こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
NIKEのロード用ランニングシューズ『ナイキ インヴィンシブル3』を購入し、300km近く走りテストしたのでご紹介。(トレイルだけでなく、ロードもそれだけ走っているということです!)
僕のシューズはNIKEの”Nike By You”でカスタマイズされたオリジナルデザイン。
シューズの感想は?
インヴィンシブル3は、これまでに3,000足以上のさまざまなメーカーのランニングシューズを試したシューズレビュアーで、フォロワー14万人を超える人気インスタグラマーのベン・ジョンソン氏が、
と練習でも気に入って履いているシューズです。
ズームXインヴィンシブル3は、重要は28.5cmで322gとかなり重い。一般的なトレイルランニングシューズは300g前後、ロード用ランニングシューズですがゴアテックスシューズと同じぐらいの重量があります。
こんな人にはおすすめできない!
ランニングを始めたばかりの人や、脚筋力の低い女性ランナー
シューズが重い分、それだけ筋力を必要とします。(良く言えばそれがトレーニングにもなります)足裏とシューズ底面が離れているため、自分が思う以上にしっかりと脚を引き上げて走る必要があります。ウォーキングの延長のような走り、日ごろお尻が使えておらずひざ下だけで走る傾向のある人にはおすすめできません。
ミッドソールにNike ZoomXフォームをさらにたっぷりと採用。NIKEの中で最もクッション性の高いシューズで、競合他社でいえばホカの「BONDI(ボンダイ)」だけがそれにあたるシューズです。
トレイルランニングシューズよりも厚くて、クッション性があります。
カーボンプレートが搭載されたシューズ以外で本当に「弾む!」と感じたシューズはこれまでにないのですが(どれも似たり寄ったり)、このシューズはカーボンプレートは搭載されていないのに、確かな弾む感じがあります。
その場で両足ジャンプを繰り返してみるとほかのシューズとの違いが大きくわかるでしょう。
一般的に「シューズのクッション性の復元には24時間~48間程度かかる」と言われます。一度練習で履いたシューズは2日、最低1日は休ませたい。同じシューズを2日続けて履かないようにしたい。
しかし、このシューズはクッション性の高さから、翌日履いてもへたりを感じない!
このシューズはジョグのような遅いペースだとしっかりと重さが感じられてトレーニングになり、ペースを上げると重さは気にならず、自然と前に弾む履き心地があります。
エリウド・キプチョゲ
ジョグ ペガサス(一番好き)、ボメロ、インヴィンシブル3
トラック アルファフライ3
ロング走 アルファフライ2
ファルトレク アルファフライ2か3
シファン・ハッサン
ジョグ インヴィンシブル3、インフィニティラン(一番好き)
ロング走 アルファフライ3
ファルトレク トレイルランシューズ
ナイキのズームフライ5は、2人のエリートランナーの履き分けるシューズの中には入っていません。ヴェイパーフライ3も…
僕はジョグには「エアズームペガサス40」を基本おすすめしており、「ズームフライ5」でジョグはまったくおすすめしていません。レース用としてはすばらしいシューズですが、ジョグでは無駄にペースアップしてしまうから。
メッシュで通気性は良いですが、雨の日の速乾性は低い。
この靴底の幅の広さが着地の安定性を高めます。(見ただけでわかりますね)
300km走った靴底ですが、購入当初と比べクッション性の低下はまだ感じられず、すり減りもわずかです。まだまだ履けます。
ここが良い!
抜群の着地安定性
抜群の衝撃吸収性
通気性
抜群の耐久性(一般的なロードランニングシューズの寿命が600km~800kmだとすると、800km~1000kmは余裕で使用できそうな丈夫さ)
ジョグからレースペース、閾値走、ロング走まで、レース翌日のアクティブリカバリーにも最適(インターバルを除く)
背が高い、がたいがよく体重が65kg以上あるランナーに最もおすすめできる
短所
通気性はよいが、雨の日の速乾性は低い
かかとの履き口が浅い
コーナリングの多いコースは不得意
脚筋力のない人には重い
【STEP1】無料メール講座で学ぶ
【STEP2】大阪城公園での練習会やトレイルランイベントに参加する
プロにランニングフォームを見てほしい