こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


20代のころは毎月の給与の10%は本の購入に充てると決め、年間100冊以上は読んでいたので、読書量がそのころに戻りつつあります。

本や雑誌は、読み放題の楽天マガジンにAmazonプライム、最近Kindle Unlimitedのサービスを契約をして読書が加速、1月は50冊以上読みました。


僕は「多読家」と言えますが、しかし、本は何冊読んだかではなくて、そこから何をどれだけ学んだか、どう仕事に活かせるかが重要です。


僕のお気に入りのビジネス本に『ビジョナリーカンパニー』と『ビジョナリーカンパニー2』(両書ともジェームズ・C・コリンズ著)があります。
 
経営書としてはベストセラーの古典的名書で、お読みになった方や、本のタイトルは聞いたことのある人がいるかもしれません。

 


この本はビジョンや理念の大切さを説明しているのですが、本文の中に、


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Goodであることに満足しているとGreatにはなれない。』

という言葉が書かれています。



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​『Good is the enemy of great.(グッドはグレートになるための敵だ)

だったかもしれませんが、どちらも意味は同じと思います。



最近ランナーとして壁に当たったときにふとこの言葉を思い出しました。


ランナーは「一定の目標タイム」をおさめるとそれで満足してしまうもの。フルマラソンも経験を積むとそれなりのタイムで走れてしまいます。


そうなるとそれ以上、最高の自分になることはできません。


Good(まあまあ)の自分に納得してしまっているがために、それが足を引っ張りそれ以上の成長は望めない、Great(最高)自分になれない。


まさに僕がそうでした。


今年でランニング歴25年になり、これまで故障やサボりのブランクもなく、目標を掲げたマラソンレースではすべて目標タイムを達成できてましたし、トレイルランニングのレースでは自分が望む「結果」どおりにフィニッシュしていました。
 

しかし、それが「Great(最高、すごい)」だったかと考えれば「Good(まあまあ)」だったと思います。


トレイルランナーズ大阪を立ち上げて一番古いお付き合いになるJさんから、昔こんなことを言われたことがあって、それは今でも僕の頭の片隅に残っています。

安藤さんはランニングコーチとしてはプロですが、ランナーとしてはセミプロ、準エリートですよね。

 
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僕のことをよくわかっているなあ!


この言葉に対していらっとすることもなく、むしろ驚くと同時に感心してしまいました。


僕はランニングコーチとしてはプロと自負していますが、プロランナーではありません。レースでは優勝や入賞、トップ10を狙う努力はしていませんでしたからJさんの言う通りでした。



小学生〜中学生〜高校生〜大学生


子どものころは虚弱体質で、学校の運動会はいつまビリで下から数えた方が早い順位に位置していました。

社会人から現在


そんな僕がランニングレースで全体の上位2割に入っることができていれば上出来、最近はトップ20に入ることも多くあって、練習しただけの望む「結果」は得ていました。一つ一つの記録は「Good」でも、この記録を65歳までキープできていたら「Great」になるでしょう。



しかし、「Good」に満足をしていたと言えます。



「マラソンは努力と工夫次第で伸びていく」

「ランニングはやればやっただけ成果がついていく」



そう信じて続けてきたら、こんな僕でも一定の成績を収めることができました。



GoodとGreatの差は何か?と考えたら、マラソンで言えば、「ベストタイムを1分でも更新する」「出せると思う現実的な目標」 がGoodだとすれば、「現在の自分からは達成できるかわからない到底高い目標」「10kmやハーフのベストタイムから算出したフルマラソン予測タイムをさらに上回るタイム」がGreatでしょう。


トレイルランニングの完走経験豊富な僕が「完走が目標です」と話してもそれは「Great」でしょうか。「Good」でさえもないでしょう。


冒頭で紹介をした名言の真意は、

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「Good(まあまあ)の延長線上にGreatはない」

ということ。


ランナーとして大きく成長するためには、「Good(まあまあ)」でいる自分の中の甘えを除かないと「Great」にはなれない。

問題なのは「Good」で満足していると、それさえ維持することが難しくなってくるということ。

今年は自分のために頑張ってみようと思い、「Good」ではなく、「Great」を目指す。

最高の自分を目指すことがほんとうの「自己実現」である。
Never Stop Running.

 

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