ファントムを見に行ってきました。
私のみたキャストはこちら。

ファントム(エリック):
加藤和樹/城田優(Wキャスト)
クリスティーヌ・ダーエ:
愛希れいか/木下晴香(Wキャスト)
フィリップ・シャンドン伯爵:
廣瀬友祐/木村達成(Wキャスト)
カルロッタ:エリアンナ
アラン・ショレ:エハラマサヒロ
ルドゥ警部:神尾佑
ゲラール・キャリエール:岡田浩暉

安部三博
伊藤広祥
大塚たかし
岡田誠
五大輝一
Jeity
染谷洸太
高橋卓士
田川景一
富永雄翔
幸村吉也
横沢健司

彩橋みゆ
桜雪陽子
小此木まり
可知寛子
熊澤沙穂
丹羽麻由美
福田えり
山中美奈
和田清香

少年エリック:大河原爽介/大前優樹/熊谷俊輝

劇場に入るとちょうど、ロビーのパフォーマンスが終わったところで、安部さんが劇場内へ入っていくところ、五大さんが劇場に入るところで、結構、お客さんの会話にサクッと入ってきたり、お客さんによっては「赤坂のオペラ座にも行きました」とはなしかけて言っている人もいて、みんなすごいコミュ力だな、と感心。パンフレット売りもあれアンサンブルさんよね?という人が売ってて買うか、何かコメントもとめられても困る、と思ったビビりです。
おもいっきり通路側でしたので、
「この劇場には出るんだよ」というシーンに城田ファントムはそういうキャラね、と感心していたら、後ろからがっさがさ遅れて入ってくる人がいるし、おまけに鼻息荒い、近いわ!と思ったら、布被り物をしている人が登場してきて私の真横にいましてびっくりしました。通路演出が多かったし、城田君がすぐ隣を通る~とか、喜んでいました。

宝塚版も前回の海宝君シャンドンが出てきていたころのファントムも観たことないので、
「ファントムがオタクキャラっぽい」というのに度肝を抜かれつつの観劇となりました。ノートルダムの鐘みてるんだっけ?と思うくらい、オペラ座の怪人とは全く別系統の話なんだということがわかりました。
2幕の岡田パパと城田エリックとのやり取りにはうるっとしました。
あとは木下さんの歌のレッスン前とレッスン後の歌の成長具合とか、バレエっぽいのもコンテンポラリーダンスっぽいのも素晴らしく、何より、「仮面の下」を勝手に観ておいておびえて、でもそれを悔いるクリスティーヌの演技、心の動きが秀逸でした。話として納得できる。

でも、一番おっ!と思ったのは、ワイヤーでシューっと上がっていく城田エリックの姿勢の美しさ。次点が、紙吹雪が雪のように舞い上がるシーンとか。
通路の演出が多いと、舞台で観るっていう意義がとてもあるってことで、チケットが欲しい!ていうシーンは、アンサンブルさんも会話しながら通りますし、そういうライブの感触を感じた今、DVD、考えちゃうなあ。予約はせずに帰りました。