こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
トレイルランニングレースもほとんどが年内は開催中止で大会のない日が続きます。
今日はトレイルランツアーコースの下見の様子をお楽しみください。来年の1月中旬ごろに企画している、新コースの下見に行ってきました。
滋賀県野洲市にある三上山(近江富士)へ。標高432m。その名のとおりミニ富士山のような山容。前々から登ってみたかった山で、コロナ渦で時間ができ念願が叶いました。
大阪から電車で約1時間、JR野洲駅をスタート。駅に着くとまずはコインロッカーの場所と数をチェック。事前情報では12個と聞いていたのですが8個と少なめでした。
スタートとゴールが同じツアーコースなので荷物預け入れしたい人がいるかもしれず、気をつけなければならないなあ。
バス乗り場をチェック。ツアー当日はここで待ち合わせですね。
ICカードが利用できるかチェック。現金のみ。最近は高額紙幣だけで小銭を持ち歩かない人もいますからね。しかし、山ではもし何かあったときのためにカードやスマホ決済だけでなく、ちゃんと現金も持ち歩きたい。
あっという間!野洲駅からバスで10分、希望が丘文化公園に到着。
バカでかい駐車場!これだけのスペースがあれば満車もなく、コロナ渦で希望者は車で集合・現地解散も選べますね。お車の方は守山周辺の温泉に入って帰る楽しみもありそうです。
希望が丘文化公園は、定員200名の少人数ローカルレース「希望ヶ丘トレイルランニングレース(23km、獲得標高1,500m)の舞台となっています。
トイレの場所をチェック。当日はここを待ち合わせ場所にしようかな?
さて、ここからはトレイルランコースの下見です。大会コース通りには辿りません。
けもの道感がすごい。10月になり涼しくなったとはいえ、まだまだスズメバチが怖い。トレイルランニング歴12年以上でもハチは怖いです。海外のレースだとほとんどハチは出ませんからね。日本の山はイノシシにヘビ、ハチ、そしてクマといろいろとリスクがあります。
全部が新しく訪れるコースなのでストレスがハンパない。道が無数にあり、一人だと絶対に道迷いしそうなコースです。
コースが本当に多すぎて、100回来ても走破できなさそうです。滋賀県にこんな広大なトレイルがあったなんて。
急階段。公園とあってよく整備されています。階段があると初心者には大変、僕のツアーコースではなるべく避けてしていますが、このコースは初心者向けではなく初中級者以上向けかなあ。
まるで絵画のような展望台からの風景。
石の砦を発見。
いったいこの先にはどんなコースが?思わずくぐってみたくなります。うん、ここは盛り上がりポイント。ツアーコースに取り入れよう。
遠くに近江冨士(三上山)。とにかく景色が素晴らしすぎてすぐ立ち止まり、なかなか前へと進まない。
下りのほとんどは砂のざら地で難易度は高め。こうした下りは足を滑らせながら下ったりスラロームしたりする上級者テクニックが必要。
あんなに美しく見えた山も、登ってみるとちょーキツい!「(この急階段はツアーコースから外そう…)」すれ違ってきたおじいちゃん、おばあちゃんよく登ったなあ。
山頂からは希望が丘トレイルランニングレースのコースで下山しましたが…これ、初心者向け大会?初心者はゴールまで必死のサバイバル気分になるんじゃないでしょうか。
上りより下りがめちゃめちゃ難しい。下りの苦手意識のない僕でも苦戦しました。大会は23kmのショートレースですが易しいと思って参加をすると痛い目に遭いそうです。初心者は4時間30分以上はかかりそう。
生駒チャレンジ30km完走よりキツめ。50kmあったら比叡山50kmより厳しいでしょう。
山頂からの下りは試走しているかいないかで10分、20分ゴールタイムに差がでそうです。
大会コースマップを見ると、登山者の多いコースはなるべく避け、登山者が登りで利用するコースはランナーは下りで使わないなど、上手く考えられているなと思いました。
練習生メンバーやツアーリピーターさんを中心に少人数で遊びましょうかね。
Never Stop Running.
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