こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
“総走行距離”は日ごろのランニング練習だけでなく、ウォームアップからクールダウン、ちょっとした小走りや坂道ダッシュまで含みます。
川内優輝選手は以前Twitterの投稿で、駅やバス停に向かう途中小走りした距離まで月間走行距離としてカウントしている発言をしていました。
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さすがです!
自分のランニング練習を正しく記録しておくことは、疲労回復を考える上でも重要です。
細かく言えば、疲労回復に加え体重管理も考えるのであれば“身体活動全体の総量”で考える必要があり、ウォーキングにハイキング、犬の散歩、サイクリング距離まで本来は把握しておきたい。
運動を総活動量で考えることができていれば、「ランニング練習量や食事の内容は変わっていないのに体重が増えた。歳のせいだろうか」と見誤った考えをすることは少なくなるはず。
2021年の最新の研究では、10代の若いころと60代とでは「基礎代謝はほとんど変わらない」ことが発表されました。
体重増加は運動量の少なさや食生活が原因であることが多く、年齢のせいではないとわかってきています。
シューズブランド「ALTRA」(アルトラ)を展開する株式会社ストライドが行った男女ランナー1,324人を対象とした調査では、
「外出自粛期間中に運動不足を感じた人は58.6%、自粛期間の前と比べて体重が増加した人は38.0%、自粛期間の前と比べて体力の減退を感じている人は32.2%。」
「自粛期間中でも週に2回以上走る人が72.7%にのぼり、積極的なランナーが多いにもかかわらず、体重が増加、体力の減退を感じている人が多い。」
とあります。
【記事元】一般社団法人日本健康クラブ~今月のおもしろ健康情報より
パーソナルレッスンカイゼンに来られ「体重が大きく増えた」という方に「過去にも多くあったことですか?」と尋ねると、「いいえ、ここ1、2年のことです」と話す人がほとんど多い。
僕もコロナ禍になって体重が増加した一人です(これだけ日々運動しているのにです!)
コロナ禍でランニング以外では家でじっとしていることが多くなって、たとえばスーパーに買いものに行く頻度も週3回から週1回のまとめ買いになり、大好きだった都心や百貨店でのウィンドウショッピングも自粛。
もちろん家にいる時間が多くなったことでストレスや生活環境の変化も一因にあると思いますが、ランニング練習量はあまり変わらずとも一日の総活動量は減ってますから、それが体重の変化に影響している可能性はあります。
疲労回復や体重管理を考えるうえでは、運動は総活動量で考えましょう。
Never Stop Running.
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プロにランニングフォームを見てほしい