スカーレットピンパーネル、マチネをみてきました。佐藤ロベスピエールはお初です。


佐藤ロベスピエールは、予想以上に怖かった、ド迫力でした。ウェールズ公はすっとぼけてて、どっから声出してるの?っていう、演じ分けが素晴らしかったと思います。演技力がすさまじく向上されたのではないかと、びっくりしました。(最初みたのが、歌は凄いのに演技っ…?!のタイタニックのあの乗客なので、比較の対象がいけませんね)



本日、1階ですが、なんと最後列の26列サブセン(隣は機械操作してるところ)。これで前回の5列目と同じ値段…次回は前方だからバランスは取れてるわけです。
でも段差があるので、人の頭に隠れることなく、見通しは良く、音は良く聴こえます。
ただし、オペラは使わない主義なので、顔を一生懸命認識しなくていい場面は、5分ほど、意識が遠のき頭がガクッとし、後ろの人がなくて良かったと思いました。ちなみに、バラ庭園のショーブランとマルグリッドのシーン、愛を語るシーンに興味薄いうえに、声があまりにいいもので、目をつむったらついつい。

そんな感じでしたが、個人的に好きなところ。順不同に。
安蘭さんが、一人フランスに潜入し、酒場に入るところ、正体ばれて、フランス語で歌い上げる地声の歌が、めっちゃくちゃかっこいいです。
フェンシングが誰よりも強く、あれだけ気が強くて、気丈、普通にパーシーには腕っぷしでも勝ちそうなのに、自分の愛する人、パーシーには、ちょっと乙女なところが、可愛いかも、と思います。
安蘭さんと、矢崎くんが、2幕、タッソー作のアレをラグビーよろしく、何回か、パスしあっているのが結構おもしろいです。
ピンパネ団は、ただ、そこにいるだけで、目が忙しくなってしまいますけど、大田くんと廣瀬君が比較的、いつもニコニコしてそうなキャラな気がします。遠目から見ても、やはり、上口くんと石丸さんはおさななじみには見えませんでしたけれど、目が喜んでいますので。
執事の川口さんが、ピンパネ団の訓練シーンで、やたら、強いのをみるのも面白い(つれてったら役に立ちそう)。錦鯉のシーンでの含み(笑)がますます、増加していたように思います。
石井さんは、今回、佐藤さんロベスのほうをより、怖がっているように見えて、小物感たっぷり。体型ってやっぱり大事かもしれない。
石丸さんは、ピンパネ団現るの新聞読んでいるシーンで、壁抜け男を、2幕の仮面舞踏会で、オペラ座の怪人を、出ているところこんな感じだったのかな…と観れなかったものに思いを馳せました。歌は今日の方が、マルグリッドのことを誤解してた、と気づいたときに歌うときの歌、ロングトーンが伸びてて、迫力がありました。

カテコ、歌もあっていいのですが、演奏が通常より長くて、途中で帰る人や、カーテン上がり始めたらまた立ち止まる人がいたりして、なかなか渋滞するなあと、思って後ろから観てて思いました。

このあと、兵芸、マーダーバラッド初日へ。



グッズは、意外に列が短めだったのでついつい並びました。エコバックが多すぎるので買うのはやめようと、思ってましたけど、ポストイットもたくさんあるし、バッグチャームもたくさんあるけど、赤くて綺麗なものはほしくなる性分なので仕方ない。