こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
加古川・姫路方面までは大阪は元より西宮・神戸の人もあまり来ず、この3年でこの地域のランナーはかなり激減したとはわかっています。それでもイベントを開催したい山が加古川の高砂にはあります。
その一つが「高御位山(たかみくらやま)」!
JR宝殿駅をスタート。この日は兵庫県・加古川市と高砂市にまたがる高御位山にみんなで行ってきました。別名は西の「播磨富士」と言い、東の「近江富士(三上山)」の2つがあります。
この3年でランナーの体力低下が顕著に見え(練習を継続していたランナーはこの限りでない)、最近は初心者向けのツアーが中心で、ハードなツアーにはチャレンジしようという人は今は少ないので行わなくなりましたが、久しぶりのレベル3です。
”関西の秘境”の中では手軽に行くことができる場所で”日本三大奇景”の一つでもある、兵庫県は高砂市にある「生石神社」を参拝しました。「生石」と書いて「おうしこ」と読みます。この神社の階段が後半地味に足に効いてくるんですよね。
神社の入り口にある霊岩。
水の上に浮かぶ石!誰が、いつ、どのようにこのような石を作ったのか明確にはわかっていません。
タネも仕掛けもございます。これは生きているあいだに拝んでおきたいスポットです。
生石神社の上にある展望台からこれから挑む高御位山の縦走路を眺めます。
僕が高御位山をとても気に行っているのは木製の階段や手すり、ロープなど人工物が極力少なく、自然の地形そのままなこと。
「あのてっぺんまで岩を登ります」
「えー!!」
通算ツアー参加回数が55回を数えるマツコさん。1万時間の法則みたく、3年間で上り下りベテランの域に達しつつあります。
大阪や関東の山では体験できないスケール感、とても標高2、300メートルとは思えないアルプス級の眺めです。マツコさんもこの絶景ショットが撮れて記念に残ることでしょう。
おにぎり片手に絶景を眺めながら、応援ナビで『奈良マラソン』と『青島太平洋マラソン』の速報をチェック。
練習生だけで16人出走していましたが、4人までしか登録することができないためフィニッシュタイムの速いであろう人から登録をし、順次チェックしていきました。
時刻はちょうど12時でスタートから3時間が経過、ここからがマラソンレースの本番。
みんなのペースはどうなっていくのか。
僕がランナーを見るポイントはタイムの良し悪し、自己記録を更新できたかどうかではなく、
「むらのない綺麗なラップタイムで走っていたか」
「後半の落ち込みがどれだけ少なかったか」
見ているのはこれだけ。
30km後半でどれだけ落ち込み幅を少なく抑えられたかが、自身の練習への証明と思います。
体重、体脂肪率の高い人はやっぱり奈良マラソンのようなアップダウンあるコースでは不利になります。からだは自分のからだを運ぶのにより多くの酸素、エネルギーを必要とするからです。
マラソンにおいて体重、体脂肪率は結果を出すうえで非常に重要です。
体脂肪率の高い人ほど暑さの影響を受けやすく、今日のような高い気温の日のマラソン大会では後半の落ち込みも顕著になります。
昼から夕方にかけて気温は上がりますのでマラソンタイムの遅い人ほど暑さの影響は受けやすくなります。
この週末は急に気温が上昇したので夏場の努力、暑熱順化の効果もさっぱり消えています。
僕も今日の暑さだと後半へばっていたかもしれません(^^;;
マラソン大会でベストタイムが出やすいのは12℃以下(理想は10℃以下)で、体感気温が19℃の今日はベストタイムは望みにくい。しかし、年間を通じて12℃以下で行われるマラソン大会がどれぐらいあるのかと言えば限られます。与えられた条件でベストを尽くすしかありません。
久しぶりに来たゴジラ山!ラスボス感がすごい…最新のiOSアップデートでカメラ機能が大幅に向上したiPhoneで撮影するとご覧の美麗さ。
繰り返しのアップダウンで疲労が積み重なり、皆さんフルマラソン後半のような顔色の様相を帯びてきました。ゴールするころには12月も中旬近いというのにみんな水1リットルが空になりました。
全員無事に播磨アルプス全山縦走コンプリート!達成感抜群!!
茨城県の鹿嶋市から新幹線で5時間以上かけて、わざわざ久しぶりにツアーで会いに来てくれました!
下山をしたら自販機にまっしぐら!コーラや冷たい飲みものの美味いこと!!
ご参加ありがとうございました!
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