こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。



「マラソンやトレイルランニングの大会中はなにを考えて走っているんですか?」

と聞かれることがある。



スタートした直後から、



「ああ、早く横になって寝たい。」



そのことばかりを考えている。



僕のフィニッシュはゴールテープではなく、布団の中なんだ。それを考えることが僕にとってポジティブで力が出ることなんだ。


人によっては、「ゴールしたら美味い酒を飲んだり焼き肉を食べたりしたい」それがポジティブなことかもしれない。



レース中、「どうしてこんなに苦しいことをしているんだろう」「エントリーしている大会をすべてキャンセルしたい」そう考えることもある。



走っていて楽しい。



しかし、走っていて楽しいと苦しいとは同時に起こり得てもまったくの別で切り分かれたこと。



苦しさの中に楽しさがあるとも言えるし、楽しさの中に苦しさがあるとも言える。



ゆっくり走ろうが速く走ろうが、長距離が苦手な僕にとっては苦しい。運動時間が2時間を超えたら僕には十分長距離である。



苦しいことは早く終わらせたい。


 

この苦しみから逃れる一番の方法が1分、1秒でも速くゴールをすること。速くゴールをすれば、暑さの影響も受けにくいし、悪天候でトレイルの路面が変化をする前にレースを終えることができる。



「とっととゴールして寝たい」



そう考えて走り続けていたら、はじめは100番台の順位だったのがやがて二桁台になり、今はひと桁でゴールできるようになった。マラソン大会でも5時間よりも4時間、4時間よりも3時間でゴールできた方が苦しみの時間はずっと少なくて済む。



苦しまないために練習をするし、準備もする。順位やタイム苦しみから逃げ続けた結果だ。苦しみから追われるように逃げ続けた結果、一番になったら面白い。



大会にエントリーをしたのは他の誰でもなく自分なのに、苦しみから逃れたいがために速く走っているというのは何とも滑稽な話だと思う。


それでも大会にエントリーしてしまうのはランナーだからだろう。

Never Stop Running.

 

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