15日 昼 XA列 センターブロック上手通路
梅芸の先行で引き当てた席。こういう席も当たるんだ…大阪は外れでしたが、遠い東京で当たるとは。
2日目なので情報少な目ですが、予習したところ、早めの着席が良、とか、通路も使うというお話で、いそいそ出かけたものの、パンフレット買うのに時間かかって、20分前に最前列、通路側の席に急ぐと、加藤和樹さんが設計士の役で、もう設計考えている演技を舞台上でしておられた・・・ガン見したいけれど、恥ずかしくて、結局パンフ読みつつ、ちらちら見てしまいました。開場30分前から人の視線にさらされて一言も発さず、鉛筆くるくる回している手や顔を見て、渋谷の喧騒に疲れた心を癒しました。綺麗でした~
群像劇なので、キャスト20名のソロはほぼ均等な量でした。ほぼ歌、台詞本当に少ない。キャスト20名+アンサンブル2名で早着替えして何役も、簡易なセットながら目まぐるしくセットも自分たちで変えているので忙しそうだなあと思いながら拝見。
通路は船の積み込みや、救命ボードの場面で使用するので、自分も船の上にいるみたいでした。通路でも歌うし、走るし。見るなら通路ですね、何でも。
アンドリュース〈設計士〉...加藤和樹
主演は加藤さんだけど、出番は少ない方な感じ。
開演前に、十分みたので、いいといえばいい。
船が沈む場面で、船長(光枝さん)とイスメイ(鈴木さん)が3人で責任擦り付け合う、歌があるのですが、ベテランに交じって、ちゃんと声が張り合っていて、良かったなあ・・・映画で暖炉見ながら、沈むのを悲しむイケメン設計士の役の人と張るくらいイケメンだから主演なのね、と思いました。再度言います。でも出番は少ない。
イスメイ〈オーナー...〉鈴木綜馬
速度を上げろ上げろと言って、船を沈ませる原因作ったような人だけれど、救命ボートに乗ってちゃっかり助かるおじさん。なんといっても歌も上手いし、ちゃっかり助かりつつ、助かって少し苦悩する演技も良いし、最近おじさん萌えの私は真横に立って歌う鈴木さんをガン見してしまいました。台詞、加藤さんに「スミスっ アンドリュース・・・」名前の呼びかけ間違えたりしてましたが、台詞の始まりが、名前の呼びかけで始まるのが多すぎかなあ、と思いました。
バレット〈機関士〉...藤岡正明
この人は機関士ソロがいい歌が多くて、歌はとっても良かった。歌声は好き。台詞部分は通信室のところで、思いっきり、咬んでいたのが気になったけれど、歌で帳消し。私はこの人の歌は好きです。ASAYANのオーディションの時はいったいなに様?と思いましたが、やはりミュージカルだと、ああいう押しの強い人はいいよね、と思う。おじさんになっても役柄ありそうで、楽しみです。
ピットマン〈三等航海士〉/エッチス〈一等客の客室係〉...戸井勝海
エッチスさんはほぼ出ずっぱり。何か見てて嬉しいなあと思ったら台詞が歌より多い方でしたが、演技がお上手。ただのおじさん萌えかな。
チャールズ・クラーク〈二等客〉...佐藤隆紀(LE VELVETS)
お声がクラシカルな感じでとても良かったです。未來さん演ずる女性と駆け落ちする役なのですが、声が負けていなくて。エリザベートで皇帝演ずるの、やはりこちらの方が体格も立派だし、良いかも。
マードック〈一等航海士〉...津田英佑
ハンス王子の人だ!と思っただけで、あまり、心に残らなかった。役もはっきりしないし、損な役回りな気がします。船長になれない永遠の二番手で、最後自殺してしまうのですが、各エピソード短いし、そこに至る過程とか想像すればもちろんわかるのですが。
ジム・ファレル〈三等客〉...古川雄大
顔認識できるので、5役早着替えしてるのがわかりました。
表情が乏しいのか、伝令伝える、ベル君・感情のない役が一番良かったように思います。後は失敗ばかりのボーイちゃんとかもかわいかった。でも3等客のファレルは恋愛ものは、エピソード短すぎで、役柄に深みがないのか、私が見たのが、フェリペ王子とオネエの役でおおっと思ったせいかはまらなかった。すっごくかわいいと思うので、恋愛ものは年齢的にまだまだ絡めそうだからもったいない。
フリート〈見張り役〉...入野自由
この人、千と千尋の・・ハクの声の人。いいお声だと思います。
1幕の最後の氷山発見する役は歌で聞かせ、1等客の救命ボートに奥さんと赤ちゃん乗せて自分は死んじゃう役、演技でこれは泣かされました。いい演技だったと思います。
ベルボーイ/ハートリー〈バンドマスター〉...矢崎広
この人と、上記の入野君と下記の上口君が、昨日見てやっと顔認識できつつある若者ゾーンです。バンドマスター、歌は上手だったような気がするけど、ベルボーイの演技の方が上手だったかなあという印象。
ブライド〈通信士〉...上口耕平
この人は通信士で結構重要な役で、演技も歌も両方あるのですが、デュエットの相手が藤岡君なので負け気味?と思った。声はひっくり返るところもあり、少しひやっと。でも顔はかわいらしいし、良いのでは。
ライトーラー〈二等航海士〉...小野田龍之介
エルガトの子かあ・・・ノーメイクだと、ピッチャーの田中まあ君にしか見えなくなって、おかげで顔認識ばっちり。でも声は印象にあまり残らず。最後まできびきび働いているいい役柄でした。
エドガー・ビーン〈二等客〉...栗原英雄
アリス・ビーン〈二等客〉...シルビア・グラブ
ここの夫婦、いい味出してて、良かった。シルビアさんの役は、ゴシップ好きなおばさんの役でミーハーで、かわいい役、夫はそれに振り回されつつ、絶妙な掛け合いでこぜりあいがあるのですが、結局男性は船に残り、という場面で、きゅーっとなるくらい切ない二人の演技もあり、ベテランには味があるなあ、なんて思いました。
キャロライン・ネビル〈二等客〉...未来優希
駆け落ちする身分の高いお嬢さんの役は上記の皇帝役する佐藤さんとは年の差がありすぎに見えて、キャピとした役でした。一等客船のご婦人の役の方が似合ってる気がしました。演技はツーンとした役が似合うと思うし、声質は好きなので違う役で見たいかな。この作品なら、シルビアさんの役でも安寿さんの役でも。
ケイト・マクゴーワン〈三等客〉...則松亜海
ケイト・マーフィー〈三等客〉...菊地美香
ケイト・ムリンズ〈三等客〉...関谷春子
3人のケイト。則松さんは古川君を押し倒すような役のほか、あとは認識できず。菊池さんはケイト役の時は声が細、と思いましたが、赤ちゃん抱いて、夫と別れ未亡人になる役はぴったり。3人で歌う場面があり、関谷さんの声が一番野太く力強かったです。
アイダ・ストラウス〈一等客〉...安寿ミラ
イシドール・ストラウス〈一等客〉...佐山陽規
この夫婦は映画でワンシーンで私の涙ポイントを押した、老夫婦の話。沈む船で、二人でより添ってその時を待つ場面は映画で泣きました。
親子愛の次が、こういう枯れた夫婦愛です。安定感のある歌声なので、安心。やはりベテラン。
スミス〈船長〉...光枝明彦
台詞を思いっきり違う事を言ってた気がして、うん?と違和感はあったけれど、船長っていう雰囲気で、押してたような。威厳がある人というのはざわつかないのだな。
アンサンブル:川口大地 須藤香菜
川口君はレディベスで加藤君や山崎君のお仲間の一人だった子だなと気づき、顔認識すると何役もやってたのに気づき面白かったです。
題材が悲劇中の悲劇なので、後ろの席の人は号泣していました。私も各所うるうるしてしまいましたが、群像劇過ぎて、各エピソードがきゅきゅきゅっとなっているのが気になり、顔認識でき過ぎる席で、この人、あれもやってる、とか、話に集中できず、残念。
今回より後方席ですが通路側、大阪公演でゆっくり感動してみたいと思います。
プロポーズ、夜空を飛ぶ、諍い
この3曲がとても良かったです。CD出たら買うと思います。
梅芸の先行で引き当てた席。こういう席も当たるんだ…大阪は外れでしたが、遠い東京で当たるとは。
2日目なので情報少な目ですが、予習したところ、早めの着席が良、とか、通路も使うというお話で、いそいそ出かけたものの、パンフレット買うのに時間かかって、20分前に最前列、通路側の席に急ぐと、加藤和樹さんが設計士の役で、もう設計考えている演技を舞台上でしておられた・・・ガン見したいけれど、恥ずかしくて、結局パンフ読みつつ、ちらちら見てしまいました。開場30分前から人の視線にさらされて一言も発さず、鉛筆くるくる回している手や顔を見て、渋谷の喧騒に疲れた心を癒しました。綺麗でした~
群像劇なので、キャスト20名のソロはほぼ均等な量でした。ほぼ歌、台詞本当に少ない。キャスト20名+アンサンブル2名で早着替えして何役も、簡易なセットながら目まぐるしくセットも自分たちで変えているので忙しそうだなあと思いながら拝見。
通路は船の積み込みや、救命ボードの場面で使用するので、自分も船の上にいるみたいでした。通路でも歌うし、走るし。見るなら通路ですね、何でも。
アンドリュース〈設計士〉...加藤和樹
主演は加藤さんだけど、出番は少ない方な感じ。
開演前に、十分みたので、いいといえばいい。
船が沈む場面で、船長(光枝さん)とイスメイ(鈴木さん)が3人で責任擦り付け合う、歌があるのですが、ベテランに交じって、ちゃんと声が張り合っていて、良かったなあ・・・映画で暖炉見ながら、沈むのを悲しむイケメン設計士の役の人と張るくらいイケメンだから主演なのね、と思いました。再度言います。でも出番は少ない。
イスメイ〈オーナー...〉鈴木綜馬
速度を上げろ上げろと言って、船を沈ませる原因作ったような人だけれど、救命ボートに乗ってちゃっかり助かるおじさん。なんといっても歌も上手いし、ちゃっかり助かりつつ、助かって少し苦悩する演技も良いし、最近おじさん萌えの私は真横に立って歌う鈴木さんをガン見してしまいました。台詞、加藤さんに「スミスっ アンドリュース・・・」名前の呼びかけ間違えたりしてましたが、台詞の始まりが、名前の呼びかけで始まるのが多すぎかなあ、と思いました。
バレット〈機関士〉...藤岡正明
この人は機関士ソロがいい歌が多くて、歌はとっても良かった。歌声は好き。台詞部分は通信室のところで、思いっきり、咬んでいたのが気になったけれど、歌で帳消し。私はこの人の歌は好きです。ASAYANのオーディションの時はいったいなに様?と思いましたが、やはりミュージカルだと、ああいう押しの強い人はいいよね、と思う。おじさんになっても役柄ありそうで、楽しみです。
ピットマン〈三等航海士〉/エッチス〈一等客の客室係〉...戸井勝海
エッチスさんはほぼ出ずっぱり。何か見てて嬉しいなあと思ったら台詞が歌より多い方でしたが、演技がお上手。ただのおじさん萌えかな。
チャールズ・クラーク〈二等客〉...佐藤隆紀(LE VELVETS)
お声がクラシカルな感じでとても良かったです。未來さん演ずる女性と駆け落ちする役なのですが、声が負けていなくて。エリザベートで皇帝演ずるの、やはりこちらの方が体格も立派だし、良いかも。
マードック〈一等航海士〉...津田英佑
ハンス王子の人だ!と思っただけで、あまり、心に残らなかった。役もはっきりしないし、損な役回りな気がします。船長になれない永遠の二番手で、最後自殺してしまうのですが、各エピソード短いし、そこに至る過程とか想像すればもちろんわかるのですが。
ジム・ファレル〈三等客〉...古川雄大
顔認識できるので、5役早着替えしてるのがわかりました。
表情が乏しいのか、伝令伝える、ベル君・感情のない役が一番良かったように思います。後は失敗ばかりのボーイちゃんとかもかわいかった。でも3等客のファレルは恋愛ものは、エピソード短すぎで、役柄に深みがないのか、私が見たのが、フェリペ王子とオネエの役でおおっと思ったせいかはまらなかった。すっごくかわいいと思うので、恋愛ものは年齢的にまだまだ絡めそうだからもったいない。
フリート〈見張り役〉...入野自由
この人、千と千尋の・・ハクの声の人。いいお声だと思います。
1幕の最後の氷山発見する役は歌で聞かせ、1等客の救命ボートに奥さんと赤ちゃん乗せて自分は死んじゃう役、演技でこれは泣かされました。いい演技だったと思います。
ベルボーイ/ハートリー〈バンドマスター〉...矢崎広
この人と、上記の入野君と下記の上口君が、昨日見てやっと顔認識できつつある若者ゾーンです。バンドマスター、歌は上手だったような気がするけど、ベルボーイの演技の方が上手だったかなあという印象。
ブライド〈通信士〉...上口耕平
この人は通信士で結構重要な役で、演技も歌も両方あるのですが、デュエットの相手が藤岡君なので負け気味?と思った。声はひっくり返るところもあり、少しひやっと。でも顔はかわいらしいし、良いのでは。
ライトーラー〈二等航海士〉...小野田龍之介
エルガトの子かあ・・・ノーメイクだと、ピッチャーの田中まあ君にしか見えなくなって、おかげで顔認識ばっちり。でも声は印象にあまり残らず。最後まできびきび働いているいい役柄でした。
エドガー・ビーン〈二等客〉...栗原英雄
アリス・ビーン〈二等客〉...シルビア・グラブ
ここの夫婦、いい味出してて、良かった。シルビアさんの役は、ゴシップ好きなおばさんの役でミーハーで、かわいい役、夫はそれに振り回されつつ、絶妙な掛け合いでこぜりあいがあるのですが、結局男性は船に残り、という場面で、きゅーっとなるくらい切ない二人の演技もあり、ベテランには味があるなあ、なんて思いました。
キャロライン・ネビル〈二等客〉...未来優希
駆け落ちする身分の高いお嬢さんの役は上記の皇帝役する佐藤さんとは年の差がありすぎに見えて、キャピとした役でした。一等客船のご婦人の役の方が似合ってる気がしました。演技はツーンとした役が似合うと思うし、声質は好きなので違う役で見たいかな。この作品なら、シルビアさんの役でも安寿さんの役でも。
ケイト・マクゴーワン〈三等客〉...則松亜海
ケイト・マーフィー〈三等客〉...菊地美香
ケイト・ムリンズ〈三等客〉...関谷春子
3人のケイト。則松さんは古川君を押し倒すような役のほか、あとは認識できず。菊池さんはケイト役の時は声が細、と思いましたが、赤ちゃん抱いて、夫と別れ未亡人になる役はぴったり。3人で歌う場面があり、関谷さんの声が一番野太く力強かったです。
アイダ・ストラウス〈一等客〉...安寿ミラ
イシドール・ストラウス〈一等客〉...佐山陽規
この夫婦は映画でワンシーンで私の涙ポイントを押した、老夫婦の話。沈む船で、二人でより添ってその時を待つ場面は映画で泣きました。
親子愛の次が、こういう枯れた夫婦愛です。安定感のある歌声なので、安心。やはりベテラン。
スミス〈船長〉...光枝明彦
台詞を思いっきり違う事を言ってた気がして、うん?と違和感はあったけれど、船長っていう雰囲気で、押してたような。威厳がある人というのはざわつかないのだな。
アンサンブル:川口大地 須藤香菜
川口君はレディベスで加藤君や山崎君のお仲間の一人だった子だなと気づき、顔認識すると何役もやってたのに気づき面白かったです。
題材が悲劇中の悲劇なので、後ろの席の人は号泣していました。私も各所うるうるしてしまいましたが、群像劇過ぎて、各エピソードがきゅきゅきゅっとなっているのが気になり、顔認識でき過ぎる席で、この人、あれもやってる、とか、話に集中できず、残念。
今回より後方席ですが通路側、大阪公演でゆっくり感動してみたいと思います。
プロポーズ、夜空を飛ぶ、諍い
この3曲がとても良かったです。CD出たら買うと思います。