こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

 

新しいシューズを購入しました。

 

Salomon(サロモン)のトレイルランニングシューズ「ULTRA GLIDE (ウルトラ グライド) 」。

 

僕は金銭を一切受け取っていませんので、忌憚のないレビューです。本でも商品でも何か提供いただくときには「いいものはいい、残念なところは残念とレビューしますよ」と話しており、それを「忌憚のないご意見をお聞かせください」と言って下さるメーカーさんだけ受け付けています。だから少ないのかも(笑)

 

この記事は以下の人を対象にしています。

・新しいシューズに関心がある

・ULTRA GLIDE (ウルトラ グライド)を購入しようか考えている

・サロモンのシューズレビューが見たい

・ULTRA GLIDE (ウルトラ グライド)が自分に合うのか気になる

 

購入の理由は…カラーリングにひと目ぼれ。
 

トレイルランニングシューズ購入は今年で3足目です。だいたい年平均3、4足。年間100日近く山を走っていること、また職業柄さまざまなシューズをテストのことを考えると少ない。

 

シューズを買うのにAmazonの試着サービス「Prime Try Before You Buy(旧プライムワードローブ)」を利用しました。これが便利!
 
1点から最大6点まで商品の配送が完了した翌日から最長で7日間試着でき、欲しいものだけ購入できるサービス。購入しない商品は送料着払いでコンビニから返品発送できます。気になる商品のサイズ違い、色違いなど、まとめて取り寄せできます。
 
僕のように「シューズをいろいろと試したいけれども気が引ける」「お店に行って店員さんを探したり話したりするのがおっくうで面倒」という人にはぴったりの神サービス。

 

普段Salomon(サロモン)は28.0cmを履いていますが、新しいシューズなので「28.0cmと28.5cm、どちらが合うか。ネットで購入をして失敗はしたくない」結果は、やっぱり28.0cm!試し履きしてよかった。

 

 

トレイルランニングシューズの買い替え目安は?

「シューズのクッション性やグリップが低下してきたな」と感じたら買い替えのサインとしています。僕は20年間以上故障の経験がありませんが、ぼろぼろのシューズを履き続けていないことも理由にあると思います。

 

 

ロード用ランニングシューズでもトレイルランニングシューズでも、2年以内か走行距離が500kmを目安として、見た目の状態に関係なく買い替えるようにしています。(シューズは使わなくとも経年劣化します。シューズの耐久性によってはそれ以下400kmで買い替えることもあります)

 

これはあくまで僕の考えです。個人の考え方があると思いますし、その人の体重、走り方にも大きく影響します。

 

シューズの使用が500kmに達したら、僕に自動でメールが届くにしています。500kmと聞くと短いように思う人がいます、月に1、2回程度山に行くぐらいの人であれば2年です。

 

シューズは外観やアウトソールよりもミッドソールが先に消耗します。それは見た目ではわかりにくいです。(正確にわかったとしたら天才だと思いますし、今ごろ故障も少ないことでしょう)

 

クッションが人間の重い身体をそれだけ長いあいだ耐えることができるとは僕は考えていません。45kgや60kgぐらいまでの人であればより長く使用できるかもしれませんが、僕のように68kg、あるいは70kgを超えた男性の体重を一足のシューズが支えきれるとは思いません。

 

トレイルの場合は平坦なロードの練習にない、凹凸や階段など段差がありますので、ロード用ランニングシューズよりも寿命は短いと考えて自然です。

 

Salomon(サロモン)のシューズは、スピードクロスを初代~第四世代、プロ向けS/LAB(エスラボ)と愛用してきましたが、このタイプははじめて。

 

サロモン史上最大の厚さを誇るソール。最近シューズ選びはクッション性重視で選んでいます。

 

28cmで片足約300g。軽量をうたっていますが、平均的と思います。イベント運営では速く走る必要性がないこと、移動中も履くことを考えて歩きやすいシューズでもあることの方が重要。

 

クッションは押すともちもちとしていて、ナイキのズームフライに似ています。しかし、ミッドソールが柔らかくともアウトソールはトレイルを走るためにしっかり作られているので、走っていてそれほど柔らかくは感じません。

 

トレイルではあまりふかふかとシューズがしすぎるとねん挫のリスクが高まりますので、ちょうどよい感じです。舗装道路を走っても柔らかすぎず、固すぎず。

 

「反発性がある」ということで期待していましたが、それほど反発は感じられません。写真は一回走っただけの状態ですが、ミッドソールには深いしわがくっきり。いったいどのぐらいクッション性が持つでしょうか。使用し始めたばかりなので耐久性は未知数です。

 

通気性も良し。

 

サロモンのシューズは靴ひもを締めるのが簡単!
Salomon(サロモン)のシューズにはすべてクイックレースシステム機能がついています。紐をきゅっと締めるだけ。シューズを脱ぎ着しやすいです。「普通の靴ひもと違ってフィット感が細かく調整できないからあまり好きではない」と話す人もいますが、僕は何の不便も感じませんしシューズに砂や小石が入ったときにさっと脱げますので好きです。好みだと思います。クイックレースは消耗しやすいですが、紐単体でも発売されています。

 

落ち葉道、階段、舗装道、安定して下れました。急斜面はあまり向かないかな。

 

【総評】
初心者から経験者まで履くことができる、癖のない、オーソドックスなシューズと思います。練習から30kmぐらいのミドルレース、ロングレースまで幅広く使えるシューズだと思います。

 

ジョグからペースラン、インターバルまで上り下りさまざまなペースで走ってみましたが、下りを速く走ることができるシューズではないと感じましたが、ペースに緩急をつけずに淡々とマイペースで走りたい人(あるいはレースでも淡々と走る人)に合うシューズだと思います。

ただし、クッション性が高いシューズではついつい負担の少なさからかストライドを大きく伸ばしがちな走りになってしまい、過去にねん挫経験が一度もない僕ですが、木の根や石のある道では何度か足首をぐねりそうになりひやりとしました。これはこのシューズに限ったことではなく、クッション性の高いシューズを好んで履く人には全員に言える注意アドバイスです。

 

 

ULTRA GLIDE(ウルトラ グライド)
・価格:16,500円(税込)
・カラー:メンズ4色 / ウィメンズ3色

 

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