
このパネルの写真、撮りにくいです。自分が写らない様にしたら、人さまが少し写りこんでいました。
本日、大阪千秋楽。12列目 上手
後は名古屋公演を残すのみです。自分用の記録です。結構くだらないことを書いてますが、内容には触れるので、読みたくないひとはスルーでお願いいたします。
出演
ジキル&ハイド 石丸幹二
パンフを見て、①ジキルと ②ハイドのほかに③ハイドの出現に気づいてしまったジキルを演じていたことがわかりました。私が好きなのは③のジキルみたいです。ルーシーの傷を治してあげるところにキュンとしてしまいました。①のジキルは、父の病気を治すためという目的よりは「知りたい」欲求が高い研究者で、割と理事会で、かみついているので、ちょっと周りにいると困ったタイプですが、でも石丸ジキルなら許せます

「時が来た」は今日も涙が。
その後の薬を飲んで、ジキルになってからの変化する場面は、「笑っていいのか?」と少々迷ってしまいましたが、昨日よりは笑っている人が多くて安心しました。
「対決」でもそうですが、声だけで演じ分けで、声変えてもどちらも、歌唱が安定してるってすごい事だと思いました。
結婚式の時に、自由にしてくれと懇願するのは、切なかったです。やっと楽になれた、自由になれた、と思って、最後は結局、涙。でも自分の作った薬のせいと言えば、そうなんですが、役者さんが好きで、歌も演技も満足したので、今回はツッコミ入れません。
ルーシー・ハリス 濱田めぐみ
今日もルーシーには全曲魂持っていかれました。
「あんなひとが」で、どん底の生活で恋をした感じ、「新しい生活」の時の少女のようなはしゃぎっぷり。昨日は、かわいそうで涙がでましたが、今日は、濱田さんのお顔見てたら、最後に、ハイドの正体に気づきながら、すべて受け入れて亡くなったのではないか、とその前の「罪な遊戯」で、ハイドに痛めつけられながら、心を支配されているし、多分、「同情、愛情~」と、後ろから歌いかけるあたりで、二人が同一人物と気づいているのではないかしら、と。ならば、これも自分の恋した人に手を掛けられたということで、どん底の生活で、生き続けるよりも、まあそれはそれで楽になれたのかもしれない、と思うことにしました。
しかし、濱田さんの歌声は素晴らしい。好きです。
エマ・カルー 笹本玲奈
ライブ盤の方で、こちらもあまり好きじゃなくて飛ばしていた、エマの曲。
「ありのままの」、私は、ああいう清純派お嬢さんの歌系統で、気に入ることはないのかなあ…と思いました。
「あれは夢」では、それほどと、思わなかったので、ちょっと強くなり、歌い方が変わったんだろうか。単なる清純派が嫌いなのかもしれない。
最後の、ハイドを抱きしめながら、看取るところ、何か、観たような、デジャブと思ったら、ウェストサイド物語の最後でした。でもあっちより、悲劇感が少ないのは、多分、死にゆく人(役者)への思い入れなのかも。それにエマは遠くのイギリスからアメリカのお金持ちにでも今井パパに嫁に行かせてもらえそうかな、とも思います。
ガブリエル・ジョン・アターソン 石川禅
喋り方が優しい。歌えばかっこいい。こういう主人公の良き友達、似合います。貴婦人の訪問でも、唯一、味方に近いというか中立で、良い役だったし。
プロフェッサーより似合うと思いました。
サイモン・ストライド 畠中洋
最初から最後まで嫌な表情していました。
スクルージで拝見したのが初めてだと思いますが、お顔認識ばっちり。お客さんに交じっていても良くわかりました。
執事プール 花王おさむ
執事っぽい佇まい。ちょっと歌っても上手い。老患者の役も台詞なしなのに名演技だと思いました。狂気と正気の合間が良くわかり。
ダンヴァース・カルー卿 今井清隆
パパらしい、体格。娘に超甘そうです。声も相変わらず、渋い。パパはほとんど歌わないけど、やはり、上手な人にもったいない配役してもらう方が、聴く方はありがたい。
ベイジングストーク大司教 宮川浩
好色な大司教さま。
あの娼婦の館の女のボス的な人は真記子さんだというのはわかったのですが、男のあの嫌なボスは宮川さんだったんでしょうか?それにしては小柄かなあとか、気になって気になって理事会のメンバーの人の顔認識が甘かった・・・
サベージ伯爵 林アキラ
小物なおじさんっぷりで。私は、この人のおかあさんといっしょ、妹、弟のよこで、なんとなく観ていたような気がします、年代的に。パンフ見てびっくり。
グロソップ将軍 阿部裕
めっちゃくちゃ良い声で、びっくりしました。ジャージーボーイズ楽しみです。
アーチボルト・プループス卿 松之木天辺
ビーコンズフィールド侯爵夫人 塩田朋子
麻田キョウヤ/川島大典/杉山有大/安福毅
この男性アンサンブル4人はとにかく、識別しやすくて、楽しかったです。ワンフレーズでずっこけるくらいへただと恐ろしいことですが、全くそれもなく、安定。
内田美麗/折井理子/七瀬りりこ
真記子/三木麻衣子/ 森実友紀
2人、顔がいまいちわかっていなかったのですが、こちらも、安定。