こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
技術を持ってレースを制す。
福岡ではじめてのトレイルラン講座は、2021年10月に初開催、その後あっという間に2022年11月には10回開催を迎えました。
ほとんど月一の開催頻度です。
これまで福岡では我流でトレイルランしてきた方がほとんど、そこへ僕が福岡にトレイルランニングの技術を持ち込んだ。
「おかげさまでトレイルの大会をけがなく、楽しく完走できました!」好結果の報告をもらうようになって嬉しい。^_^
糸島四座を全山縦走するイベントの初開催に猛者ランナーが勢ぞろいしましたが、
その一人Gさんからはじめてのレース完走の喜びの報告をいただきました。
結果は…
タイム 4時間28分31秒
順位 20位/144名
男女総合 21位/159名
はじめてのトレイルランレースにしては、まあまあの結果と思っています。目標タイムは5時間に設定していましたので、目標以上の達成でした。
当日は夜から降り続いた雨で地面はぐちょぐちょ、登りも下りも滑りまくりでした。得意と思い込んでいた下りも、思うように走れなかった部分があり、レースの難しさを痛感しました。ただ2度のイベント参加で安藤さんから学んだこと、特に登りでのパワーウォークを含むテクニックを学んでいたおかげで、この結果を残せたと考えています。
レースに出場してみてトレイルランの面白さや奥深さをより知ることができ、益々ハマってしまっています。私は現在48歳ですが、「52歳の2026年までにUTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)を完走する。」という目標を立てました!ちょっと無謀かも知れませんが、この目標に向かってトレイルランを楽しんでいきたいと思います。
Gさん、完走おめでとうございます!
参加ランナー全体のレベルの高い福岡で、はじめてのトレイルでいきなり20位…
Gさんは日ごろはトライアスロンを楽しまれていて、ロングディスタンスも完走。フルマラソンのベストタイムは3時間36分。
Gさんはトレイルランをはじめたばかりながら下りがめちゃめちゃ速い!
10月29日に今宿でツアーに初参加をしたときに、オーストリアから来た18歳のイケイケの若者二人と、限界突破でガンガン走ったことでコツを掴み、「あのとき覚醒しました」と話します。
→福岡・博多で初心者におすすめのトレイルランコース「叶岳ー高祖山」
僕は「技術を持ってレースを制す。」という言葉を信奉していますが、技術を伝えたGさんがそれを証明してくれました。
ここに富士山麓一周を目指す人がまた一人。
→僕がウルトラトレイル・マウントフジ160kmを完走したのは、2013年。
その人が目標達成できるかどうかは、その発言の仕方によっておよそわかります。
Gさんは「夢」が「目標」に、「不安や恐れ」ではなく「楽しみ」に変わっているので、遠くない将来UTMFを完走されるでしょう。もし僕がギャンブラーだったら達成の方に賭けると思います。
僕はUTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)に10年で二度落選していますが、香港でUTMBの大会統括ディレクターのカトリーヌ・ポレッティさんと一緒に飲む機会があって、
「10年やっている僕がいまだに参加できず悔しい思いをしていて、トレイルをはじめて2、3年目の人が参加できている。いったいどうして…」
と直訴したことがあります(冗談っぽく)。
するとポレッティさんは僕にこう話しました。
「あなたがそれにチャレンジできるということはその力はついているわ。だから焦らずに。」
「そうか。UTMBに向けて鍛えたこの体力はほかで生かせばいいんだ。」と思い、その後世界のウルトラトレイルにチャレンジすることになります。
そのときまで努力を続けることが大事です。
Never Stop Running.
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プロにランニングフォームを見てほしい