなたを後押しします。
という話で短編連作で、非常に読みやすい。読み終わった後に、すごく清々しい気持ちになっていきます。本読むのって、その時のコンディションとかで、受け止め方が全然違って、人によっても感じ方受け止め方が違って、それがいいんですよねえ、と読書を肯定されている感じが本好きにはたまらない。今のコンディション的に、読書と手芸なんか、めっちゃくちゃ私にはストライク。
この作者さんのは好きかもと、デビュー作を読み、
舞台は、川沿いの桜並木のそばにある喫茶店「マーブル・カフェ」。必ず木曜日に訪れては、いつも同じ席でココアを頼み、手紙を書いている女性がいました。店員の僕が密かに「ココアさん」と呼んでいる彼女は、ある日いつもと様子が違っており…。
この続編
喫茶店「マーブル・カフェ」の定休日である月曜日に、1度だけ開催した「抹茶カフェ」から始まる物語。東京と京都を人々の縁で繋ぐ1年間。
同じような世界観で連作短編で、すごく悪人が出てくるわけではなく、心穏やかに読み進めることができるのが今の私には合っているらしく、止まらない、サラサラ読めます。
観劇の直前の着席時とかトイレの行列時にスマホでKindleがはかどるので土日で読み切ってしまいました。
もう、この作家さん、そんなに冊数出していないので、ついでに出ている本読んでみようと、今、これをポチッとしました。これも本屋大賞ノミネートだったものです。
この勢いだと、楽しみが消えてしまう。。。ただし、今月来月は特に長距離移動もないし観劇もないので、読書ペースが落ちることを期待しています。