こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


ツアー用に新しいトレイルランニングシューズを購入しました。


僕は毎週末のように山に行き、さまざまな地形を走りますので、ほかの人よりもテスト機会がたくさんあります。

今日ご紹介するのは、『アシックス ゲルトラブーコ12/Asics GEL-Trabuco 12』。


安藤さん、そのアシックスのトレイルランニングシューズっていいんですか?

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実は、トレイルランニングシューズでアシックスを履くのははじめてです。


asicsはデザインカラーがダサいので、いままで購入検討に入っていませんでした。ところが、最近のasicsはロードランニングシューズもカッコいい!トレイルランニングシューズも赤いカラーが出たので購入しました。


結論

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​はじめの一足としておすすめできる!ロードからトレイルまでを含む幅広い地形を走るランナー向け。六甲のような岩の多い地形でも安心して走ることができるでしょう。一方重さがあって、足裏の接地面積が幅広めで、がれきや木の根がびっしりとあるトレイルには不向き。



重さは、28.5cmで343g。同業他社のシューズと比べて20~50gは重め。似た名前の商品に『Trabuco Max』がありますが、クッション性はそれより控えめで中程度です。よく足首をぐねる人はこの程度のクッション性が良いでしょう。

エンジニアードメッシュアッパーは、通気性が高く、20℃を超える暑い日でも快適。


僕はasicsのロード用ランニングシューズは「幅が狭い」と言われて、28.5cmでちょうどです。しかし、このシューズは足幅広く、28.5cmはかなりつま先にゆとりがある!サロモンやブルックスは28.0cmを履いています。


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同じアシックスのシューズでもロード用とトレイル用とではだいぶサイズ感が違いますね!


購入者の中には「アシックスの一般的なロード用ランニングシューズと一緒」と考える人もいるようですが、僕には明らかに大きく感じますし、長距離用にそのように作られているように思います。このあたりは個人の感想があるのかもしれません。



かかとは衝撃吸収性を高める技術が採用され、特許を取得しているそうです。

つま先部分は長距離を走るのに十分なスペースですが、ショートレースや下りをビュンビュンと走るにはやや大きい。

最近はアウトソールはビブラム社に外注する会社が多いですが、アシックスは自社オリジナル。ASICSGripは、グリップ力の高さにびっくりしました。岩の多い六甲をガンガン走ってみましたが、岩や木の根の凹凸による突き上げ感は感じられず、快適。
一番は素晴らしい安定感!かなり安定してトレイルを走ることのできるシューズですね。

シューレースには紐をまとめるゴムバンドがついているのですが、これがガバガバでゆるゆる。これはもっとフィット感考えなかったのかと思います。


ここが良い!
抜群の安定感
さすがはアシックス、履き始めから快適
耐久性、コスパ最高(定価15,400円)

短所
競合他社シューズよりも重い


「競合他社シューズよりも重い」という以外は欠点のない、幅広い人におすすめできるシューズです。

特に普段ロードランニングでAsicsを履いたランナーにはすんなりと馴染むことでしょう。初心者には同じasicsのゲルフジスピードやゲルフジライトよりもおすすめできます。
 
逆におすすめできない人は?10km~20kmまでのショートレースへの参加が中心で、短い距離を速く走ることに重点を置いているランナー。

知り合いのランナーさんがこれを履いて、雨で足元は泥んこの『広島湾岸トレイルラン109km』を完走していましたが、問題なく快適だったそうです。

スピードが求められない長距離レース、もし僕が林道や舗装道が半分以上を占める『マウントフジ100/Mt. FUJI 100』を走るとしたら十分選択肢に入ります。
全体の評価として、

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​さすがはアシックス!


ゲルトラブコ12は、初心者向けトレイルランニングシューズの導入モデルとして最適に感じました。
Never Stop Running.

 

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