こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


今日は豊中市消防局に上級救命講習の更新に行ってきました。



心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)を使用した胸部圧迫方法など普通救命講習で学ぶ内容に加え、骨折や外傷、やけどなどをした場合の応急手当や搬送法を学ぶ講習です。



心肺蘇生法は何十回と繰り返し講習を受けていますが、「知っている」「学んだことがある」過去の経験はいざ実践できなければ無意味で、継続的に確認をすることが重要。

 

パニックになったときに、無意識レベルで実践できるかどうかが習得基準。



ランニングでも教えてもらったり学んだりした走りをレースはもちろん、レースの後半で疲れたときにも無意識レベルで実践できるかどうか、そのレベルまでできてはじめて習得と言えます。



普段立ち入らない消防署は緊張しますね!人口40万人に対し、豊中市の救急車台数は12台だそうです。


会場は5階。上履きに履き替え、中へ。


10時から17時まで半日みっちり!スタッフの方もこの講習会のために8人も動員されていました。


参加者は20人、男女比は10:10。年齢層は若い人もいて、30代から70代までと幅広い。質問の内容から介護関係に従事する方の受講がやはり多いと感じました。


配布物。


講習テキスト。


上級救命講習だけあって、盛りだくさんの内容。これが受講料無料です。



実技講習がほとんどメイン。


119番通報をしてから救急車が来るまでに全国平均で約9分、豊中市で6分かかるそうです。


救急車が到着するまでに応急処置をした場合としていない場合とでは、生存確率が2倍も違うそうです。


これで午前中は終了。

 

午後はAEDの利用方法。自動音声で操作は簡単で、一見おもちゃみたいに見えますが、値段はおもちゃ以上。約25万円もします。


異物除去の座学と実技。小児の模型がやたらとリアル。


その後は搬送方法野実技と、ファーストエイドの座学。


最後に全40問のテストがあって、無事合格。


豊中市が猛烈に推している「救急タグ」。



「救急タグ」とは、自分のアレルギーや飲んでいる薬、現在かかっている病気、緊急連絡先などをあらかじめ用紙に書き込んで提出すると、カードケースに入った「ICタグ」が発行されます。


僕もさっそく作りましたよ。


これをカバンなどに付けておくと、いざバタンと自分が倒れたときに駆けつけた救急隊員の人が、スマホの専用アプリで「ICタグ」を読み取ってくれ、言葉を話せないような状況でも自分の情報が速やかに伝えられ、病院搬送や処置がスムーズになります。便利!


なんと無料配布。現状は大阪の豊中市と能勢町在住の方のみが対象ですが、まだまだ知っている人が少ないようです。


各地域の消防署でこうした救命講習が行われていますので、皆さまの職場や家庭での「もしも」のときのために一度受けられてみてはいかがでしょうか。

 

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