こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
ある50代男性ランナーの方がランニング記録を投稿されていないので、「最近走っていませんね?」と尋ねると「仕事が忙しくて」と。
「毎朝犬の散歩で歩いてはいますが、恥ずかしくて記録は投稿していないんですよ」と話します。
ランニングだけでなくウォーキングも立派な有酸素運動です。
公開するしないはその人の自由と思いますが、把握はしておきたい。僕も一般公開していない運動は多くありますが把握はしています。例えばお気に入りの近所のスーパーまで歩いて往復30分ありますが、これも運動にカウントです。
この男性は仕事が落ち着き再び走り出してもそれほど大きな体力低下には遭遇しないでしょう。
一方コロナ禍で生活環境が変わり、「1年間に何の運動もしていなかった」というような人は大きな体力低下に見舞われている人が多い。
トレイルランのイベント受付でも1年間にランニングやウォーキングも行っていなかったような人の場合はベテランでも“運動初心者”として判断し要チェックしています。
「ランニングだけでなくウォーキングも立派な有酸素運動」の例。
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五つ星レビューありがとうございます✨
友だちからの紹介薦めでパーソナルレッスンを受けに来て下さった女性ランナーのAさんは、ランニングを始めて思いのほか走れ、月間走行距離は60km~70kmにも満たない練習量でフルマラソンは歩かずに完走でき、4時間ひと桁台でゴールできていました。
この話だけ聞けば「きっと才能のある人なんだ」「元から脚の速い人なんだ」と思う人が多いかもしれません。
しかし、次の話を聞けば感想は変わってくるでしょう。
本格的にマラソンのトレーニングを始める前までは「歩くのが楽しくて」ほとんど毎日10kmのウォーキングをしていたと話します。
毎日10kmです!
10km歩こうと思えば100分から120分はかかります😲
週5日10km歩いたとしたら、月間歩行距離は200kmです。さらに、
ご職業は水泳のインストラクターで日常的に体を動かす仕事をされていました。
ご本人はそのことを何とも思っていなかった風でしたが、水泳やウォーキングは着地衝撃のほとんどない運動で、マラソンを始めるにあたっての有酸素運動能力が養われたことが大きい。
「ウォーキングや水泳も運動にカウントされる」「しっかりと歩くことができる人は走ることもできる」ということを示されたかたちです。
僕のコーチ指導経験上、「ランニングを始めたらいきなり5km、10kmとそこそこ走れました」と話す人は、
屋外を走ることがはじめてなだけで、それまではウォーキングをしていたりジムでエアロビクスをしていたり、冬場はクロカンスキーをしていたり、何かしら運動はされていた方が多い(運動初心者ではない)。
こうした人は一定の心肺機能の土台はできているので、コツコツと無理のない範囲でジョグで必要な着地衝撃の耐性づくりができるとマラソン完走もできる人です。
ランナーになると日々のランニングだけが「運動」と考えてしまいがちですが、ウォーキングも立派な「運動」ですよ。
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プロにランニングフォームを見てほしい