16日、マチネのあと引き続き、ソワレを観に。
マチネ、最前列、ソワレ2列目でそれほど、観る場所に差もなく、真逆のキャストを観ることとなりました。
ソワレのキャストは
マリーアントワネット 笹本玲奈
マルグリットアルノー ソニン
フェルセン伯爵 田代万理生
ルイ16世 佐藤隆紀
マリーテレーズ 高畠美野
ルイシャルル 陳慶昭
それゆえ、昼間にみたキャストとの比較にならざるを得ず、結局そこは私の好みになってしまうこと、
ダブルキャストは
もう一回、選んで観に行ってよいと言われたら
花總・昆・田代・原田
2回いいよ、と言われたら
花總・昆・古川・原田
も行きたいと思います。
って2個前に書いた私の感想です。
だから一方に辛くなるところもあると思われ。(多分組み合わせや見る順番にもよるんだと思う。)またネタバレも含みますので、ご了承ください。また画像で間をあけます。


オルレアン公:吉原光夫
レオナール:駒田一
ローズ・ベルタン:彩吹真央
ジャック・エベール:坂元健児
ランバル公爵夫人:彩乃かなみ
ロアン大司教:中山昇
ラ・モット夫人:真記子
べメール:中西勝之
ギヨタン博士:松澤重雄
ロベスピエール:青山航士
ダントン:杉山有大
荒田至法/石川剛/榎本成志/小原和彦/川口大地/谷口浩久/山本大貴/横沢健司
天野朋子/石原絵理/今込楓/岩﨑亜希子/首藤萌美/堤梨菜/遠山さやか/原広実/舩山智香子/山中美奈/吉田萌美
プロローグ ブリュッセル
プロローグ 群衆
マリーアントワネット フェルゼン
オープニングのフェルセンの語りかける
「まさか、しんじられない・・」第一声から、やっぱり歌は万理生フェルセンだなあ・・・と聞きほれる。声の質感が結局好みなんで耳に届く感じ。
仮面舞踏会の出会いのシーンは、やはり古川君の美しさ(万理生さんもかなりスタイルいいのに、古川君の後で観ると普通の人に見えてしまうマジック)を思い出すわけで、結局フェルセンは、あと2回観ていいならどっちも観たいと感じてしまうわけです。
第1場 パレロワイヤル
なんという王妃~ケーキをお食べ マリー レオナール ローズ
あなたに続く道 マリー フェルゼン
なんという王妃
オルレアン公のパーティー
「ボンソワール」で笹本マリー登場。花總さんの後にみると「わりに庶民派女王として人気出たんじゃないか?」と思うくらい、かけ離れた、浮世離れ感がないなあ、と感じてしまいました。ソロの歌も、このシーンの歌い方、発声が、会ってなさそうな気がしてしまいました。
ですが、あなたに続く道は万理生フェルセンとの歌声も相性良く、マチネの二人より、素敵な曲に聞こえました。(見た目のおとぎ話感はマチネの圧倒的勝利なんです)
第2場 パレロワイヤルの裏通り
100万のキャンドル マルグリット
ソニンマルグリット、100万のキャンドルの出だしの少し抑えている歌い方より、後半の怒りにみちる歌い方のほうがよくあってるなあ、と思いました。全般的に、ソニンさんは強い・やや強い!超強い!!みたいな3段階調整って感じで、昆さんのほうがやや弱いから超強いまで5段階調整があるような感じを受けました。
第3場 ヴェルサイユ宮殿の控えの間
王妃は最先端 レオナール ローズ
輝ける王妃 マリー レオナール ローズ ランバル
もしも鍛冶屋なら~首飾り ルイ マリー レオナール ローズ ベメール
ドレスの歌。ここのマリーは笹本さんのほうがぴったり。きゃきゃっとはしゃぐ姿は観てて無理なし、等身大なような感じでした。
ルイ登場。佐藤さんは本当に歌が上手いし、美声です。演技も猛烈に上手になったと思うのですが、原田ルイ観た後だと、演技のキメがなあ・・・と。プランなのかもしれないけれど、普通の人っぽいのをうまく魅せていた原田さんに比べると、普通に王様っぽさの垣間見える佐藤さんに見えてしまい、これも観た順なんでしょうね。
第4場 マレ地区
今夜から マルグリット
オーストリア女
なぜ違うの なぜ
パンを盗んできたソニンさん。
昆さんは誰もいないパンやさんからすばしっこくパンをとり、貧民街のリーダーというよりマスコットのようなイメージですが、
ソニンさんは人がいてもパン屋を襲撃し、貧民街のリーダーよりも、男装してでもロベスピエールの側近くらいに出世しそうなイメージだなあ、なんて思いました。この辺は強めの歌なのでソニンさんぴったりでした。
第5場 ヴェルサイユ宮殿 国王の作業場
明日は幸せ マリー ルイ ランバル マリーテレーズ ルイシャルル
第6場 通りにて
オーストリア女(リプライズ) マルグリット
第6場 印刷所
私こそがふさわしい オルレアン
第7場 王妃の村里
遠い稲妻 フェルセン マリー
孤独のドレス マリー
フェルセンがわかってないマリーに教え諭し、ケンカになってしまう歌。古川フェルセンは怖いくらい熱い説得でそれはそれは男らしいですが、万理生フェルセンは諭すという秘めた熱さのある歌で、こっちも好みでした。
このシーン、孤独のドレスは笹本さんは歌いにくそうに思えて、ちょっとここ意識遠のいてしまいました。時計みて、まだ50分か、同じところで時計確認。
第8場 グラン・モゴル
見た目が一番 レオナール ローズ ラモット オルレアン ベメール マルグリット
第9場 夏の夜の舞踏会
もしも フェルセン マリー オルレアン マルグリット
首飾り(庭園で) マルグリット ラモット エベール
仮面舞踏会はやはり古川フェルセンだな。仮面付けると笹本さんはちょっと埋もれる、所作かな。
第10場 聖母マリアの被昇天の日
聖母マリア被昇天の日 マリー ルイ ベメール
蛇を殺して マリー ルイ
首飾りの行方 マリー ルイ ロアン
蛇を殺して、みたいな激しい曲調は笹本さんのほうが上手に聞こえました。
第11場 鏡の間
声を上げろ 民衆
もう許さない マルグリット
怒りの場面はソニンさん、さすが。
第12場 宮殿の廊下
私たちは泣かない マリー フェルセン
マチネはもらい泣きしそうになったのですが、目が乾いておりました。
第13場 コラージュ
運命の歯車
1時間20分で一幕終了
第1場 印刷所
世間を支配しろ オルレアン
第2場 ヴェルサイユ宮殿の王妃の部屋
あなたを愛したことだけが マリー フェルセン
第3場 セーヌ川の岸辺
ベルサイユ宮殿への行進 マルグリット オルレアン
ソニンさん、金をばらまけばついてくる民衆の様子に対して切り替え、早く、ささっと革命に燃えていく感じでした。昆さんは少し軽蔑というか呆れている感じに見えた。
第4場 王妃の部屋
神は愛してくださる ランバル
暴徒の行進
第5場 グラン・モゴル
流れに乗ろう レオナール ローズ
第6場 ジャコバン修道院
恐怖政治 オルレアン マルグリット エベール ダントン
本当に男7人分、役に立ちそうなソニンさんです。
第7場 テュイルリー宮殿
憎しみの瞳 マリー マルグリット
あなたに続く道(リプライズ) マリー フェルセン
なぜ彼女は マルグリット
憎しみの瞳、これはソニン、笹本ペアはとっても歌に迫力があって聞きごたえありました。一番、女同士のケンカって感じでぞくゾクしました。
昆さん古川さんに感じた、昆さんのエポニーヌ感(切ない女の子感)がなくて、マルグリットにきゅんとしたかったんだなあ、と思いました。ソニンさんは正義と平等に命かけている強いイメージ。
第8場 逃走
国王の逃亡 ルイ レオナール
フェルセンに、ここでもういい、っていうのは、佐藤ルイだと、フェルセンを遠ざけたい≧ピクニックっていう印象、このルイのほうが頭は回ってそうなのです。
第9場 タンプル塔1
もしも鍛冶屋なら(リプライズ) ルイ
明日は幸せ(リプライズ) マリー マルグリット
ランバル
佐藤ルイはやはり、子供に対して、父性とか、いまさら芽生える王への自覚のなさへの気づき、とかが、落差がないかな、と演技面では物足りないですが、歌は素晴らしいです。
ランバルさんが処刑されるのを知ってみると、ああ、出ていかないで~とこのあたり、胸が苦しい。
第10場 タンプル塔の横の道
暴徒の行進
本当の君は フェルセン
第11場 タンプル塔2
明日は幸せ(リプライズ2) マリー
私たちは泣かない(リプライズ) マリー フェルセン
息子を引き離せ マリー オルレアン エベール ルイシャルル マルグリット
ルイシャルルがこのソワレの子のほうが引き離され方がすごい熱演でした。かつらの色とまゆの色も合わせていて、プロっぽい。
子どもを引き離されたときの悲痛なマリーの歌声は、笹本マリーのほうが熱演だったように思いました。
第12場 パリのパレ・ド・ジュスティス
裁判 マリー マルグリット オルレアン ロベスピエール ダントン エベール
裁判の場面、これも、上手く言えないのだけれど、
「無知でプライドが高くて、善意を信じすぎていた子供っぽかったマリー」と、このシーンで
「地獄を観た後のマリー」の落差が、花總さんのほうが激しいので、より悲劇度が増すように思いました。笹本マリーは最初のころのそこまで無知でプライド高くて・・・っていう感じを受けないんだなあ、と観終わって思ったのです。
第13場 パリの革命広場
その首をはねろ マルグリット
マリーアントワネット(リプライズ) フェルセン
どうすれば世界は
ソニンマルグリットは気の強そうなセリフ回しの際、
「大竹しのぶさん?」みたいな印象だと全体を通して思いました。
リードして力強い歌の時は本当に際立つ。
そして万理生フェルセンは歌が最後まで上手でした。
マチネ、最前列、ソワレ2列目でそれほど、観る場所に差もなく、真逆のキャストを観ることとなりました。
ソワレのキャストは
マリーアントワネット 笹本玲奈
マルグリットアルノー ソニン
フェルセン伯爵 田代万理生
ルイ16世 佐藤隆紀
マリーテレーズ 高畠美野
ルイシャルル 陳慶昭
それゆえ、昼間にみたキャストとの比較にならざるを得ず、結局そこは私の好みになってしまうこと、
ダブルキャストは
もう一回、選んで観に行ってよいと言われたら
花總・昆・田代・原田
2回いいよ、と言われたら
花總・昆・古川・原田
も行きたいと思います。
って2個前に書いた私の感想です。
だから一方に辛くなるところもあると思われ。(多分組み合わせや見る順番にもよるんだと思う。)またネタバレも含みますので、ご了承ください。また画像で間をあけます。


オルレアン公:吉原光夫
レオナール:駒田一
ローズ・ベルタン:彩吹真央
ジャック・エベール:坂元健児
ランバル公爵夫人:彩乃かなみ
ロアン大司教:中山昇
ラ・モット夫人:真記子
べメール:中西勝之
ギヨタン博士:松澤重雄
ロベスピエール:青山航士
ダントン:杉山有大
荒田至法/石川剛/榎本成志/小原和彦/川口大地/谷口浩久/山本大貴/横沢健司
天野朋子/石原絵理/今込楓/岩﨑亜希子/首藤萌美/堤梨菜/遠山さやか/原広実/舩山智香子/山中美奈/吉田萌美
プロローグ ブリュッセル
プロローグ 群衆
マリーアントワネット フェルゼン
オープニングのフェルセンの語りかける
「まさか、しんじられない・・」第一声から、やっぱり歌は万理生フェルセンだなあ・・・と聞きほれる。声の質感が結局好みなんで耳に届く感じ。
仮面舞踏会の出会いのシーンは、やはり古川君の美しさ(万理生さんもかなりスタイルいいのに、古川君の後で観ると普通の人に見えてしまうマジック)を思い出すわけで、結局フェルセンは、あと2回観ていいならどっちも観たいと感じてしまうわけです。
第1場 パレロワイヤル
なんという王妃~ケーキをお食べ マリー レオナール ローズ
あなたに続く道 マリー フェルゼン
なんという王妃
オルレアン公のパーティー
「ボンソワール」で笹本マリー登場。花總さんの後にみると「わりに庶民派女王として人気出たんじゃないか?」と思うくらい、かけ離れた、浮世離れ感がないなあ、と感じてしまいました。ソロの歌も、このシーンの歌い方、発声が、会ってなさそうな気がしてしまいました。
ですが、あなたに続く道は万理生フェルセンとの歌声も相性良く、マチネの二人より、素敵な曲に聞こえました。(見た目のおとぎ話感はマチネの圧倒的勝利なんです)
第2場 パレロワイヤルの裏通り
100万のキャンドル マルグリット
ソニンマルグリット、100万のキャンドルの出だしの少し抑えている歌い方より、後半の怒りにみちる歌い方のほうがよくあってるなあ、と思いました。全般的に、ソニンさんは強い・やや強い!超強い!!みたいな3段階調整って感じで、昆さんのほうがやや弱いから超強いまで5段階調整があるような感じを受けました。
第3場 ヴェルサイユ宮殿の控えの間
王妃は最先端 レオナール ローズ
輝ける王妃 マリー レオナール ローズ ランバル
もしも鍛冶屋なら~首飾り ルイ マリー レオナール ローズ ベメール
ドレスの歌。ここのマリーは笹本さんのほうがぴったり。きゃきゃっとはしゃぐ姿は観てて無理なし、等身大なような感じでした。
ルイ登場。佐藤さんは本当に歌が上手いし、美声です。演技も猛烈に上手になったと思うのですが、原田ルイ観た後だと、演技のキメがなあ・・・と。プランなのかもしれないけれど、普通の人っぽいのをうまく魅せていた原田さんに比べると、普通に王様っぽさの垣間見える佐藤さんに見えてしまい、これも観た順なんでしょうね。
第4場 マレ地区
今夜から マルグリット
オーストリア女
なぜ違うの なぜ
パンを盗んできたソニンさん。
昆さんは誰もいないパンやさんからすばしっこくパンをとり、貧民街のリーダーというよりマスコットのようなイメージですが、
ソニンさんは人がいてもパン屋を襲撃し、貧民街のリーダーよりも、男装してでもロベスピエールの側近くらいに出世しそうなイメージだなあ、なんて思いました。この辺は強めの歌なのでソニンさんぴったりでした。
第5場 ヴェルサイユ宮殿 国王の作業場
明日は幸せ マリー ルイ ランバル マリーテレーズ ルイシャルル
第6場 通りにて
オーストリア女(リプライズ) マルグリット
第6場 印刷所
私こそがふさわしい オルレアン
第7場 王妃の村里
遠い稲妻 フェルセン マリー
孤独のドレス マリー
フェルセンがわかってないマリーに教え諭し、ケンカになってしまう歌。古川フェルセンは怖いくらい熱い説得でそれはそれは男らしいですが、万理生フェルセンは諭すという秘めた熱さのある歌で、こっちも好みでした。
このシーン、孤独のドレスは笹本さんは歌いにくそうに思えて、ちょっとここ意識遠のいてしまいました。時計みて、まだ50分か、同じところで時計確認。
第8場 グラン・モゴル
見た目が一番 レオナール ローズ ラモット オルレアン ベメール マルグリット
第9場 夏の夜の舞踏会
もしも フェルセン マリー オルレアン マルグリット
首飾り(庭園で) マルグリット ラモット エベール
仮面舞踏会はやはり古川フェルセンだな。仮面付けると笹本さんはちょっと埋もれる、所作かな。
第10場 聖母マリアの被昇天の日
聖母マリア被昇天の日 マリー ルイ ベメール
蛇を殺して マリー ルイ
首飾りの行方 マリー ルイ ロアン
蛇を殺して、みたいな激しい曲調は笹本さんのほうが上手に聞こえました。
第11場 鏡の間
声を上げろ 民衆
もう許さない マルグリット
怒りの場面はソニンさん、さすが。
第12場 宮殿の廊下
私たちは泣かない マリー フェルセン
マチネはもらい泣きしそうになったのですが、目が乾いておりました。
第13場 コラージュ
運命の歯車
1時間20分で一幕終了
第1場 印刷所
世間を支配しろ オルレアン
第2場 ヴェルサイユ宮殿の王妃の部屋
あなたを愛したことだけが マリー フェルセン
第3場 セーヌ川の岸辺
ベルサイユ宮殿への行進 マルグリット オルレアン
ソニンさん、金をばらまけばついてくる民衆の様子に対して切り替え、早く、ささっと革命に燃えていく感じでした。昆さんは少し軽蔑というか呆れている感じに見えた。
第4場 王妃の部屋
神は愛してくださる ランバル
暴徒の行進
第5場 グラン・モゴル
流れに乗ろう レオナール ローズ
第6場 ジャコバン修道院
恐怖政治 オルレアン マルグリット エベール ダントン
本当に男7人分、役に立ちそうなソニンさんです。
第7場 テュイルリー宮殿
憎しみの瞳 マリー マルグリット
あなたに続く道(リプライズ) マリー フェルセン
なぜ彼女は マルグリット
憎しみの瞳、これはソニン、笹本ペアはとっても歌に迫力があって聞きごたえありました。一番、女同士のケンカって感じでぞくゾクしました。
昆さん古川さんに感じた、昆さんのエポニーヌ感(切ない女の子感)がなくて、マルグリットにきゅんとしたかったんだなあ、と思いました。ソニンさんは正義と平等に命かけている強いイメージ。
第8場 逃走
国王の逃亡 ルイ レオナール
フェルセンに、ここでもういい、っていうのは、佐藤ルイだと、フェルセンを遠ざけたい≧ピクニックっていう印象、このルイのほうが頭は回ってそうなのです。
第9場 タンプル塔1
もしも鍛冶屋なら(リプライズ) ルイ
明日は幸せ(リプライズ) マリー マルグリット
ランバル
佐藤ルイはやはり、子供に対して、父性とか、いまさら芽生える王への自覚のなさへの気づき、とかが、落差がないかな、と演技面では物足りないですが、歌は素晴らしいです。
ランバルさんが処刑されるのを知ってみると、ああ、出ていかないで~とこのあたり、胸が苦しい。
第10場 タンプル塔の横の道
暴徒の行進
本当の君は フェルセン
第11場 タンプル塔2
明日は幸せ(リプライズ2) マリー
私たちは泣かない(リプライズ) マリー フェルセン
息子を引き離せ マリー オルレアン エベール ルイシャルル マルグリット
ルイシャルルがこのソワレの子のほうが引き離され方がすごい熱演でした。かつらの色とまゆの色も合わせていて、プロっぽい。
子どもを引き離されたときの悲痛なマリーの歌声は、笹本マリーのほうが熱演だったように思いました。
第12場 パリのパレ・ド・ジュスティス
裁判 マリー マルグリット オルレアン ロベスピエール ダントン エベール
裁判の場面、これも、上手く言えないのだけれど、
「無知でプライドが高くて、善意を信じすぎていた子供っぽかったマリー」と、このシーンで
「地獄を観た後のマリー」の落差が、花總さんのほうが激しいので、より悲劇度が増すように思いました。笹本マリーは最初のころのそこまで無知でプライド高くて・・・っていう感じを受けないんだなあ、と観終わって思ったのです。
第13場 パリの革命広場
その首をはねろ マルグリット
マリーアントワネット(リプライズ) フェルセン
どうすれば世界は
ソニンマルグリットは気の強そうなセリフ回しの際、
「大竹しのぶさん?」みたいな印象だと全体を通して思いました。
リードして力強い歌の時は本当に際立つ。
そして万理生フェルセンは歌が最後まで上手でした。