8列目、センター
登場人物は三人の中年男、マーク、セルジュ、イワン。15年来の大親友の間柄に、ある日事件が起きる。セルジュが高価な現代美術の絵を買ったのだ。マークにとってこの絵は無価値だったため、親友のセルジュがそんな絵を買ったことに動揺する。そんな二人の会話には妙なすれ違いが生まれ…。一方結婚を間近に控えてナーバスになっているイワンにとって、この友達関係は何よりも大事。結果、三人はお互いの関係を何とかしようとするが、一生懸命になればなるほど会話はおかしな方向へとズレて行く。おかしな会話がエスカレートしていくうちに、実は互いに相手に求めていたものが全く違っていたことに気付き始める。ますます必死になる三人の様はさらにコミカルになっていき――。
マーク:市村正親、イワン:平田満、セルジュ:益岡徹
市村さん、台詞を抑揚つけて笑いを誘われました。カーテンコールの際の仕草もお茶目。
平田さん、あの長台詞、一緒に息が切れそうになりました。
益岡さん、初めて舞台でみたのでしたが、絵を見せる時の得意そうなお顔、見てるだけで楽しくなりました。
人間における関係性は年齢とともに、持っているものや、価値観の変貌と共に、変わっていく物。
私には市村さんと益岡さんが夫婦で、仲が悪いながらも引っ付いたり離れている夫婦の間で、「どっちにつくんだ」と聞かれている子供が平田さんに見えました。一度壊して再構築するというのもいいかもしれないし、その際にある程度の譲歩や、妥協は必要だというメッセージを感じました。
登場人物は三人の中年男、マーク、セルジュ、イワン。15年来の大親友の間柄に、ある日事件が起きる。セルジュが高価な現代美術の絵を買ったのだ。マークにとってこの絵は無価値だったため、親友のセルジュがそんな絵を買ったことに動揺する。そんな二人の会話には妙なすれ違いが生まれ…。一方結婚を間近に控えてナーバスになっているイワンにとって、この友達関係は何よりも大事。結果、三人はお互いの関係を何とかしようとするが、一生懸命になればなるほど会話はおかしな方向へとズレて行く。おかしな会話がエスカレートしていくうちに、実は互いに相手に求めていたものが全く違っていたことに気付き始める。ますます必死になる三人の様はさらにコミカルになっていき――。
マーク:市村正親、イワン:平田満、セルジュ:益岡徹
市村さん、台詞を抑揚つけて笑いを誘われました。カーテンコールの際の仕草もお茶目。
平田さん、あの長台詞、一緒に息が切れそうになりました。
益岡さん、初めて舞台でみたのでしたが、絵を見せる時の得意そうなお顔、見てるだけで楽しくなりました。
人間における関係性は年齢とともに、持っているものや、価値観の変貌と共に、変わっていく物。
私には市村さんと益岡さんが夫婦で、仲が悪いながらも引っ付いたり離れている夫婦の間で、「どっちにつくんだ」と聞かれている子供が平田さんに見えました。一度壊して再構築するというのもいいかもしれないし、その際にある程度の譲歩や、妥協は必要だというメッセージを感じました。