こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
ランニングをはじめてからは25年、運動を始めてからだと30年近くになるが、体力の衰えは感じていない。VO2maxも下がっていない。
走りすぎたりレースに出場しすぎたりしてからだが壊れたら無理かもしれないけれども、壊れるようなことにはなっていない。
20代や30代のころと比べれば、確かに年齢による反応の衰えはある。視力の衰えによる下りのスピードは確かに衰えを感じるけれども、レースの全体の上位順位は変わっていない。
つまり、「ほかの部分」でカバーできているということ。
動体視力や身体のバランス能力は、40代からは急激に低下をしていく。これからトレイルランニングを始める人の多くは40代、50代で衰えゆく中で始めるわけだから、若者のようにいきなりパッパっと速く走ることは難しいと考える。
でもその反応もトレーニングで向上できる。
トレーニングとは?
ひたすら山に行き経験を積むことである。
足元がよく見えなくても経験があれば、「山勘」である程度は走れてしまう。「足元が良く見えないから上手く走れない」という人はそもそもの山の経験が不足していることが多い。
と言えば暴論になるけれども、
下りが速い人はこう話すことが多い。「止まれない」というのはまた別の問題を抱えているが…下りが苦手な人は大きなブレーキをかけながら走っているので「いつでも止まれてしまう」のである。
一方、レースで「山勘」ではどうにもならないことがある。
それは「上り」である。上りは練習不足、筋力不足の影響が大きく出る。トレイルランニングレースでタイムの遅い、速いを決定づけるのは「上り」である。
これは僕自身への戒めの言葉であって、日々工夫をしながらトレーニングをしてでいる。「下りが苦手」を理由にして、それよりももっと重要な上りの強化をおろそかにすることは本末転倒と思うから。
こう年のせいにしだしたら、賛同するようになり出したらランナーとしては黄色信号、下降線を辿るかもしれない。
トレーニングによって向上できることは問題ではない。ランニングははじめた年齢に関係なく向上できるところが楽しさの一つではなかったのか。
結局のところ、その気持ちを持ち続けられる人が向上できるのだ。
Never Stop Running.
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