昨夜、chessは、曲ごとに、拍手。これぞミュージカル、でした。

パッションは拍手、タイミングが少なく、ストプレみたような疲労度はそのせいだったか、と思いました。
自分が二回目みたら書こうと思っていましたが、もしかしたらいけないかもしれないので、感想追加。

ドラマ見続けるのは、共感できる人や、贔屓の人がいることと、少し前に書きましたが、このパッションに100%共感できる人はいませんでした。多分私にはパッションがないゆえ。
でも私なりに行動がある程度理解出来たり、行動パターンが、わかるからこそいらっとするのもあり、みて、「ああ、幸せ」という作品ではありませんでした。ということで井上芳雄さん出てなければ見なかったかも、と思いました。

まず、フォスカ。単なる心の病気ではなく、虚弱だと軍医が言ってることから、精神疾患と心疾患がある疾患、SLEか、と推定。架空の疾患想定かもしれないけど、私は、これかな?と見始めて思い込みました。
今も難病指定ですが今なら色々方法あり、19世紀なら治療確立してなさそうなので、そう考えると、家に閉じこもり、世界が狭い、先に希望がない20台お嬢さんがジョルジオみて、「ストーカー気分」になるのはわかる。これで軍医佐山さんが、イケメンなら、そこで深入りしない疑似恋愛して想い出を作らせてあげられるのですが、いかんせんあの佐山先生風貌では。

で、軍医さんが、フォスカに、思い出作らせるために、ジョルジオを送り込んだのですが、予想以上に、深入り。優しすぎる。部屋に行ってもある一定の距離で座り、あとからみて、誤解されるような手紙は書かない、つきまといにあっても、嫌がらず、ある一定の距離感を持って、接する、医師と患者の疑似恋愛関係でいることを軍医佐山さんがジョルジオに、要求したんでしょうが、素人さんには無理無理。しかも彼は優しいし。具体的指示与えておかなくては、自分の代わりさせるなら。
どんどん距離縮められ、「僕から会いたい」という状態になり、もう、個人の自由とはいえ、余命が少ない人とのこりの時間過ごすというのは、「揺れる橋の上で会うとドキドキが恋と勘違い」というのではないかと、周囲は思うもの。

それくらいジョルジオの気持ちの変化はわけわからない。それが、パッションなのか。

クララ。
私は、結婚していないし、子どもいないし。
人妻の浮気なんて、羨ましい限りです。人の金で生活レベルキープで、心は恋人で満たすって。日ごろは、家族に時間取られているでしょうが、自由すぎるのも、時に孤独だと思う私は、クララは「要領ええなあ」という対象。
でも、白髪、送ってきたところは、この人にも焦りがあるんだなあと思って、少し好感度。

ジョルジオ。
優しすぎる。少し、こだわりありそうな人には、こんなことしては行けません、の見本のようでした。距離感持って、隙は見せないこと。本人がお好きなら、別にいいけど、その心変わり具合は、「すきだから」に理由はないといわれればそれまでですが。


さて二回目行けたら、いいな。