ファントム: 鹿賀丈史
クリスティーヌ・ダーエ: 平原綾香
ラウル・シャニュイ子爵:田代万里生
メグ・ジリー:笹本玲奈 
マダム・ジリー:香寿たつき 
グスタフ:山田瑛瑠


鹿賀さん、声がひっくり返ったりするところがところどころあり、ヒヤヒヤしましたが、立っているだけでも静かで威厳があるファントムなもので、10年前にそういうことがなさそうな感じがするという矛盾を感じます。勝手なイメージですが市村ファントムならそういうこともあるかもしれないと。観てないので何とも言えないのですが。
平原さん、歌は素晴らしい、ラブネバーダイを歌ったところは、劇中にも関わらず、立ち上がりたくなりました。演技は、意外にも、悪くはないのですが、そんなにモテモテかいなと、突っ込みたくなる。
田代さん、さすがの演技と歌。どんどん、舞台出てるものを見たくなります。でも、あまり素敵すぎて、飲んだくれでも「ラウルにしとけよ」と思っちゃいました。それは私的感情です。
笹本さん、ダンスもされて歌もでき、純粋な役柄で、良くあっていたように思いました。
香寿さん、1幕の最後、かなり迫力あり、低い声で迫力があるのってさすが宝塚と。
山田君、かわいい。歌を歌って動いてるだけでもかわいいのに、歌もじょうずなので。
舞台装置素晴らしかったです。これは地方には動かせませんね。
日生劇場もレトロな感じで良いです。日ごろ、西のわさわさした劇場に行っているため、時間の流れが人が多くても緩やかに感じました。東京が近ければなあ。
ストーリーはすごかったです。10年で人はこんなに変わるのか?
この話自体がファントムの妄想、という妄想落ちでしかもはや説明できないのでは。

キャストのこだわりは田代くんのみ。あとはどちらが来ても見てみたいなあと思っていました。
でもダブルで見に行きたいほどではなく・・・