1月28日、マタ・ハリを。
大阪千秋楽でしたけれど、東京公演は2月3日~だそうです。
私は大阪公演だけで、東京には行かないのでこれで見納めの感想。
内容も含むため、まだまだこれからの方もいらっしゃることでしょうから画像で間を空けます。
少しも知りたくない、これからの方はここで…
土曜日の加藤ラドゥ・東アルマンも持っていましたが、体を休めて体力温存で佐藤ラドゥ、加藤アルマンのみの観劇です。

7列サブセンター 下手


私は不勉強で、マタ・ハリが実在の人物らしいということをうっすらとしか知りませんでした。改めて1回しか観ないから、大体のことをつかんでおこうと、予習。
**「マタ・ハリ」は実在したオランダ出身のダンサー。
フランス、ドイツの数多の将校と一夜を共にし、最終的にはスパイ容疑で処刑された。**
ストーリー
かつて華やかさを誇ったパリも、第一次世界大戦の混乱の中、暗雲がたちこめている。フランス、イギリス、ロシアを中心とする連合軍はドイツ、オーストリア=ハンガリー帝国の同盟軍と激しい戦いをしていた。
この混乱の中で、パリの市民を魅了する一人のダンサーがいた、彼女の名こそマタ・ハリである。インドネシアのジャワ島からやって来たという触れ込みで、オリエンタルな魅力を放ち、ヨーロッパ中に名を轟かす。ヨーロッパ中に知れ渡ったマタ・ハリは、敵味方関係なくあらゆる国を行き来できる地位を得るまでになるのだった。
あるとき、マタ・ハリの地位を利用しようとしたフランス諜報局のラドゥ大佐から、フランス軍のスパイになることを要求される。このラドゥ大佐との出会いが、マタ・ハリの人生を永遠に変えてしまうことになる。
同じときに、マタ・ハリは偶然にも若いフランス軍のパイロットであるアルマンと出会う。二人は心を通わせ合うのだが、マタ・ハリはスパイとしてドイツへと渡ることになり、ドイツ将校ヴォン・ビッシング宅で、任務を遂行する・・・
国旗でフランスの話かドイツの話か分かりやすく
全体的に布の使った演出もあったり、ミュージカルだけれどお芝居っぽい印象が残りました。
キャストさんによっては本当に歌、少ない、少なすぎよ・・・という贅沢なキャスティング(その代わり、その希少な歌唱シーンが猛烈に耳福)
マタ・ハリ:柚希礼音
アルマン:加藤和樹
柚希さん、ふくらはぎの筋肉がすごくて。華奢なぽきっと折れそうな感じの守ってあげたい!じゃなくて、「欧米」の「大人の女」というイメージ。辛い過去を語るシーンもあるけれど、なよなよしたところがなくて、自分の足で、自分の武器を生かして生きてる女。大体のラブストーリーを受け入れられない私ですが、このマタハリの恋心は観てると応援したくなって、アルマンに会いに身分を偽ってドイツに入国するシーンなど、入管の田村さんに憎しみを抱いたほどです。柚希さんの舞台はバイオハザード、ビリーエリオットと数回しか観ていませんが、マタハリは女性らしさもありつつ、強い、というお似合いの役だなあと思いました。
加藤アルマン。レディベスをみてなくて、フランケンシュタイン以降、1年ぶり、だと思います。何というか、愛する女性に抱かれて女性を残して、お亡くなりになる姿が似合いすぎる…立ち回りが似合うし、飛行機に乗るのを嫌がる西川ピエールを説得する姿もかっこいいし、今、思い返すと、この二人は歌が歌は多かったはずなのに、歌の思い出はあまり、この主役2名に関してはないです。
ラドゥー:佐藤隆紀(LE VELVETS)
ミュージカルっぽさはこのラドゥの歌。どの場面も猛烈に歌が上手い。逆に加藤ラドゥーはこの歌が歌えたのだろうか?と勝手に心配するほど、歌は佐藤さんの歌しか覚えていません。真面目に任務に忠実で、戦争を無事に終わらせようとしている歌も素晴らしく、真面目なことは間違いないのに、どうしようもなく、マタ・ハリに惹かれてしまう…自分の家にやってきたマタハリに迫るシーンは、「あっ、フロローだ」と。そのシーンの歌声が迫力あるし、アルマンの亡骸を抱きかかえるマタハリの後ろの2階でラドゥが歌う歌は弱弱しく切ない。どの歌も耳が幸せでした。演技もタイタニックの頃に比べたら素晴らしいと思いますし、歌声の良さのせいか、観るたびに少しスリムになっているような、見た目も私の目を通すと素敵になってきているような、観に行った作品にいるととても歌声が楽しみな俳優さんです。
ピエール:西川大貴
飛行機に乗りたくないってごねる僕ちゃんが可愛いなあとおもったら、ここはダブルキャストの西川さんでした。
パンルヴェ:栗原英雄
アンナ:和音美桜
ヴォン・ビッシング:福井晶一
この3人、ほぼ歌わない、というか栗原さんは歌わなかった、ような。
ですが、栗原さんは佐藤ラドゥーの上官として厳しさを
福井さんは裏切られた男の悲しみ、短いシーンながら印象に残りました。
和音さんはマタハリの付き人としてセリフが多かったのですがセリフ回しが上手で。「客席はどう?」・・・みたいな同じセリフの応酬が3回くらい?、楽屋シーンであるのですが、ラストシーンの和音さんとの4回目?やり取りが切なくて、そこ、私の今日の涙ポイント。和音さんのマタハリを思う気持ち、人を支えるっていう感じ、ナンネール、ぴったり過ぎて早く観たいです。
遠山裕介/則松亜海/田村雄一
石井雅登/乾直樹/金子大介/木暮真一郎/後藤晋彦
彩橋みゆ/石田佳名子/神谷玲花/彩月つくし/花岡麻里名/松田未莉亜/吉田理恵
もう男性アンサンブルさんは全部見分けがつくようになってきました。女性は頑張ればできそうな気がする。
チャンスがあれば、加藤ラドゥ―・東アルマン両方観て感想を書きたかったところですが、たぶん、1回だけだったら、私の好みではこっちが良かった、と、今、思っています。
大阪千秋楽でしたけれど、東京公演は2月3日~だそうです。
私は大阪公演だけで、東京には行かないのでこれで見納めの感想。
内容も含むため、まだまだこれからの方もいらっしゃることでしょうから画像で間を空けます。
少しも知りたくない、これからの方はここで…
土曜日の加藤ラドゥ・東アルマンも持っていましたが、体を休めて体力温存で佐藤ラドゥ、加藤アルマンのみの観劇です。

7列サブセンター 下手


私は不勉強で、マタ・ハリが実在の人物らしいということをうっすらとしか知りませんでした。改めて1回しか観ないから、大体のことをつかんでおこうと、予習。
**「マタ・ハリ」は実在したオランダ出身のダンサー。
フランス、ドイツの数多の将校と一夜を共にし、最終的にはスパイ容疑で処刑された。**
ストーリー
かつて華やかさを誇ったパリも、第一次世界大戦の混乱の中、暗雲がたちこめている。フランス、イギリス、ロシアを中心とする連合軍はドイツ、オーストリア=ハンガリー帝国の同盟軍と激しい戦いをしていた。
この混乱の中で、パリの市民を魅了する一人のダンサーがいた、彼女の名こそマタ・ハリである。インドネシアのジャワ島からやって来たという触れ込みで、オリエンタルな魅力を放ち、ヨーロッパ中に名を轟かす。ヨーロッパ中に知れ渡ったマタ・ハリは、敵味方関係なくあらゆる国を行き来できる地位を得るまでになるのだった。
あるとき、マタ・ハリの地位を利用しようとしたフランス諜報局のラドゥ大佐から、フランス軍のスパイになることを要求される。このラドゥ大佐との出会いが、マタ・ハリの人生を永遠に変えてしまうことになる。
同じときに、マタ・ハリは偶然にも若いフランス軍のパイロットであるアルマンと出会う。二人は心を通わせ合うのだが、マタ・ハリはスパイとしてドイツへと渡ることになり、ドイツ将校ヴォン・ビッシング宅で、任務を遂行する・・・
国旗でフランスの話かドイツの話か分かりやすく
全体的に布の使った演出もあったり、ミュージカルだけれどお芝居っぽい印象が残りました。
キャストさんによっては本当に歌、少ない、少なすぎよ・・・という贅沢なキャスティング(その代わり、その希少な歌唱シーンが猛烈に耳福)
マタ・ハリ:柚希礼音
アルマン:加藤和樹
柚希さん、ふくらはぎの筋肉がすごくて。華奢なぽきっと折れそうな感じの守ってあげたい!じゃなくて、「欧米」の「大人の女」というイメージ。辛い過去を語るシーンもあるけれど、なよなよしたところがなくて、自分の足で、自分の武器を生かして生きてる女。大体のラブストーリーを受け入れられない私ですが、このマタハリの恋心は観てると応援したくなって、アルマンに会いに身分を偽ってドイツに入国するシーンなど、入管の田村さんに憎しみを抱いたほどです。柚希さんの舞台はバイオハザード、ビリーエリオットと数回しか観ていませんが、マタハリは女性らしさもありつつ、強い、というお似合いの役だなあと思いました。
加藤アルマン。レディベスをみてなくて、フランケンシュタイン以降、1年ぶり、だと思います。何というか、愛する女性に抱かれて女性を残して、お亡くなりになる姿が似合いすぎる…立ち回りが似合うし、飛行機に乗るのを嫌がる西川ピエールを説得する姿もかっこいいし、今、思い返すと、この二人は歌が歌は多かったはずなのに、歌の思い出はあまり、この主役2名に関してはないです。
ラドゥー:佐藤隆紀(LE VELVETS)
ミュージカルっぽさはこのラドゥの歌。どの場面も猛烈に歌が上手い。逆に加藤ラドゥーはこの歌が歌えたのだろうか?と勝手に心配するほど、歌は佐藤さんの歌しか覚えていません。真面目に任務に忠実で、戦争を無事に終わらせようとしている歌も素晴らしく、真面目なことは間違いないのに、どうしようもなく、マタ・ハリに惹かれてしまう…自分の家にやってきたマタハリに迫るシーンは、「あっ、フロローだ」と。そのシーンの歌声が迫力あるし、アルマンの亡骸を抱きかかえるマタハリの後ろの2階でラドゥが歌う歌は弱弱しく切ない。どの歌も耳が幸せでした。演技もタイタニックの頃に比べたら素晴らしいと思いますし、歌声の良さのせいか、観るたびに少しスリムになっているような、見た目も私の目を通すと素敵になってきているような、観に行った作品にいるととても歌声が楽しみな俳優さんです。
ピエール:西川大貴
飛行機に乗りたくないってごねる僕ちゃんが可愛いなあとおもったら、ここはダブルキャストの西川さんでした。
パンルヴェ:栗原英雄
アンナ:和音美桜
ヴォン・ビッシング:福井晶一
この3人、ほぼ歌わない、というか栗原さんは歌わなかった、ような。
ですが、栗原さんは佐藤ラドゥーの上官として厳しさを
福井さんは裏切られた男の悲しみ、短いシーンながら印象に残りました。
和音さんはマタハリの付き人としてセリフが多かったのですがセリフ回しが上手で。「客席はどう?」・・・みたいな同じセリフの応酬が3回くらい?、楽屋シーンであるのですが、ラストシーンの和音さんとの4回目?やり取りが切なくて、そこ、私の今日の涙ポイント。和音さんのマタハリを思う気持ち、人を支えるっていう感じ、ナンネール、ぴったり過ぎて早く観たいです。
遠山裕介/則松亜海/田村雄一
石井雅登/乾直樹/金子大介/木暮真一郎/後藤晋彦
彩橋みゆ/石田佳名子/神谷玲花/彩月つくし/花岡麻里名/松田未莉亜/吉田理恵
もう男性アンサンブルさんは全部見分けがつくようになってきました。女性は頑張ればできそうな気がする。
チャンスがあれば、加藤ラドゥ―・東アルマン両方観て感想を書きたかったところですが、たぶん、1回だけだったら、私の好みではこっちが良かった、と、今、思っています。