![]() | 十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) 842円 Amazon |
読書が進みませんでした。
映画になってるし、そっち見ればいいかあ・・・と折れそうになる心。
でも子供のキャラの書き分けはしっかりできているので、難しいわけではないんだけど。
![]() | 希望荘 (文春文庫) 972円 Amazon |
家族と仕事を失った杉村三郎は、東京都北区に私立探偵事務所を開業する。ある日、亡き父・武藤寛二が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。依頼人の相沢幸司によれば、父は母の不倫による離婚後、息子と再会するまで30年の空白があった。果たして、武藤は人殺しだったのか。35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、昨年発生した女性殺害事件を解決するカギが隠されていた!?(表題作「希望荘」)。
今回、時間つぶしにかったこの本って読んだことあるかなあ・・・
宮部作品で杉村三郎シリーズ、というものでした。
誰か、名もなき毒、までは読んでいましたが、ペテロの葬送は読まないまま、10年以上経過。
久しぶりに、読むと、宮部作品の無駄にイヤミス度が低いところ、懐かしく思いつつ読んでいたら、そうそう、この方の作品はやるせなさはあるんでした。
火車、模倣犯は一気読み、ですが、近年だとソロモンの偽証はちょっと最後の方罰ゲーム感、義務感で読み進めたのですが。よく考えたら老眼傾向で、長編は気力が続かないので、こういう短編作品なら久しぶりに宮部みゆき熱を再燃させようかと、思いました。
村上春樹の騎士団長殺し、文庫になったけれど、長編を読み切る気力があるか心配な今日この頃です