マーダーバラッド 初日に行ってきました。
舞台が暗転して、時計見たら80分、あっという間でした。



再びライトがついて、音楽がまた始まって、初日ということで、一言あいさつがありました。会場出て19:41の阪急乗れるくらい、本当に短い。

アッキーから、日本初初演(にほんはつしょえん)です!すかさずツッコミが入り、「日本初上陸」のマーダーバラッド、いかがだったでしょうか?と。
関西出身の橋本さんは、今日は大阪弁封印してましたけど~とかなり関西弁で、
お客さんが入らないと成立しない作品です、と濱田さん
感想が言いづらい作品ですが、とにかく、「見に行ってね」と周囲のみなさんに伝えてください。と平野さん。

初日だし、確かにネタバレ抜きの感想書きづらいのですが、
私は結構、この作品好きかも~と思いました。

以下
ストーリーは載っているものを転載したり、内容に触れるかもしれないので、画像、いくつか挟み込んで感想書きます。まっさらな気持ちで観られる方は先すっ飛ばしてください。






プログラム、こんな感じで、挟み込まれています。

A列センターだったので、ド迫力でした。
ステージシートは上手側、下手側2列づつあって、いろんな形の椅子が並べられていた。結構見やすそうかもしれないので、私も一つくらいそっち挑戦でも良かったかな~と思ったけれど、席は今日のは本当に良かった。

ニューヨークで暮らすトム(中川晃教)とサラ(平野綾)、若い二人の燃え上がるような恋は、トムからの一方的な別れにより終わりを向かえた。傷心のサラはマイケル(橋本さとし)と出会い、結婚。幸せな生活を送っていた。しかし徐々に代わり映えしない日々に嫌気を感じ始めた頃、かつての恋人トムと再会、平穏な日々は揺らぎ始める。
危険な恋におぼれてゆくトムとサラ。妻をうたがう夫マイケル。そして、すべてを見つめ続ける一人の女(濱田めぐみ)・・・
やがておこる殺人事件。
4人の運命とは・・・


この4人しか出てきません。歌は素晴らしくお上手なので、あたらめては書きません。
濱田さんは、女ルキーニのごとく、トムとサラの若いころの恋から、マイケルとの結婚、幸せな結婚生活、倦怠期突入、その間、くすぶるトムのこと、などをナレーターとして歌い上げます。
出ずっぱりで、他の人が歌っている間も、状況を面白がるかのように、ニヤニヤしてたり、バーテンとして、お客さんの相手してる風の演技をされたり、観てると、飽きません。でも、トムとサラが再会して、バーに現れたときに
以下反転「拭いたばかりのテーブルに」「私のものに触らないで」とトムへの感情をちょっと露わにしてるところだけが感情的、最終的結論への伏線なんでしょうね。(と予習してたので知ってたのもあるけど)
平野さん、歌声が太くなってて、留学した、ソニンちゃん系のちょい悪な雰囲気が出ていろんな役が出来そうな気がします。そりゃあ、二人の男の心を虜にするでしょうよ、と思うかわいい、セクシーで、うらやましい役でありました。アッキーとは結構、絡み合うのですが、二人とも背は低いけど、お顔がコンパクトなので、お似合いで、綺麗でした。
アッキー、ちょっと悪い、危険な男、思った以上に、セクシーでした。最初、橋本さんのほうがいい夫より、ちょい悪でしょ、と思ったりしました(勝手なイメージです)が、すごくかっこよかった。別れを告げられるときの、サラを押さえつける歌の迫力や、大きな橋本さんとの立ち回りシーン、悪い人感が出ていて色気ある!とガン見してました。
橋本さん、良い夫に見えないなんて、言ってごめんなさい、というくらい、包容力あり、いい夫にだんだん見えてきました。

サラとマイケルの子供がフランキー。呼ばれるたびに、ジャージーボーイズのことを思った人はたくさんいたに違いない。



私、これ、ナレーターでした。光栄です。が、意外に当たってて怖い。

冒頭に点灯され、最後にふきけされるアロマキャンドル、すごくいい匂いしてたようにおもうので、今度買おうかな…