昨日のマリー・キュリーにつづき 今日はジキル&ハイド

 

大千秋楽に。

素晴らしくいいもの観た、確実にバトンは渡された、と思いました。

私は石丸さんの時代からしか観ていないけれど。

★キャスト
ヘンリー・ジキル/エドワード・ ハイド(Wキャスト):石丸幹二 柿澤勇人
ルーシー・ハリス(Wキャスト):笹本玲奈 真彩希帆
エマ・カルー(Wキャスト):Dream Ami 桜井玲香
ジョン・アターソン(Wキャスト)石井一孝 上川一哉
サイモン・ストライド:畠中 洋
執事 プール:佐藤 誓
ダンヴァース ・カルー 卿:栗原英雄
宮川 浩 川口竜也 伊藤俊彦 松之木天辺 塩田朋子
麻田キョウヤ 岡 施孜 上條 駿 川島大典
彩橋みゆ 真記子 町屋美咲 松永トモカ 三木麻衣子 玲実くれあ
スウィング:川口大地 舩山智香子

 

柿澤さんのジキルとハイドは、特にハイドになったときのもう一人の声が凄まじくて、最後の一フレーズごと入れ替わるところとか、どうなってるの?という感じでした。ジキルの時は、年齢的にも若く若手研究者、見た目から線の細い、神経質なのに、ハイドになったときのヤバさと言ったら、罪な遊戯のハイドなんか、超エロい、悪い色気がダダ漏れで、本当に罪な遊戯でありました。

ルーシーの真彩さん。初見でしたが、この人も素晴らしい歌声と演技力ですね。連れてきてのときの歌声も動きもセクシー、前回笹本さんルーシーで「濱田さーん」とロスでしたが、すごかった。語彙力がなくて申し訳ありませんが、すごく色っぽくて、素敵。歌も本当に上手。今後も他の役で観てみたいです。

エマの桜井さん。坂の人か…と思ってましたが、清楚で、綺麗な声で良かったです。気になりませんでした。

アターソン上川さん。私にとってはエリック王子とリフとラム・タム・タガーの人です。声も良いし、娼婦の館につれて行きそうなノリの軽さもありつつ何か安心感あるいいお友達という感じでした。

 

とにかく作品と歌がすごく力があるので、どんどん、バトンは引き継いで行ったらいいんだよなあ。作品の中の人物は年を取らず、こっちが勝手に年を取っていくということにようやく気付いたため、「なんか違う」とその役の代替わりを受け入れないで食わず嫌いなのももったいない、これから、残りの人生、自分より若いままで年が離れていく登場人物を愛でて行こうと思います。