こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
ホカ(HOKA)のトレイルランニングシューズ『マファテ スピード4』を購入し、500km近く走りテストしましたのでご紹介します。
僕はシューズ紹介するときは難しい言葉はほとんど用いないようにしています。シューズアドバイザーやギアオタクではありませんし、ランナー目線で簡単に感想を語ります。
開封の儀式!写真はいずれも購入直後のものです。
これまでホカのトレイルランニングシューズは致命的にデザインカラーがダサいので、好んで購入しようとは思いませんでした。(クリフトンやリンコン、マッハなどロード用シューズはすごくいいのに…あくまで個人の感想です)
結論から…
重さは、28.5cmで316g。同業他社のシューズと比べて、平均よりやや重いぐらい。しかし、重量の割に軽さを感じられ、下りも走りやすい
!
これがホカの一番の特徴!と思うのが『Profly ミッドソール』。厚底ですがクッション性は柔らかすぎず、硬すぎずの中間。足裏は柔らかいクッション性があって、地面に近い部分は硬めにできています。ホカ特有のふかふかのマシュマロ感はありません。
アウトソールは安心の『Vibram メガグリップ』。イタリアに本拠地を置くビブラム社は、世界最大級の靴底(シューズソール)のメーカーです。newbalanceやMERRELL(メレル)などさまざまなメーカーからトレイルランニングシューズが発売されていますが、多くがビブラム社に外注をしソールの提供を受けています。
シューズ裏のラグの形状を見ると、グリップ力はあまり強くなさそうに見えますが、濡れた路面でもまったく問題なく、ラグの浅いこたがかえってアスファルトのような堅い平坦な道でも走りやすい。
つま先部分は少し余裕があり快適です。スピードゴートほどがっしりとはしていません。速乾性は、一番ではありませんが、同業他社のシューズと比べて洗ったあとの靴の渇きも速かった。
このシューズを履いたときはまったくと言っていいほどねん挫のひやりハットがなかったので、安定性の高さを示しています。
尻尾のようなかかと部分。アキレス腱の部分に当たる人もいるかもしれませんが、柔らかく、僕は特に不快は感じず、かかとのフィット感を高めていると思いました。すき間から砂や石が入りやすい難点は感じました。
重量よりもはるかに軽く感じ、速く走れ、どんな地形でも対応でき、下りも走りやすいことがわかりました。特に下りでのダメージを抑えてくれる感じがあって、このシューズでイベントを走ると足の疲労感も少ない。
ウェスタン・ステイツ100マイルでジム・ウォルムズリー(ホカの契約アスリート)が優勝したときに選んで履いたのもこのシューズでした。
およそ500km山を走ったシューズ。アッパーの破れもなく購入時と変わらずに綺麗…
裏。さすがに消耗は見えますが、まだまだ使えます。さすがビブラム社のメガグリップ、耐久性が素晴らしい!
僕が練習用シューズとして、もし100km以上のロングレースを走るのであればこのシューズは選ぶ最有力候補に入ります。練習用シューズとしてはいろいろな山で使える凡陽性に、耐久性の高さ、そして移動中も歩きやすいシューズだから。
ここが良い!
不安なく、走れるシューズ
抜群の耐久性(一般的なトレイルランニングシューズの寿命が400km~500kmだとすると、600km~800kmは余裕で使用できそうな丈夫さ)
短所
ホカのシューズ全般に言えることですが、高価(定価24,200円)
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