今日はオペラ座の怪人に。
予定は東京でしたが、遠くに行く体力を考慮し、マタハリとFun Homeはあきらめることにしました。
でも、何か観たいな、ということで、今のキャスト的にみたいので、昨日前日予約。

もう、前もって取らないほうがいいかも。
とちり席のセンターブロックでした。



オペラ座の怪人
橋元聖地
クリスティーヌ・ダーエ
苫田亜沙子
ラウル・シャニュイ子爵
鈴木涼太
カルロッタ・ジュディチェルリ
河村 彩
メグ・ジリー
松尾 優
マダム・ジリー
早水小夜子
ムッシュー・アンドレ
青羽 剛
ムッシュー・フィルマン
青木 朗
ウバルド・ピアンジ
永井崇多宏
ムッシュ・レイエ
深見正博
ムッシュ・ルフェーブル
鈴木 周
ブケー
見付祐一

【男性アンサンブル】
髙橋祐樹
中西勝之
村田慶介
新井 克
山口泰伸
草場有輝
日浦眞矩

【女性アンサンブル】
大岡 紋
大中ゆかり
小川晃世
潮﨑亜耶
徳山稚子
荒巻くるみ
榊山玲子
森 真琴
田原真綾
波多野夢摘
松岡ゆめ
小澤真琴



京都劇場はちゃんとシャンデリアが客席の上空を通って上に上がっていって、落ちるときもその逆なので、広島の時より良かったです。

人生で初めて自分より年下のファントムを観たかもしれないです。と思われる橋元さんのファントム。スタジオライフのPHANTOM~THE UNTOLD STORY~を観て、エリック少年が母に愛されず、彼自身もなかなかなねじれがあって、なかなか壮絶人生を歩んできた人だっていう人物造詣ぴったりの繊細なファントムでした。クリスティーヌに隠れ家で仮面はぎとられて「呪われろ」と言っている姿も哀れで、かわいそうで、ちょっとキュンとしてしまいました。隠れ家での対決シーンもクリスティーヌに「憎しみに変わる」と言われた瞬間に傷ついてる感じも、かわいそうで。音楽や美しいものが大好きで才能はあるのに、人付き合いがとても苦手なかわいそうなエリック少年…なんとか幸せに、と思ってしまうけど難しいよなあ。
久しぶりにラストシーンでファントムに肩入れしてしまいました。歌は結構好きな声ですが演技がそれ以上に好みでした。

苫田さん。私、クリスティーヌ、苫田さん見始めてから、ほかのクリスティーヌの歌、ちょっと受け入れられないで1幕で帰っていたりしています。好みの問題なんですけれど。
それで今回橋元ファントム初めて観たいというのもありましたがクリスティーヌが苫田さんだ、と思ってふらふらと取ってしまいました。やはり、歌声の強さが好き。ポイントオブノーリターンの劇中劇の演技や歌も、女性慣れしていないマントすがたのファントムをかなり悩殺してそうだな、と思います。今日も堪能しました。やはり「歌」に才能がある役だから、そんな人を。

鈴木ラウル。お久しぶり。今日はファントムとクリスティーヌ観るのに忙しくてラウルのことは気にかけていなかったけれど、やはりセリフ安心して聞けます。ファントムとしっかり戦う気がありそうで、首縛られているときの所作も、しっくりくる、私的に。

カルロッタとピアンジは安定の組み合わせ。
ジリー親子も安定。
アンドレさんとフィルマンさんは、青羽アンドレさんを初めてみました。立ち姿がすっとしてて、優しそうな芸術好きな人っぽくてちょいちょいかわいい。青木フィルマンの強面な感じとコントラストがあって面白かったです。

アンサンブルさんの中西さんはレミゼラブルの司教さんと同姓同名だなあ、と今頃気づきました。

オペラ座の怪人、やはりキャスト次第で変わるもんだなあ、と。
怪人役が、私がたいした回数見てないし、偏っていて、23年前から村さん、高井さん、佐野さん、芝さんのループだったのに、ついに、初見のファントムが増えました。
別に若い人じゃないといけないこともないと思いますが、さすがに、もうループが長いので、若い、新しい、ファントム大歓迎です。

これでオペラ座の怪人、ひと段落でいいわ、と思う満足な回で。また、観たことないファントムがやってきたら見てみよう、と思います。
前日予約して良かったです。良い休日になりました。