こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

 

新コースのチェック!この日は「総社トレイルラン高滝山(35km, D+2,000m)」が行われている舞台。

 


結論か言えばこのコース、中級以上上級者ランナー向けで登り下りともにハードで、特に下りはかなり難しいコースもありました。


コースチェックしたのは一部でしたが、関西の六甲全山縦走と同じくらいか、ダイトレよりハードな印象を受けました。


↓前回の記事「岡山にはトレイルラン発祥の地がある」

 

電車の場合、「美袋(みなぎ)駅」をスタート。地方あるあるの読みにくい駅名。

 

トイレの場所や衛生環境をチェック。

 

今日は高滝山登山道案内図を辿ります。予定ではすべての登山口から上り下りコースチェックする予定でしたが、気温が高く想定外にハードなコースにバテて、予定の半分で断念。

 

田舎にいけばのどかな風景がそれだけで絶景、心癒されますよ。民家はあれど外に人の姿がほとんどない(もちろん走っている人もいない)いったいこのどこにストレスがあると言うんですか。

 

マイナールートから入山してみました。案内看板やテープはどこにも見当たりません。何か出るんじゃないか、とドキドキします。

 

進むと草ボーボーで道が荒廃していました。この時期はあまり草むらに足をつっこむとマムシもいますので断念。大会があったらきちんと草刈りされ、コースははっきりとしていたのでしょう。

 

戻り別ルートから登ることにしました。駅から人っ子一人会いません。寂しい。鹿やイノシシでもいいから遭いたい。足元は草ぼーぼー、蜘蛛の巣だらけで、気持ちのいい道でなく走りだす気分になれません。

蜘蛛の巣があってもがんがん突き進めるような強いメンタルが欲しい。

 

やっと美しい道に出てハッピー。

 
川渡り。これがツアーであれば僕以外は全員が「面倒だ」と感じてシューズごとバシャバシャ入りそうです。ちょっと増水したら冒険感が増して面白そう。メモ。

 

整備された跡がありました。人が歩くことで道ができる。新型ウィルス感染拡大の影響で入山する人が減ってくれば、人知れず登山道も荒廃していくことでしょう。

 

こ、これはトレイルランニングじゃないぞ。よくあるパターン。沢をがんがんと進みます。


夏場は水辺は蚊が多いので虫よけスプレーの携帯は必須です。


 

この山は野口健さんが訪れたらしい。登山を記念した植樹がありました。
 
やっとのことで高滝山山頂に到着。標高は506メートル。ここまでほとんど登りでした。

 

展望はなし。やっと苦労して山頂に辿り着いてもこういうことはあります。もしトレイルランナーズ大阪のツアー開催なら、山頂は展望がないのでカットだな。「高滝山トレイルラン」と大会の名称にはなってはいますが、大会コースマップでも山頂には立ち寄らずスルーのようです。

 

太郎岩からの展望。お昼休憩に良い。
 
ぬぼーっとした雰囲気のある岩です。

 

ご存知ですか?岡山県には「岡山トレイルラン発祥の地記念碑」なるものがありますが、「トレイルラン神社」まであります。

 

トレイルラン神社からの展望。ここで今日はじめてで最後となった3人の子連れ親子登山客に遭いました。狭いところで休憩されていたので、「少し進んだ先にある展望岩の方が眺めがいいですよ」と教えてあげました。

トレイルラン神社があることのおかげか、親子から「トレイルランをしている人だ」とすぐわかってもらえました。正木山もそうでしたが、誰もトレイルを走っていても違和感を抱きません。

 

登山者やランナーが非常に少なく、上り下りしっかりとトレイルを楽しめ、コースも無数にあるのでいい山ですね。

一日中へとへとになりながらコースチェックしましたが、岡山の人もあまり知らないローカル駅、途中トイレや自販機もなく、ここで参加者が集まるイメージが湧きませんでした。残念ながらボツのコースですね。

 

体力に自信がおありの方はぜひ「総社トレイルラン高滝山」、大会が再開催されたらチャレンジしてみてください。

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