昨日くらい、城田トートへの思いをつい、申し述べてしまいましたが、きっかけは芳雄トートみたさから始まったエリザベート観劇。結果、城田トート沼にはまってしまったのと、日程上、回数は増やせませんでした。シシィの印象がある意味強い日が2回含まれ、集中しきれなかったので、是非、次回上演の際はめぐり合わせがいいことを願っています。


エリザベート見るぞ、という原動力になった、井上芳雄様との2014年からの浅い歴史を述べようと思います。

備忘録なので。ダラダラ書きます。

昨年夏、レディベスのチケットを譲っていただいた知人から、
「ミュージカル好きなら育三郎くんとユニット組んでる、井上芳雄くんや浦井君も見るといいよ~「モーツァルト!っていうの知ってる?冬には大阪来るよ。」

このくだりは浦井君と同じくなのですが、名前も聞いたことがなくて、不勉強な私。

レディベスあたりから少し、ミュージカルへの熱が高まり、一度、最後だというモーツァルト!井上芳雄という人を見てみようということから、大阪に行ってみようと思った。自力で頑張って見ることに。
11月に「もし良かったら代わりに楽しんできて」と帝国劇場の結構、良い席を譲っていただけそうだったのですが、予定があわず、私が行けるのは1月3連休のみ。大阪の先行電話がなかなかつながらない、電話がつながったときはほっとしたけどA席って。2階って。

モーツァルト!の予習として、初演ライブ盤の中川Verと井上Ver、両方聞き比べましたところ、CDだけですと、正直にいうと、中川Verに度肝を抜かれました。

伝説の芳雄ヴォルフガングを見る前に失礼ないように、CDでの予習を仕上げるべく、3連休初日ソワレの育三郎verを見に行きました。
宿泊するホテルからは、マチネ後の芳雄くん出待ちのご婦人がたの行列が見え、「ふーん、これがプリンスロードか、寒いのにたくさんいるなあ。」とちょっと横目で見ていました…

しかし、あの日2015年1月10日
井上芳雄という人、CDで聞くよりも、想像以上でした。こんなに歌上手い人、会ったことないかも!と。2階席で聞いて、あの声の豊かさ。ガツンと衝撃でした。もうそこから釘づけ。

終わったあと動けないくらい衝撃的だったところに、この連休中日は、500回記念だったようで、井上さんの司会でセレモニー的なものが。
しゃべり始めて気づく、「この人、めっちゃ面白い人なのねえ~」と。そこはかとなく漂う、頭の回転の速さ。そして、その場でDVD予約に。(この回のご挨拶はDVDに入っていて、あそこはカットしたのね~とか思えるのもまたよろし)


3連休最後の翌日も観劇予定。その昼間に、スターズオンアイス観に行っていて、ソワレ前、少し早く梅田芸術劇場着いたところ、人だかりが。劇場入りの時間だったようで、ファンのみなさんと握手している井上芳雄さんを数メートルのところで見ました。係りの人?が、「こちらの方で、並んでお待ちください」とお声掛けもあり。ただ、列に並んで握手をするにしても、ファンになって2日目のにわかファンは話すこともないしと、しばし、眺めていましたが、人の言葉に耳を傾けて、きちんと聞かれているという誠実な態度に大変びっくりしました。

その日のソワレ、香寿さんが一人先に千秋楽ということがあり、ご挨拶があった際の仕切りをされているのも、きっちりしてる、という印象。しゃべるときも楽しそうだし。

そこから、FC入るかどうか悩むこと数週間の間。

StarSのDVDやビルボードライブのDVD、ディズニーや、WELCOME TO THE THEATERなどのCDも購入して、何度も見たり聴いたりしているうちに、これは劇場に行くしかない、あの歌声を聴きたい、と思って、結局、入りました。
ミスサイゴンも芳雄クリスで見てたら、共感できたのかなあと思ったりもしましたが、もう見れないものはしょうがない。
前を向き、今から見られるものを見るのだ!と、
最後のダンスもDVDで見たら凄かったし、エリザベートも行きたい!と手を尽くしました。

3月、ストプレの正しい教室も観に行きましたが、やはり、歌があった方がいいかしら、と思いました。もったいない。でも、まだ36歳だし、色々なお仕事の幅があった方が、本業も楽しめそう。
ミュージカルで50歳すぎでご活躍中の諸先輩方も、若いころ、テレビドラマ、出ていましたし。

そして、今回エリザベートでトート閣下、生き生き、楽しそうでした。歌は、正統派に美しく歌い上げ、役柄的には、多分、黄泉の世界で、シシィや時々、ルドルフの様子を陰から見に行ってあげるんじゃないかと、そんな感じで。手に入ったらぽいっとしそうな城田トートと対照的でとても愛が強くて良かったです。でも、やはり、何より、「お声」観て聴く、視覚聴覚刺激だけでなく、芳雄トートからは、声で、肌でびりびりする感覚(触覚というのも違うけど)を感じました。
ここ数か月、モーツァルト!のDVDを見ていた日々のなか、やはり現場で見るのに勝るものはないと思いますが、CD届くのはお待ち申し上げています。

このたび、エリザベートのご挨拶ある回は全部、城田トートの日で、歌声以外は聞けませんでしたが、ご挨拶のある回など観た方々のご報告などを見るにつけ、羨ましく思っています。トークも面白いんでしょうね、きっと。
また、FCイベントやコンサートは、とても行ってみたいです。しかし、競争率もたかく、平日が多いようなので、まず100%無理なのですが、観劇ができるだけでもありがたく、心を満たしたいと思います。せっかちなので、出待ちや入り待ちはしないと思いますが、劇場で、耳や肌で井上芳雄さんの「お声」を体感したいと思います。