こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


先日「オーダーメイドのマラソン練習メニュー作成をします」
という記事を書きましたが、近日発表です。


名古屋ウィメンズマラソン2024で4時間25分16秒と自己記録を5分以上更新できました!

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愛知県は知多半島に住むT子さんから、3回目のパーソナルカイゼンの依頼がありました。

 

T子さんはランニングをはじめた2018年に初マラソン大会を4時間48分で完走をし、翌年の2019年にパーソナルレッスンカイゼンを受けてくれ、自己記録は2000年の4時間30分38秒。

 


その後フルマラソン大会には10回参加するも、4時間30分から4時間45分の同じタイムの間をいったりきたりで伸びず、ときには5時間かかることもあって、4年以上自己記録から遠ざかっていました。

 

 

パーソナルレッスンカイゼンを受けてから故障は少なくなり、週に3日以上走り、地域の練習会にも参加をしてインターバルにも取り組み努力はしているものの結果が伴わない。


T子さんのように「練習は十分しているが結果が伴わない」という人には大きくお役立てできる可能性があります。

 

 

今年の名古屋ウィメンズで4年ぶりに自己記録を更新したい!

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パーソナルレッスンの再受講を受ける前に、

 

 

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いったいどんな練習をしてきたんですか?

 

と尋ねたら、

 

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え?パーソナルのときに練習のアドバイスもしたはずなのにな…

 

間違った方向に努力をされていることがわかりました。

 

 

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フォームの修正ももちろん大事ですが、マラソンタイムを伸ばすために「練習量やペースの見直し(練習内容の見直し)」が最も大事ですよ。

 

と僕ははっきりと伝えていますが、そのことについて真剣に考える人は少ない。

 

ランニングフォームが意識をしないと自分の好きなように走ってしまうのと同じように、練習メニューも本来の自分にとって”必要な練習”ではなく、自分の”好きな練習”を優先してしまうものです。人間、楽な方へ逃げてしまうもの。

 


速く走らないようにアドバイスをしたのに

相変わらず速すぎるペースで走っていたり…


長めに走ることが課題なのに

短めのランニングを繰り返していたり…


ロードで練習することがまず第一なのに

雪山にばかり行っていたり…



自分の好きな練習をしている人が少なくありません。マラソンタイムを伸ばすのも故障のリスクを高めるのも、日々の練習が7、8割影響します。それを変えないことには成長は望めず、やがては頭打ちになります。


かつての僕がそうでした。毎日走っているのにまったく成果がでなかった。

 

T子さんにはあらためてランニングフォームチェックするよりも重要なことがあると思い、練習メニューのアドバイスが必要だと感じ、
 

 

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有料ですがモニターとして練習メニュー作成受けませんか

 

と提案しました。

 

 

T子さんは1か月間のLINEサポート付きのメニュー作成を希望され、そこからはウィメンズに向けたやりとりが始まりました。

 


ウインドスプリント(流し)って何ですか?どのぐらいのペースで走ればよいのですか?止まったり歩いたりしても大丈夫ですか?

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スピードはピッチとストライドをうまく調節しながらコントロールする感じなのでしょうか。

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普段は雨の日は中止しています。明日は雨予報ですが、練習は予定どおりに行った方がいいですか?それともほかの日に変更した方がいいでしょうか。服装は?

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こうした相談にはAIロボットには答えられないでしょう。

 


名古屋ウィメンズのT子さんのラップタイム

いつもは30kmからの坂道でがくんとペースが落ちていたそうですが、最後までイーブンペース。

 


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これだけしっかりとマラソンを走れたら楽しかっただろうなあ!

 
ラップタイムを見ただけでそれが伝わってきました。マラソンはラップタイムを見ればその人がトイレに行っていたのか、途中でそうめんでも食べていたのか、歩いていたのかまでおよそ想像できます。
 

ほとんどの人が30km以降、後半にかけて尻すぼみに落ちていくことが多いですが、T子さんも例外ではありませんでしたが、最後はペースアップをして右肩上がりでフィニッシュ。

 

『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン』をはじめて体験できました!

 
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惜しくは僕はT子さんの実力からあと5分速く、4時間20分ではフィニッシュできると期待していたのでそれが残念だったこと(笑)レース当日はT子さんに、


 

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30kmまで我慢。そのあとは、余力があればペースアップし全力を出し切っていいですよ。


とアドバイスしていたのに、40kmまでペーサーについていく判断をしたため、レース後も余力のあるフィニッシュとなりました。

 

マラソンレースではイーブンを推奨していますが、T子さんは自己記録を大きく更新を目指すことよりも4年ぶりの確実な更新を目指す堅実なレースを選びました。

 

T子さんは3月から5月まで3か月のサポートを希望されており、

 

6月の飛騨高山ウルトラマラソンで「エイドでの食事も満喫しながら9時間以内で完走をし、来年に100kmチャレンジにつながる走りをしたい!(71kmの制限時間は11時間00分)」。

 
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新しい目標に向かって、日々チャレンジ中です。

 

練習メニュー作成は目標タイムをお約束するものではありませんが、モニター第一号の方がこうして結果を出されたのは嬉しいですね!

Never Stop Running.

 

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