
イープラス貸切。メンフィスで好きだな~と思った吉原さんを見たかったのでやってきました。
D列 下手側
ジャン・バルジャン 福井晶一
ジャベール 吉原光夫
来月バルジャンの吉原さんを見る予定です。体格がとても良くて、迫力あるジャベールでした。最近気づきましたが、私にとってあの体格も含め、見た目が好みなんだなあ~と目がずっと釘づけ。下手の席は、バリケードからバルジャンがジャベールを解放する場面が近くて幸せ。
ということで今回はずいぶんジャベールに注目してしまいましたが、福井さんは年の取り方がお上手になっていて、晩年のあたり、父の愛を十分に感じました。
ファンテーヌ 和音美桜
1昨年と同じなのですが、和音さんで見たくて。あの歌声が好きなんだと、私は気づいたので、この人の以外のはまあいいやと、こうやってキャストは絞り込まれていくのでしょう。最後にあの世から迎えに来るところなど、なみだが止まらず、でした。レディベスのアンブーリンといい、死んだ人の役がいいわ~
エポニーヌ 平野綾
もう声優のくせに、とは言えないくらい、すっかり女優さん。顔がかわいいので、エポニーヌじゃだめなの?とマリウスに言ってあげたくなるけど。
エポニーヌは笹本さんも見たいと思っています。
マリウス 海宝直人
この人、ヤングシンバの声の子。CDの声はあんな子供だったのに、青年に。さすがに芸歴も長い20年だそうです。
見た目も、声も、ピッタリなのでは。岡田さんに少々見た目が似てるように見える角度もありました。
山崎育三郎くんの前回の全然感情移入できないマリウスはなんだったんだ!彼は、ああいう役じゃないんだろうなあ~
海宝君は堅物で鈍感だけど、確かにマリウスのことは好きになるかもしれないかも、と思わせる納得の演技。別に期待していなかった分、いいものみたなあ、と思いました。というより、私は彼が好きかも。また新しいお気に入りを見つけてしまいました。アラジンも楽しみです。
コゼット 若井久美子
この役も前回、青山郁代さんで、全然ダメ、でしたが、マリウスがこっちに来るのもわからなくはない、と思わせる何かが違いました。
この若いカップル二人、キャストが違うとこうも違うのか、と思い知らされました。
テナルディエ 駒田 一
マダム・テナルディエ 浦嶋りんこ
駒田さんは、笑いの部分は全部持って行って、場を支配していました。楽しそうにやってるし、この人が一番当たりなんだろうな、と思います。ただ、大阪には出ないそうです。
浦嶋さんは、森くみさんに比べると演技部分は、と思いましたが、歌は迫力満点、体型も。
アンジョルラス 上原理生
この人も前と同じなのですが、声質がいいと思います。リーダーって感じが。他の二人はいかがなんでしょう。背の大きさもあるし、声質もほかとかぶらないので当たり役なんでしょうね。
マリウスとの並びの良い感じ。
ガブローシュ 與名本睦
リトル・コゼット 加藤希果
リトル・エポニーヌ 新井夢乃
上二人の歌あり、堂々たる歌声。
歌のないエポニーヌは顔の演技だけでしたが、色々表情が変わっているのを見てました。子どもはすごい。この中から、またすごい子たちが出るかもしれないので、せいぜい長生きしてみてようと思います。
ジャベールの囚人への歌でぐいっと引き込まれ、
司教さんの愛に泣き、
バルジャンの独白で泣き、
フォンティーヌの最初のお客が工場長だというのに、胸をかきむしられる思いになり、
フォンティーヌの死の場面で泣き、
バルジャンとリトルコゼットのラッラララーラにホンワカして
マリウスの見栄えにぐいっと目を引き付けられ、
星よで目がハートになり、
民衆の歌・ワンデイモアで興奮したところで、トイレ争奪戦へ。
エポニーヌのオンマイオウンから、恵みの雨で、また泣いて、
解放する場面で、近さに興奮、
彼を帰しては泣きはしませんでした。やはり偉大な人が多すぎる歌なんでしょう。
下水道のところは映像すごいな~
テナルディエの演技はやはり駒田さんすごいなあ
自殺は、ジャベールに感情移入しすぎて泣けてしまい、
カフェソングも初めて泣けました。
告白でも涙。
結婚式で海宝くんが指輪をオタオタ探す姿に萌え萌え、夫妻の悪ふざけに釘づけ
エピローグではフォンティーヌが出てきたところで、涙が止まらなくなりました。
イープラス貸切で少しあいさつあり。
本日初日で名前を忘れられた吉原さんが「僕、今日、ジャベール初日です」と申告し、福井さんが、腕にすがる姿がかわいらしかったです。