19列目 端っこ 下手側。 トイレダッシュで2番目。時間をいつもながら節約できる席です。

今回、いつも無風状態の男子トイレが行列、いつもの風景や客層と違うなあと思いました。30年続いてるんだものなあ・・・もう、客席からの拍手の間合いや演じている人たちの間合い、演じている人たちも、ウケていて、笑いをこらえている感じだし、自由な感じ。
千秋楽なためか、カーテンコールは何回あったんでしょう?非常灯の点灯具合を見つつ、まだあるな・・・と見ながら。スタオベ。最後は市村さんの「また会いましょうね」と私たちにいい、「また来ようね」と演者さんたちに言って幕がしまりました。

鹿賀丈史
市村正親
20年間連れ添っている夫婦同然な感じ、こうやって年をかさねて演じられる作品および、役は素晴らしいと思います。この2人以外になったら誰でも違和感ありそうです。もう誰も次引き受けたくないのでは?と思う。
鹿賀さん、滑舌悪いと、予習で様々なところで拝見していて、私がハードルを下げたせいか、この前のラブネバーダイがひど過ぎたのか、こういうもんなんだと、、思ってみてました。CD聞いてるから、話はかなり分かるので少々聞けなくてもいい状態なのが幸いでしたがまったく聞いてなかったら辛い、内輪ウケだわ、で終わったのかも、新参者としては。鹿賀さんが相葉君にジャケットを着せてもらうシーンで特に思ったのですが、あの世代であのスタイルは素晴らしい。相葉君に負けないくらい、後ろ姿が美しかったです。歌になると滑舌も気にならず、でした。デスノートどうでしょう?あの存在感だけでいいような気がします。
市村さん、仕草が完璧、女、でした。客席降りも、しっかりお客さんをいじって、照明もいじっておられて、どの役やってもチャーミングなおじさんだなあと思います。「今日は後ろまで行ってみようかしら」、と歩を進めたのですが、照明が後方に動かず、かなり手前で戻られたところ、裾がひっかかってしまい、お客さんに「そういう時は見てないでちゃんと手伝いなさい!」とオカマで叱っておられました。余裕あるなあ・・・アドリブも多数でしょうし、重要な役が多いので、見る機会が多いけれど、脇に回るのにはもったいない。主演でじゃんじゃん出ていただきたい。
いつまでもお二人にお元気でやっていただきたい。

相葉裕樹
顔ちっちゃい、あの最近の若者はなぜあんなにスタイルが良いのでしょう。客席から退場の時近くを目の前通ったけど、素敵だった~
歌もお上手でびっくりしました。

愛原実花
踊る姿が綺麗でした。パンフ見てて前は島谷ひとみがやってたのですね。歌手のお嬢さんが演じるには、それほど歌よりはダンスとか所作の方が重要なのでは?と思った。

香寿たつき
魔女って言ったら悪いけど美魔女、お美しい。これで3作品目ですが、どれもこれも歌が良く、あの年代の美魔女というか年齢不詳の見栄えの良い、きりっとした役はピッタリだと思います。

真島茂樹
衣装のTバッグと鞭使いが印象に残りました。本業はこれ、ダンサーなんだなと思う身のこなしでした。
新納慎也
声が凄いので、この人だれ?とパンフを幕間にチェック。この人だったのか・・・あの裏声はすごいなあ・・・アリスの芋虫ちゃんですね。

今井清隆
私はたぶん、このおじさんが好きなんだな、とここ2作品で再認識。あのお声と、恰幅のよさ。

森公美子
あの世代のあの体系、香寿さんとは逆ですが、あの人以外いないという感じで見てしまいます。笑ってしまっては、舞台側に、市村さんにぐいっと顔を向けられるのを繰り返しされていました。

チケット取るには、入らなきゃと色々言い訳しながら、いろんなお人のファンクラブ入会を考えては顔の小さいスタイル良の20-30代に惹かれがちなのですが、おじさんの魅力にとらわれる、そんな一日でした。