昨日2/25に引き続き、まず、2月26日の日曜日マチネの記録。

ロミオ 大野拓朗
ジュリエット 木下 晴香
ベンヴォーリオ 矢崎 広
マーキューシオ 小野 賢章
ティボルト 渡辺 大輔
死 大貫勇介

前日、ソワレと、ロミオと「死」だけが違ってます。この二人に関してはこの1回しか観れないので集中。
マチソワともカメラは1階は上手の方にあったけれど、2階もあったのか?エリザベートの時ほどは台数なかったような気がする。
マチネソワレとも15列と、ロミオが登場する中通路に近いお席。センターブロックはやはりいいなあ、と首の疲れを感じないマチソワでした。
2回目の今日は、観終わったときに、私、一番嫌いなタイプがジュリエットのママだなあ、と。
母でも妻でもなく、「女」。さっぱりしてそうな香寿さんが演じてても、私が嫌だなあと思うタイプの女性なので、女おんなした人がやってたら、一生、その人、嫌いになりそう。
親の決めた結婚をどうしてしないといけないの?→「私がそうだったから」
「涙の谷」で、とんでもない真実、言うんじゃないよって思う。復讐で生んだ子供とか、絶対、嫌だな、と、子どもの命を軽めに考える人がとても嫌いなので、一生墓場に持って行け!そんな話聞いた後なら、反抗的にもなるわ、と、とジュリエットものすごく肩入れしたのでした。
だからシルビア乳母(妊婦的な恰好がなあ…)の気持ちや、ジュリエットの岡パパ(イタリアの伊達男で髪型は個性的ですが好きです)は真実知ってて、育ててたのに、殴ったのが最後の別れなんて切なすぎるし、とかなりズシーンと。
ここらあたりの大人キャストの歌は、生き方はどうであれ、文句なく、素晴らしいです。
そして、大野ロミオ。
色々、歌に関して聞いていたので、観なくてもいいかなと思っていたのですが、食わず嫌いは行けません。
女たちは追いかけてくる、何もしなくても、と歌いながら登場するけれど、無自覚に、思った数以上に優しく、愛を振りまいてそうな感じだなと思いました。昨日のアフタートークで感じた通り、キャラ的に「陽」ちゃんと愛されて育ったお坊ちゃんって感じ、でした。
歌もソロの歌は思った以上に良かったです、「町に噂」がとか、大人数で歌うのは埋もれちゃうのね、と思ったけれど、若手キャストはほかに歌が気になる人がいたので、もう…
でもすごくいいなと思ったのはキャラに合った演技部分でした。好き→結婚しよう、っていいそうだし、マーキューシオを刺されたからと、ティボルトに一直線に復讐しそうだし(ここの怒りの感情はすさまじく説得力あり)、そして、ヴェローナ追放されて、追放は死と同じだと神父様のよこでしょんぼりしてるのを、「頑張れ」って言いたくなる感じ。幼く、可愛い感じでした。
そのせいか、「僕は怖い」とかは、ああ、この子はそんなこと考えているのかなあと思ってそれほど印象に残らなかったので、前の日にぞわぞわした、このシーンにあまりにぞくっとしなかったです。シンクロする感じはやはり、ロミオのダンスの人かどうかなのかな…ここは好みの問題でしょうか。
ただ、大野ロミオのキラキラした感じ、ロミオらしくて良かったと思います。
ロレンス神父にはシャンプーハットネタを「神父さまも最近使っているって聞いてますけど」と手で作ったマイクで天真爛漫に聞いてました。
木下ジュリエットは、どちらのロミオに対しても、しっかりしてて、もし駆け落ちしても、しっかりロミオを尻にひいて、生きていけそうな、芯の強さを感じました。歌も演技も初舞台とは思えない感じ。
矢崎、小野ペアは可愛いベンヴォーリオに、チンピラマーキューシオ。歌は矢崎さんは前日より立て直されていました。ホッとしました。
渡辺ティボルトは、熱かった。刺されたあとの倒れ方が昨日より粘ってた。ジュリエットへの思いの一途さが、あって、彼も家に縛られてると、思うと共感。
大貫さんの「憎しみ~エメ」のその場でくるっと前転、回転の振り付け、流れの中でやってしまうので、すごいなあと(そのところ、宮尾さんはバレエらしいターン、これも美しい)。古川ロミオとの組み合わせだとまた印象が違ったのでしょうから、どうにかいけないかと考えてしまいましたが…ダブルキャストって怖いですね。
カテコは昨日はロミオ、ベンヴォーリオ、マーキューシオ、ティボルトの4人で踊って、ティボルトだけ、決めポーズ仲間外れ、と「死」の宮尾さんが手を振ろうと上げかけて最後まで上げない。
今日のマチネは結婚の申し込みで、アンサンブルさんのつくるハート型の中にパリスとジュリエットが入ってるという架空の恋愛成就パターンと、大貫さんが投げキッスを渡辺さんと客席に向けてする。
ついでに、この日日曜日のソワレのカテコ。
ソワレが古川ルドルフとトートダンサー、小南さんと田極さんのマイヤーリンク、ルドルフが手ピストルで撃ちぬく、田極さんが運ぶ時のようにお姫様抱っこ、っていう、観たいやつでした。「死」の宮尾さんは、ジュリエットとティボルトに手をプラプラさせられてました。

NU茶屋町のパネル展。
カテコ分までソワレは覚書で、ソワレの本編はまた別記事に。
キャストは全くマチネと入れ替わりましたので、印象がだいぶん違ったり、ちがうことやってるのね、と色々観て結局、移動が短いけれど、疲れたなあ…ということで、明日から備えて寝るのと、もう一晩練って書かないと夜中に書くといけないこと書きそうなので、ここでひとまず。

ロミオ 大野拓朗
ジュリエット 木下 晴香
ベンヴォーリオ 矢崎 広
マーキューシオ 小野 賢章
ティボルト 渡辺 大輔
死 大貫勇介

前日、ソワレと、ロミオと「死」だけが違ってます。この二人に関してはこの1回しか観れないので集中。
マチソワともカメラは1階は上手の方にあったけれど、2階もあったのか?エリザベートの時ほどは台数なかったような気がする。
マチネソワレとも15列と、ロミオが登場する中通路に近いお席。センターブロックはやはりいいなあ、と首の疲れを感じないマチソワでした。
2回目の今日は、観終わったときに、私、一番嫌いなタイプがジュリエットのママだなあ、と。
母でも妻でもなく、「女」。さっぱりしてそうな香寿さんが演じてても、私が嫌だなあと思うタイプの女性なので、女おんなした人がやってたら、一生、その人、嫌いになりそう。
親の決めた結婚をどうしてしないといけないの?→「私がそうだったから」
「涙の谷」で、とんでもない真実、言うんじゃないよって思う。復讐で生んだ子供とか、絶対、嫌だな、と、子どもの命を軽めに考える人がとても嫌いなので、一生墓場に持って行け!そんな話聞いた後なら、反抗的にもなるわ、と、とジュリエットものすごく肩入れしたのでした。
だからシルビア乳母(妊婦的な恰好がなあ…)の気持ちや、ジュリエットの岡パパ(イタリアの伊達男で髪型は個性的ですが好きです)は真実知ってて、育ててたのに、殴ったのが最後の別れなんて切なすぎるし、とかなりズシーンと。
ここらあたりの大人キャストの歌は、生き方はどうであれ、文句なく、素晴らしいです。
そして、大野ロミオ。
色々、歌に関して聞いていたので、観なくてもいいかなと思っていたのですが、食わず嫌いは行けません。
女たちは追いかけてくる、何もしなくても、と歌いながら登場するけれど、無自覚に、思った数以上に優しく、愛を振りまいてそうな感じだなと思いました。昨日のアフタートークで感じた通り、キャラ的に「陽」ちゃんと愛されて育ったお坊ちゃんって感じ、でした。
歌もソロの歌は思った以上に良かったです、「町に噂」がとか、大人数で歌うのは埋もれちゃうのね、と思ったけれど、若手キャストはほかに歌が気になる人がいたので、もう…
でもすごくいいなと思ったのはキャラに合った演技部分でした。好き→結婚しよう、っていいそうだし、マーキューシオを刺されたからと、ティボルトに一直線に復讐しそうだし(ここの怒りの感情はすさまじく説得力あり)、そして、ヴェローナ追放されて、追放は死と同じだと神父様のよこでしょんぼりしてるのを、「頑張れ」って言いたくなる感じ。幼く、可愛い感じでした。
そのせいか、「僕は怖い」とかは、ああ、この子はそんなこと考えているのかなあと思ってそれほど印象に残らなかったので、前の日にぞわぞわした、このシーンにあまりにぞくっとしなかったです。シンクロする感じはやはり、ロミオのダンスの人かどうかなのかな…ここは好みの問題でしょうか。
ただ、大野ロミオのキラキラした感じ、ロミオらしくて良かったと思います。
ロレンス神父にはシャンプーハットネタを「神父さまも最近使っているって聞いてますけど」と手で作ったマイクで天真爛漫に聞いてました。
木下ジュリエットは、どちらのロミオに対しても、しっかりしてて、もし駆け落ちしても、しっかりロミオを尻にひいて、生きていけそうな、芯の強さを感じました。歌も演技も初舞台とは思えない感じ。
矢崎、小野ペアは可愛いベンヴォーリオに、チンピラマーキューシオ。歌は矢崎さんは前日より立て直されていました。ホッとしました。
渡辺ティボルトは、熱かった。刺されたあとの倒れ方が昨日より粘ってた。ジュリエットへの思いの一途さが、あって、彼も家に縛られてると、思うと共感。
大貫さんの「憎しみ~エメ」のその場でくるっと前転、回転の振り付け、流れの中でやってしまうので、すごいなあと(そのところ、宮尾さんはバレエらしいターン、これも美しい)。古川ロミオとの組み合わせだとまた印象が違ったのでしょうから、どうにかいけないかと考えてしまいましたが…ダブルキャストって怖いですね。
カテコは昨日はロミオ、ベンヴォーリオ、マーキューシオ、ティボルトの4人で踊って、ティボルトだけ、決めポーズ仲間外れ、と「死」の宮尾さんが手を振ろうと上げかけて最後まで上げない。
今日のマチネは結婚の申し込みで、アンサンブルさんのつくるハート型の中にパリスとジュリエットが入ってるという架空の恋愛成就パターンと、大貫さんが投げキッスを渡辺さんと客席に向けてする。
ついでに、この日日曜日のソワレのカテコ。
ソワレが古川ルドルフとトートダンサー、小南さんと田極さんのマイヤーリンク、ルドルフが手ピストルで撃ちぬく、田極さんが運ぶ時のようにお姫様抱っこ、っていう、観たいやつでした。「死」の宮尾さんは、ジュリエットとティボルトに手をプラプラさせられてました。

NU茶屋町のパネル展。
カテコ分までソワレは覚書で、ソワレの本編はまた別記事に。
キャストは全くマチネと入れ替わりましたので、印象がだいぶん違ったり、ちがうことやってるのね、と色々観て結局、移動が短いけれど、疲れたなあ…ということで、明日から備えて寝るのと、もう一晩練って書かないと夜中に書くといけないこと書きそうなので、ここでひとまず。