![]() | 羊と鋼の森 (文春文庫) 702円 Amazon |
![]() | ラプラスの魔女 (角川文庫) 821円 Amazon |
こちら2作品。どちらも映画化が決まっている作品です。
1冊目、羊と鋼の森
外村青年・山﨑賢人
憧れの調律師・板鳥を三浦友和
先輩調律師・柳を鈴木亮平
ピアニストの姉妹を上白石萌音、萌歌
2冊目、ラプラスの魔女
大学教授・青江修介・櫻井 翔
自然現象を予言するヒロイン・羽原円華・広瀬すず
円華が探している失踪中の青年・甘粕謙人・福士蒼汰
どちらも速読の私にしてはとても時間がかかりました。
圧倒的に1冊目が面白いというか、丁寧に読みたくなる作品でした。大事件が起きるわけではない、静かな進行。ちょっと表現が冗長というか回りくどいかと思ったりもしながら時間がかかったのですが、丁寧に青年の心理描写をしつつ、成長を描いているともいえるし、読後感が良いです。綺麗な作品だなとおもいました。映画化いいんじゃないでしょうか。みんな透明な感じの人ばかりで、舟を編むを読んだ後みたいな気持ちでした。
2作目。東野圭吾作品なら、一気に先が気になって読みたくなるんだけれど、ちょっとSF系っぽい要素もあり、なんとなくすっきりしない。
主役と思われる教授に魅力感じないというか、映画になっても観ないだろうな、と思いました。たくさん書いてたらこんな作品もあるでしょう、きっと。
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あとがきが一番、ジーンとしました。
![]() | 木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫) 670円 Amazon |
早く賞をとった作品、読みたいなあ。