こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 


新春初ハーフマラソン。

 

走り始めは美濃加茂から。2023年1月7日(日)に開催された「第17回みのかもハーフマラソン大会」を走ってきました!


岐阜県内屈指の激坂ハーフマラソン大会と聞いて出場を決めました。


いったいどれほどの激坂なのか?

自分の目で見て、肌で感じ体験に行ってきました。現在トレイルのレース出場と並行して、国内の激坂ハーフマラソン大会をトレーニングに出場しています。


岐阜県屈指の激坂ハーフマラソン、みのかもハーフマラソンのコース情報

制限時間は2時間30分ですが、13K地点に厳しい関門があり、号砲が鳴ってから1時間35分以内に関門を通過する必要があります。(以前は1時間25分だったそうでゆるくなっています)


初心者は坂道を含むコースを1km7分ペースで走れないと完走は厳しい。

 

制限時間:2時間30分

最低標高:約50m

最高標高:約177m

獲得標高約271m

 

なかなかのアップダウンでしょう?味わい深い坂道でした。特にラストの15kmを過ぎてから延々と4km以上続く激坂。


こんなところを走っておりました。


JR岐阜駅から美濃太田駅までは電車で約40分。岐阜の地理は詳しくありませんが、岐阜駅からも遠く離れてました。
 
シャトルバスに乗るために朝5時に起床、会場には7時40分に到着、スタートは9時15分なので屋外の寒空の中で1時間30分近い待機。

5時は日ごろ起き慣れない時間なので寝すごしを心配してか、1時間起きに目が覚め睡眠の質は最悪で朝を迎えました。
 
マラソン大会はハーフマラソンなど短い距離に出場にしても現地には早く到着しなければならず、拘束時間が長いので僕はやはり頻繁には出場しないと思いました。

トレイルのレースだと最近は受付がないことも多いですし、時間までにスタートラインに並べばokなので寒空の中長時間待つことも少ない。

そういう意味ではマラソン大会は過酷ですね。

 

美濃加茂駅からは無料のシャトルバスが出ています。大会がおすすめする朝2便目の早い時間帯の7時15分でもすでにランナーで満席でした。あとの時間帯だったら現地に着いてから歩くことも考えると慌ただしかったかもしれません。


バスの乗車時間の選びだけでホテルを出る時間も30分変わるので非常に悩ましい。

 

バスの降車場所、駐車場から会場までが遠い!

 

10分以上ひたすら歩きます。駐車場まで荷物を取りに戻るのは大変不便なので、あらかじめ必要品、特に防寒着などは持参をおすすめ。

 

集合時の気温は氷点下。芝生は霜柱が立ち、その上を歩くとザクザクと音が響きます。

 

受付は秒で終わり、行列はなし。みのかもハーフマラソン大会に参加をするためには、3回のワクチン接種歴又は陰性の検査結果(有効期間内)の提示が必要になります。

 

参加賞はお菓子!

参加賞は記念Tシャツでもタオルでもなく、フィナンシェやラング・ド・シャ、あられなどのお菓子。一部のお菓子には大会名や日付が入っています。

 

ゼッケンがまさかの2枚!つまり…シャツを脱いで背中につけなければならないということ。


屋外の気温は0℃。みんな寒空の中ウェアを脱いで、がたがた震えながらかじかむ手で安全ピンでゼッケンをつけています。


ゼッケンは前だけでいいんじゃないか??

 

●みのかもハーフマラソンの魅力の一つは豚汁!
レース後のお楽しみは「かも丸鍋」。美濃加茂の「かも」であって、中身は豚汁です。

過去に豚汁は大会でたくさん食べてきましたが、ナンバー1の具材量と美味さ、肉も目視できるぐらい入っています。「おかわりいかがですか~」おかわりは自由!(お汁よりも具材が多いぐらい、僕は一杯で満足)しかし…

 

フィニッシュすると「豚汁はこちらです!」の案内がありますが、豚汁を食べるためには引換券が必要。預けた荷物ははるか坂の下にあります。下で荷物を受け取ったあと、再び坂または階段を上り返さなければなりません…

 

導線が悪すぎる!(参加検討の方でゴール後速やかに豚汁を食べたい方は引換券はもって走ることをおすすめ。なくさないように!)


そもそも誰も勝手に豚汁を食べないでしょうし、引き換え券をなくせば解決と思います。


 みのかもハーフマラソンに限りませんが最近の大会は密集を避けるためか、受付や荷物預かり、参加賞手渡しなどがばらばらに点在していてぱっとわかりにくく、会場の雰囲気としてもとても寂しいものに感じます。


すべて一か所で完結をし流れ作業にした方がランナーの混乱もなくスムーズだと思います。

 
激坂ハーフマラソンと言えば?激坂ハーフマラソンランキング
1位 飛鳥ハーフマラソン獲得標高約420m
2位 みのかもハーフ獲得標高約271 NEW!
3位 三田国際マスターズマラソン獲得標高約209m
4位 河内長野シティマラソン獲得標高約186m

 

番外(キング)

柏原シティキャンパスマラソン10km 獲得標高約380m

 

↓しかし、実際に走ってみたキツさランキングは以下のとおりになります。

1位 三田国際マスターズマラソン獲得標高約209m
2位 飛鳥ハーフマラソン獲得標高約420m
3位 みのかもハーフ獲得標高約271 m
4位 河内長野シティマラソン獲得標高約186m

 

斜度や坂の長さ、そして坂の数など過酷さには複数の要因が含まれるので、単純に「獲得標高」だけで推し量れないものがあります。

 

レースの雰囲気

アップダウンの激しいコースに厳しい13kmの時間関門、1月の真冬にそれも新春第一週に大会に出場しようという人たちですから、参加ランナーのレベルはびっくりするほど高く感じました。


「仮装の凝ったランナーが多くいるな」と思ったら特別賞で『ベスト仮装賞』があるそうです。


沿道の応援は少なめですが、コース上の太鼓演奏、フィニッシュ後は少し離れていますが岐阜清流里山公園内には温浴施設もあります。(受付で手渡された資料に温泉割引チケットもあり)


フィニッシュの豚汁と温泉を楽しみに、コスプレして出場いかがでしょうか。

 

まずは1本、新春ロケットスタート!

Never Stop Running.

 

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