こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


新春3回目のレース!

2022年1月30日(日)大阪国際女子マラソンと同時スタートされた『2022大阪ハーフマラソン』にこっそり参加をしてきました。
  

当日会場やレース中にお会いできた皆さま、嬉しかったです。^^

 

コロナ禍で海外レースに参加もできず、国内のトレイルランニングレースもないので、いま参加できる大会にエントリーしています。


いまエントリーしているロードレースは、過去10年でイベントに参加ランナーさんに「どんな大会に参加をされました?」と聞いてきて人気の高かった大会を順に走破しています。

 

コーチとしてレースアドバイスできるから。全国のマラソン大会の全部を走ろうと思うのは身体一つでは足りない!しかし、人気大会だけ、関西だけに絞れば可能だと思います。
 

抗原検査キット。「陰性」の場合はCラインに一本だけ現れ、陽性の場合はTラインにも線が現れ2本になります。結果がわかるのにおよそ15分から20分待つあいだ、これが一番ドキドキしました。

結果は「陰性」でした。
 
「「2022大阪ハーフマラソン」出場競技者において、新型コロナウイルス感染拡大の状況をうけ、参加者に安全に大会に参加いただくため、出場競技者全員に、抗原検査を大会当日(1月30日)、実施と陰性の確認をお願いいたします。」
 
ほとんどのマラソン大会が中止を発表する中、急きょ抗原検査をランナー全員に義務付けて予定通り開催されました。
 
感染症(COVID-19)の抗原検査には1,500円程度のコストがかかるらしいですが、それを主催者の負担で予定通り行う判断には驚きました。

大阪国際女子マラソンでは、大阪入りする日と大会前日の2回の抗原検査が義務付けられました。
 
受付会場とスタートは大阪城公園。関西のランナーにはよく知った場所で安心できます。
 
【レース前の出来事】
10時ごろ大阪駅に着くと、ヨドバシ梅田にPS5が200台入荷情報を得る。
 
「(今から並べば購入できる!!!)」
 
興奮した僕は慌ててヨドバシ梅田へと向かい、階段を5階まで一段飛ばしで駆け上がった。
 

「(ぜえぜえ、はあはあ…)」


息を切らしながらおもちゃ売り場に到着すると…すでに100人以上の長蛇の列。


「大阪ハーフを選ぶか、PS5を選ぶか」


究極の2択で悩んだ。1年間以上も探し求め購入できていない商品がいま目の前にある。しかし、この行列に並んでいたら大阪ハーフ受付に間に合わない。
 

「(君が大阪ハーフに参加をすることは誰も知らない。大丈夫だよ)」頭の中で悪魔の声がささやいた。
 

悪魔の声を断ち切り、予定どおり大阪ハーフ選択を決め、くたびれ損でPS5はあきらめた。レース前に無駄に疲れ、精神的ダメージを負っていったい何をしているのだろう。(その5分後に完売)


 「何かが不足しているとき、それはあなたの生活において最も重要なものとなる。」



マラソン大会も中止が続き、ps5も品薄が続き、どちらも欠乏マインド。どちらが大事かではなく、どちらも大事。大阪ハーフも久しぶりに行われた貴重なレース。フィニッシュして、スマホで在庫をチェックし、すぐヨドバシ梅田へと戻ろう。

 

受付会場は、太陽の広場。広大なグラウンドで「密」の心配がなく安心できる場所です。

 

受付では一週間の体調チェックシートの提出と「陰性」の抗原検査キットの提示を求められました。見せるだけでキットは各自持ち帰りでした。

 

腕にイエローの紙テープを巻くように言われました。チェックシートを提出したという証なのか、荷物を受け取る際の証なのか。意味合いがよくわかりませんでした。

 

これは便利!ゼッケンにマスク入れがついています。あとで掃除をするボランティアさんのことを考えると、「マスクを落とさないように」と注意喚起するよりもランナーがマスクを落としにくいシステムを作る方がベスト。
 
このアイデアはほかのマラソン大会でも積極的に導入を検討してもよいと思いました。実際、僕が見たた限りコース上にマスクの落とし物はゼロでした。素晴らしい効果。

 

「(ランナーみんなビニール袋をかぶって防寒対策ばっちりで素晴らしい)」と感心していたら、袋が同封されていました。マラソン大会では当たり前らしいですが、普段はトレイルランニングのレース参加の僕は慣れていません。
 
レースがスタート!制限時間は号砲が鳴ってから2時間以内と厳しい。参加ランナーのほとんどがハーフマラソン1時間55分以内程度のスピードと持久力はあることになります。
 
今年から学生マラソン選手権も行われ、一般のランナーはより後ろになりスタートラインを踏むまでの時間が長くなって、益々厳しくなった印象があります。(この大会に参加するほとんどすべてのランナーはそれ以上の走力があって制限時間など気にしていない様子です)

「登録をし「日本陸連登録の部」でエントリーすると有利な位置に整列できる」と聞いていましたが、基本は申告タイムが参考にされ、陸連登録者でもCブロックの方もいました。

僕はCブロックの最前列にいましたが50秒かかり、DやFだと2〜3分はタイムロスすると予想します。そうすると制限時間1時間57分程度のハーフマラソン大会です。

 

意外と知られていない規則があります。競技志向性の高いレースであることから、コスプレは禁止されています。

また「「日本陸連登録の部」でご参加の場合、イヤホン・ヘッドホン等の機器(携帯電話含む)の所持または使用することは「助力」とみなされ失格となります。」とあります。

ランニング中の音楽にはパフォーマンス向上の効果を示す研究がありますので、「助力」に当たります。

 

笑顔で走っていた“つもり”でしたが、ずいぶんと苦しそうに見えます(笑)


これだけ速いランナーが集まるロードレースに参加したことがなかったので、全体のレベルの高さにびっくりしました。1km4分ペースで走っているのにまわりには女性やはるか年上の方がごろごろいます。僕がのんびりすぎるんじゃないかと何度も錯覚しました。

 

普通のロードレースではあり得ませんし、トレイルのレースだともっとあり得ません。トレイルではスタートからフィニッシュまでほとんど一人ぼっちが多い。ロードレースでは沢山速い人がいます。

 

撮影ありがとうございました!

 

「(ゴールしてps5の在庫をチェックしないとならないんだ。在庫まだあるかな)」
 
【着地目標】1時間29分30秒(平均ペース1km4分15秒)
【結果】1時間29分21秒(平均ペース1km4分13秒)
 
「結果良ければすべて良し」と言いますが、初心者みたいなレースをしてしまいました。

まわりのペースにつられて無駄にペースを上げたり下げたりするとどっと疲れますね。ラン後のダメージも大きい。普段人にアドバイスしていますが、身をもって実感しました。

コーチではなく、逆の立場、僕も選手としてレースに参加をした時に見えなかったものが見えることがあるから学びになります。


2週間前に走ったアップダウンだらけの河内長野シティハーフはゴールしてもう一周走れそうなぐらい余力がありましたが、それよりもキツかった。
 

この日はは2020年1月19日に走った「第29回高槻シティハーフマラソン」の1時間30分19秒よりも1分だけ速く走るつもりでした。
 
ランニングウォッチが「あなたのハーフマラソン予想タイムは1時間31分24秒です」とふざけたことを言うので、この予想タイムは絶対に上回るつもりでいました。

ランニングウォッチの予想どおりになってたまるかと、いや予想以下になってたまるかと。機械の予想を超えてこそ面白い。

目標を定めたレースでは過去の自分より遅くは走らないがランナーとしてのモットー。
 
高槻ハーフのときはフィニッシュ後も余裕があってシューズもナイキのズームフライ3だったで、今回はヴェイパーフライを履いているので同じ努力感でも余裕顔で達成だろう、フィニッシュ後には「楽勝!このぐらいの持久力とスピードであれば60歳まで維持できる」と言うつもりでいましたが、あまり余裕がありませんでした。
 
後半で先週末の北九州3日間のトレイルランイベント運営の疲れが出てきました。甘くないですね。


2280人中377位(全体の上位16.5%)


ハーフ1時間30分はそんなに遅いタイムではないと思いますが…すでに長居スタジアムでは三百人近いランナーが着替えていてびっくりしました。
 
ラン歴23年でハーフは4回しか参加していませんが、初ハーフは2009年の「第19回熊谷さくらマラソン大会」で1時間44分07秒でした。その後10歳以上年齢を重ねていますが、記録は毎回更新し続けているので成長していると言えます。
 

これでトレーニングも完了し、2月に本塁打(上位入賞)を打つ本命トレイルランニングレースに臨む予定でしたが、2大会とも中止…


調整だけして本気レースに参加できない日が続きます。100%中の100%でか走る日はいつになるでしょう。(いや、もうそんな日は来ないのかもしれない)
 
長居スタジアムを背景にブログ用の写真を撮りたかったのですが、会場は大勢のランナーで埋め尽くされ、「フィニッシュしたら速やかに帰宅してください」という雰囲気。
 
フィニッシュしてすぐカバンからスマートフォンを取り出し、PS5在庫をチェックすると…

「本日は完売」

がくっ…残念、無念。PS5に振り回された一日でした。もしPS5を選んでいたらこのブログを書くこともなかったわけだ。

 

翼をさずける。新発売のレッドブルの「伊予柑」味。フィニッシュしたら飲もうと用意していました。エナジードリンクのあの独特のにおいが苦手な方でもこれは飲めます。微発泡のオレンジジュースみたい。

 

参加料は10,000円(税込)とハーフマラソンにしてはかなり高額ですが、上り坂もありますが、全体的にゆるやかな下り坂が多く、記録の出やすい高速コースだと思いました。

 

チャレンジ参加をすることでランナーとして成長できる。大阪ハーフマラソンはそんな大会です。

Never Stop Running.

 

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