9月10日ソワレ、レミゼラブル。
14列 センターブロック。
音の響きが素晴らしくて、やはりセンター、いいなあって。
初見のキャストが多かったです。
今回、ヤンバルジャンの見納めできるのが予定的にここしかあわず、ほかのキャストはあまり考えずにとりました。

まずファンティーヌの二宮さん
演技的には予想していたよりはずっと良かったし、
歌、本当に余裕があるなあ、って印象を受けました。歌は好き。
子供がいるママさんには見えないところが工場長に言い寄られるんだろうなあ、という感じでした。
マリウスの田村さん
正確には2015年にはみているのですが、今年は初見。
かわいい。エポニーヌにも無邪気にボディタッチ、ほっぺムギュ、とかしてるし、昆さんエポニーヌとのやり取りははたから見ると、幼馴染というか、親しいいとこというか、これは一方に恋心があると辛かろうなあという感じ。コゼットの家に行くときのジャンプは両手突き上げタイプ。
革命は…出来なさそうだな。上原アンジョルラスにあこがれて、やってそうな感じで、砦から逃げるのも超納得。
何よりも、今日初見でびっくりしたのは
ガブローシュの島田くん。
歌が、素晴らしいし、声も子供の声なのに、厚みがあって、プロ!という感じを受けました。歌、いろいろ聞きたいわ~と思える素晴らしい歌声でした。
女子子役も役替えでは初見だったのですが…子役はかわいいよね。
島田君は子役というか、立派な俳優さんに見えました。カテコでも堂々、上原アンジョとじゃれていたし。
以下、作品の感想というよりは、雑感。私見。思いいれがあるのは厄介です、というお話。

見始めてすぐに、いつもなら、囚人海宝君や村人を観ようと目をこらしたりするところ、
「今日はヤンバルジャン集中できる日だなあ」と思いながら、オープニングから独白まで歌にどっぷりつかっていました。やはり、歌が素敵…声は少し調子が良くなかったように思いますが、お芝居がきめ細かくて、素敵なバルジャンです。次回も出演あれば必ず、ヤンさんのジャンバルジャン、選択したいと思います。今日も、裁き - Who Am I?で、ウルウルしてしまいました。
ファンティーヌを抱きかかえ、コゼットを守る、と誓うシーンも、今回は主にはヤンバルジャン観てウルウルと。
ここらあたりから、あれ?ファンティーヌ、悪くはないんだけれど、見ごたえがないなあ…とうっすら思って、やはり思い入れがあるのは厄介だなあ…と思った。
その後、バルジャンとジャベールの対決は吉原ジャベールとは見ごたえがあり、吉原さんはジャベールのほうが好きだな、今回も、と思いました。
コゼット、宿屋夫妻を観て、コゼットの歌って意外に難しいのかな、と歌声に思ったり、夫妻ももっとエグさがほしいなあ、と思ったり。
そのあと出てきた、ガブローシュの美声に度肝を抜かれてしまいました。これは、今回一番の衝撃でした。
アンジョルラスとマリウスの登場で、やはり上原アンジョルラス、迫力ある~田村マリウス、顔、小さい、昆さんのギャング感がかっこよすぎるなあと。
コゼットの小南さんとマリウスの出会いもきれい。
吉原ジャベールの強盗4人に足をのっけて、靴はらったあとのまとめて蹴っ飛ばしも冷酷そうで毎回好きです。星よ、も素晴らしい拍手でした。
学生たちのア・ベ・セー・カフェ・民衆の歌。
アンジョルラスの声が目立って、その他大勢、学生たち、という仕上がりの歌声がやはりいいなあと思うので、上原アンジョルラス、いいわ~RED!Black!って掛け合う歌もアンジョルラスがややマリウスより圧するか拮抗するのが好みなので、上原アンジョルラスに勝てそうなのはやはり海宝マリウス、と思うと海宝マリウス+上原アンジョルラスは名古屋の私の予定がないことが悲しい。
その後のプリュメ街。
実はここ、眠気が来ることがあって。コゼットの歌の「そんな感じ!」あたりで、ふっと意識が飛ぶ、と言いますか。清水さんだと、表情がクルクルかわったり歌の中に感情の抑揚があったり、バルジャンが「寂しい子だ」、って入ってきてからも目が離せないわけですけれど。
マリウスが登場すると、もちろん覚醒レベルに入るし、今回は初見田村ジャンプ観なきゃっと思ってちゃんと見てたのですが、それほど、組み合わせによっては3重唱もしっくりこないとき、結局、恋愛沙汰が好きじゃないのね、と思います。
その後、テナルディエの襲撃を避けるための叫び声を聞いて、
「どうした??」と飛び出してくる、取り乱したバルジャンの混乱度が高いほど、娘への愛が強そうで好きなのでここもヤンバルジャンの取り乱し具合が好きです。
1幕分ですが、
ここまで書いたら、私、好みがはっきりしてるんだなあ、と。私の感覚で、その人なりの演技プランが見えてきそうな、熱い人が好きなんだなあと。そして歌声が好き、と。
2幕は
エポニーヌの切なさ、昆さんはやはり、オンマイオウンは切なくて、涙、なのですが、
恵みの雨、はマリウスが薄味だなあと思ったり、
その後の苦悩もあまり伝わってこない、と思ったりするのは、別のマリウスの面影追っちゃうからだな、と。
結果、目は忙しいけれど、好きな人がたくさん出てる回観るほうが、疲れるけれど、何倍も楽しめる、と思いました。
でも、ヤンバルジャンを見納めること、
次回、こういうキャストがたくさんいるときに、回数を見極める参考になって、良かったです。
ジャンバルジャン:ヤン・ジュンモ
ジャベール:吉原光夫
ファンティーヌ:二宮 愛
エポニーヌ:昆 夏美
マリウス:田村良太
コゼット:小南満佑子
テナルディエ:KENTARO
マダムテナルディエ:鈴木ほのか
アンジョルラス:上原理生
ガブローシュ:島田裕仁
リトルコゼット:山崎瑠奈
リトルエポニーヌ:岡田奈々
司教 増原英也
工場長 田村雄一
バマタボア 宇部洋之
グランテール 菊地まさはる
フイイ 杉浦奎介
コンブフェール 大田翔
クールフェラック 持木悠
ジョリ 篠田裕介
プルベール 若松渓太
レーグル 染谷洸太
バベ 藤田光之
ブリジョン 山崎一郎
クラクスー 土倉有貴
モンパルナス 田川景一
ファクトリーガール:伊藤美咲
買入屋:廣野有紀
かつら屋:桑原麻希
マダム:柳本奈都子
宿屋の女将:三森千愛
身代わりの妻:篠崎未伶雅
病気の娼婦:石田佳名子
鳩:五十嵐志保美
あばずれ:華花
若い娼婦:五條まりな
14列 センターブロック。
音の響きが素晴らしくて、やはりセンター、いいなあって。
初見のキャストが多かったです。
今回、ヤンバルジャンの見納めできるのが予定的にここしかあわず、ほかのキャストはあまり考えずにとりました。

まずファンティーヌの二宮さん
演技的には予想していたよりはずっと良かったし、
歌、本当に余裕があるなあ、って印象を受けました。歌は好き。
子供がいるママさんには見えないところが工場長に言い寄られるんだろうなあ、という感じでした。
マリウスの田村さん
正確には2015年にはみているのですが、今年は初見。
かわいい。エポニーヌにも無邪気にボディタッチ、ほっぺムギュ、とかしてるし、昆さんエポニーヌとのやり取りははたから見ると、幼馴染というか、親しいいとこというか、これは一方に恋心があると辛かろうなあという感じ。コゼットの家に行くときのジャンプは両手突き上げタイプ。
革命は…出来なさそうだな。上原アンジョルラスにあこがれて、やってそうな感じで、砦から逃げるのも超納得。
何よりも、今日初見でびっくりしたのは
ガブローシュの島田くん。
歌が、素晴らしいし、声も子供の声なのに、厚みがあって、プロ!という感じを受けました。歌、いろいろ聞きたいわ~と思える素晴らしい歌声でした。
女子子役も役替えでは初見だったのですが…子役はかわいいよね。
島田君は子役というか、立派な俳優さんに見えました。カテコでも堂々、上原アンジョとじゃれていたし。
以下、作品の感想というよりは、雑感。私見。思いいれがあるのは厄介です、というお話。

見始めてすぐに、いつもなら、囚人海宝君や村人を観ようと目をこらしたりするところ、
「今日はヤンバルジャン集中できる日だなあ」と思いながら、オープニングから独白まで歌にどっぷりつかっていました。やはり、歌が素敵…声は少し調子が良くなかったように思いますが、お芝居がきめ細かくて、素敵なバルジャンです。次回も出演あれば必ず、ヤンさんのジャンバルジャン、選択したいと思います。今日も、裁き - Who Am I?で、ウルウルしてしまいました。
ファンティーヌを抱きかかえ、コゼットを守る、と誓うシーンも、今回は主にはヤンバルジャン観てウルウルと。
ここらあたりから、あれ?ファンティーヌ、悪くはないんだけれど、見ごたえがないなあ…とうっすら思って、やはり思い入れがあるのは厄介だなあ…と思った。
その後、バルジャンとジャベールの対決は吉原ジャベールとは見ごたえがあり、吉原さんはジャベールのほうが好きだな、今回も、と思いました。
コゼット、宿屋夫妻を観て、コゼットの歌って意外に難しいのかな、と歌声に思ったり、夫妻ももっとエグさがほしいなあ、と思ったり。
そのあと出てきた、ガブローシュの美声に度肝を抜かれてしまいました。これは、今回一番の衝撃でした。
アンジョルラスとマリウスの登場で、やはり上原アンジョルラス、迫力ある~田村マリウス、顔、小さい、昆さんのギャング感がかっこよすぎるなあと。
コゼットの小南さんとマリウスの出会いもきれい。
吉原ジャベールの強盗4人に足をのっけて、靴はらったあとのまとめて蹴っ飛ばしも冷酷そうで毎回好きです。星よ、も素晴らしい拍手でした。
学生たちのア・ベ・セー・カフェ・民衆の歌。
アンジョルラスの声が目立って、その他大勢、学生たち、という仕上がりの歌声がやはりいいなあと思うので、上原アンジョルラス、いいわ~RED!Black!って掛け合う歌もアンジョルラスがややマリウスより圧するか拮抗するのが好みなので、上原アンジョルラスに勝てそうなのはやはり海宝マリウス、と思うと海宝マリウス+上原アンジョルラスは名古屋の私の予定がないことが悲しい。
その後のプリュメ街。
実はここ、眠気が来ることがあって。コゼットの歌の「そんな感じ!」あたりで、ふっと意識が飛ぶ、と言いますか。清水さんだと、表情がクルクルかわったり歌の中に感情の抑揚があったり、バルジャンが「寂しい子だ」、って入ってきてからも目が離せないわけですけれど。
マリウスが登場すると、もちろん覚醒レベルに入るし、今回は初見田村ジャンプ観なきゃっと思ってちゃんと見てたのですが、それほど、組み合わせによっては3重唱もしっくりこないとき、結局、恋愛沙汰が好きじゃないのね、と思います。
その後、テナルディエの襲撃を避けるための叫び声を聞いて、
「どうした??」と飛び出してくる、取り乱したバルジャンの混乱度が高いほど、娘への愛が強そうで好きなのでここもヤンバルジャンの取り乱し具合が好きです。
1幕分ですが、
ここまで書いたら、私、好みがはっきりしてるんだなあ、と。私の感覚で、その人なりの演技プランが見えてきそうな、熱い人が好きなんだなあと。そして歌声が好き、と。
2幕は
エポニーヌの切なさ、昆さんはやはり、オンマイオウンは切なくて、涙、なのですが、
恵みの雨、はマリウスが薄味だなあと思ったり、
その後の苦悩もあまり伝わってこない、と思ったりするのは、別のマリウスの面影追っちゃうからだな、と。
結果、目は忙しいけれど、好きな人がたくさん出てる回観るほうが、疲れるけれど、何倍も楽しめる、と思いました。
でも、ヤンバルジャンを見納めること、
次回、こういうキャストがたくさんいるときに、回数を見極める参考になって、良かったです。
ジャンバルジャン:ヤン・ジュンモ
ジャベール:吉原光夫
ファンティーヌ:二宮 愛
エポニーヌ:昆 夏美
マリウス:田村良太
コゼット:小南満佑子
テナルディエ:KENTARO
マダムテナルディエ:鈴木ほのか
アンジョルラス:上原理生
ガブローシュ:島田裕仁
リトルコゼット:山崎瑠奈
リトルエポニーヌ:岡田奈々
司教 増原英也
工場長 田村雄一
バマタボア 宇部洋之
グランテール 菊地まさはる
フイイ 杉浦奎介
コンブフェール 大田翔
クールフェラック 持木悠
ジョリ 篠田裕介
プルベール 若松渓太
レーグル 染谷洸太
バベ 藤田光之
ブリジョン 山崎一郎
クラクスー 土倉有貴
モンパルナス 田川景一
ファクトリーガール:伊藤美咲
買入屋:廣野有紀
かつら屋:桑原麻希
マダム:柳本奈都子
宿屋の女将:三森千愛
身代わりの妻:篠崎未伶雅
病気の娼婦:石田佳名子
鳩:五十嵐志保美
あばずれ:華花
若い娼婦:五條まりな